September 22, 2012 Fighters at Lions - Game 131 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




使用している用語についての詳細はこちら → 【 用語集 ( Acronyms, Abbreviations & Jargons ) 】 


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★ Defense - starting pitcher ★

  今日の一久さんの投球については、投球数32・対戦打者数8
  消化したイニングわずかに2/3のみでしたから
  
  その単打3・本塁打1・四球2で奪われた出塁計6個での失点・自責点共に3という
  非常に物足りない成績の原因を分析していくことは非常に難しいのですが

  ひとつ、確かに言えることは

  平均134.6km/h、最高140km/hを計測するに留まった前回登板9/15 マリーンズ戦に引き続き
  今日もその自慢の速球が平均134.7km/h、最高でも138km/hを計測するに留まるなど

  ここ最近の数ゲームの登板において、継続して
  その自慢の速球の球速を中心とした精度が再度低下してきている
ということです。

  今日はその立ち上がり、という初回だけのサンプルしかなく
  もちろんもしイニングを消化し続けていくことができたならば

  身体が暖まってくると共にその速球の球速を中心とした精度も
  どんどんと上昇していったという可能性もじゅうぶんに留保されるのですが

  それでも今日の一久さんが、今日のゲーム初めて投じた速球-それも133km/hに留まる-を
  先頭打者の陽選手にみごとに本塁打にされてから

  もちろんスライダー系など他の球種についても数多く高めに浮くなど
  非常に制球にも苦労していたことも大きな要素としてあったと言えますが

  なんとか早く、その速球の精度を取り戻そうと
  意識的に強く腕を振って投げ込んでいこうという挑戦はひしひしと観て取れるものの

  それでも残念ながら相手打者たちがあまり脅威に思うことなく
  数多くフィールド内に弾き返してきましたから

  その挑戦は今日は失敗に終わったまま降板という結果につながったと評価できます。

  おそらく疲労の蓄積ではないかと推測されますが
  一久さんがこのまま、今後も初回からその最高の精度と制球とを誇る速球を
  数多く大胆にゾーンに投げ込んでいけないのであれば

  西口さんがそうであったように、そして一久さんも一時期そうであったように
  残念ながら先発ローテーション枠を少なくとも1度は飛ばす必要が出てくると言えます。

  もちろん、今シーズンはこの後おそらく1、もしくは2試合の登板を残すだけであり
  またチームとして先発投手の頭数の足りていない中で未だ大型の連戦を残す、

  このシーズン最終盤の、首位争い真っ只中の非常に緊迫のゲーム続きですから
  なかなか1度でも一久さんの先発登板を飛ばすということは非常に勇気の必要なことで

  このあたり、首脳陣が一久さんとじっくりと話し合っていく中で

  思い切って一久さんの先発登板を飛ばし代わりに他の若い投手を大胆に起用するのか、
  それとも一久さんの大ヴェテランとしての経験としそして修正力に懸けるのか、

  今後のその判断に興味深く注目していければと思います。

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★ Offense ★

  

  今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計12度
  その内訳は 4-11(うちフライ併殺1・三振1)で得点圏に残塁3・得点5という成績、

  また今日は10安打に加え2四死球で奪った出塁は計12
  その全12人のランナーの行方は残塁6に加え併殺による二塁併殺1で得点5という結果でした。

  今日は8回に先頭打者として打席に立ち増井投手に対しフルカウントに持ち込み
  みごと10球目を弾き返し単打で出塁を奪うことに成功するなど

  全4打席で計23球を費やさせながら三振1個の一方で
  打点1を稼ぎながら単打2本で計2度の出塁を奪うことに成功したナカジさんや

  死球の打席1を除いた計3打席で計15球を費やさせていきながら
  全4打席のうち単打1・死球1で打点1を稼ぎながら計2度出塁を奪うことに成功したエスティさん、

  そして全4打席で費やさせた球数こそ計10球に留まるものの
  単打3本で打点1を稼ぎながら計3度の出塁を奪うことに成功した浅村さんなどを中心に

  攻撃陣の全打席35度のうち計10度で5球以上を費やさせ
  そこで三振1個の一方で四球1個・単打4本を奪うことに成功するなど

  ファイターズ先発、Wolfe投手に対し
  4 1/3イニングで計63球(1イニング平均14.5球)を費やさせ
  またファイターズ投手陣全体に対しても
  8イニングで128球(1イニング平均16球)を費やさせていくまずまず合格点の成績で

  奪った出塁についても四死球2個をはじめ計12個
  こちらもまずまず素晴らしい成績を残すことに成功、

  今日は残念ながらライオンズ攻撃陣本来の魅力である長打については魅せることに失敗しますが

  8回に2本の単打・四球1および犠打1に加え相手守備陣のミスプレイ1が集中したこともあり
  その1イニングで計2点を奪うことにも成功、

  結果残塁6に加え得点5を奪うという
  ある程度効率的な攻撃を魅せることにも成功しましたから


  今日のライオンズ攻撃陣は全体としてうまく、
  そのしごとをこなすことに成功した
と高く評価できるものでした。

  シーズンのいよいよ最終盤の緊迫のゲーム続きの中で
  今後も昨日のようにもちろんなかなか思うように数多く忍耐強く闘い続けることができず 

  また順調に出塁を積み重ねていきそして得点を積み重ねていくことの難しい、
  そんななかなか思うようにならない攻撃が数多く積み重なっていく可能性が高いと予測できますが

  それでも、今後も基本的には、これまでと何一つ変えずに
  昨日そして今日のような効率的な攻撃に頼り過ぎることなく

  とにかくまずは残塁を恐れずに
  数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら

  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていくことだけに最大限・最優先に集中し続けていき

  その上で1点1点をスコアボードに記録し続けていってほしいと願います。  

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