August 30, 2012 Lions at Fighters - Game 111 | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




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★ Defense - starting pitcher ★

  今日の牧田さんのストライク率は約64.4%を記録、
  あと一歩で2/3というまずまず合格点の素晴らしい成績を残すことに成功しました。

  ただし29度の打者との勝負を観ていくと、うち2ボールまでいったのがのべ12度で
  1ボール以内での勝負は約58.6%と多少物足りない成績を残すと共に

  初球ストライクを取った勝負は16度でまずまず合格点の成績で
  また何より初球から2球続けてボールとなった勝負を2度のみに抑えるなど

  早いカウントではいつも通り安定してストライクを奪っていくことに成功する
  全体として、まずまず安定した制球を誇っていたものの

  それにしては3ボールまでいった勝負はのべ9度(2ボールからの死球1を含む)
  残念ながらかなりかさんでいきましたから

  その後のアウトを奪っていくまでの過程において
  数多く忍耐強く闘われ、また余計なボール球をかさませていき
  ある程度苦しく、緊迫の勝負を数多く強いられていくこととなった
ことがみてとれますが

  それでも四球を1個に抑えていくことには成功、
  なんとか余計な出塁を極力防ぎ続けていくことには成功していきましたから

  今日の牧田さんは全体としてなんとかうまく、
  ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに成功した
と高く評価できます。

  そんな今日の牧田さんの投球の詳細を振り返っていきますと

  今日も最速133km/h、平均128.9km/hと安定して130km/h近辺を計測してくる
  その自慢の速球を全体の約55%と半数を超えてくるほど数多く利用していきながら

  いつも通り投球の軸としてはその速球と、加えてスライダーといった
  まずは2つの勝負球に置きながら

  加えて時折左打者に対して鋭く垂直方向に沈む球種としてシンカーやチェンジアップを織り交ぜ
  3つ目の勝負球再確立に向けての挑戦もあわせて魅せていき

  更にはスライダーより更に速球との球速差のあるカーヴをも全体の15%と数多く利用し
  速球との球速差を活かして非常に効果的に緩急を駆使していく投球を展開、
  
  今日奪ったアウト全21個のうち 犠打1を除いた計20個の内訳を観ていきますと
  外野手の処理したフライアウトを5個にまとめていきながらポップアウト4個、

  そして三振3に加え何よりグラウンドアウト8個
  その8個のうち2個はバント戦術によるものではありましたが

  それでも基本的にはグラウンドアウトを安定して数多く奪っていきながら
  アウトを重ねイニングをどんどんと消化していく
  いつも通りの本格派グラウンドアウト投手の投球を1ゲームを通じて魅せ続けてくれ

  結果7イニングを投げて投球数118(1イニング平均約16.9球)になんとかうまくまとめていくとと共に
  奪われた出塁も四死球2個に加え単打6本で計8個にまずまずうまくまとめていくことに成功、

  もちろんライオンズ野手守備陣の安定した、そして素晴らしいフィールディングの数々

  降板後の1イニング・3アウトを着実に一つひとつ奪っていったランディさんといった
  ライオンズ・リリーフ陣の素晴らしい投球の数々に大きく感謝しながらも

  失点・自責点共に2にまとめ、みごとQSをクリアしてくる
  素晴らしい成績を残すことに成功
しました。

  このように全体としてみればいつも通りうまく先発投手としてのしごとをこなし

  また前回登板8/23 ホークス戦その素晴らしい精度を取り戻した速球
  今日も空振りを5度、うち空振り三振を2度奪うなど

  流石に前回登板ほどの抜群の素晴らしさではないものの
  それでも今シーズンの登板の中では優秀な部類に入る成績を残す
  まずまず優秀な精度を誇っていた
と言え

  今日のゲームの勝敗については、牧田さんの投球に
  その要因を求めていくべきではないことは明確である
といっていいものでしたが

  それでもいつも通り浅いカウントでストライクをまずまず安定して奪っていきながらも
  その後フルカウントに9度も持ち込まれるなど余計なボール球がかさみ、
  苦しい緊迫の勝負がある程度数多くかさんでいったことは多少課題として残ったといってよく

  もちろんまずはその自慢の速球を数多く大胆に、ゾーン内に投げ込み続けていき
  常にまずは投手有利なカウントを構築し続けていくことは変わらずに続けていき
ながらも

  その上で今後この点について、つまり
  如何にしてその投手有利なカウントのままで勝負を終えるか、について
  その球種選択なども含め、また再度基本に戻ってその強みを最大限活かすような
  大胆な割り切りとそして様々な工夫とを凝らしていってほしいと思います。

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★ Offense ★

  今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は昨日に引き続きわずかに計4度のみにとどまり
  その内訳は 0-4 で得点圏に残塁2・得点0という成績、

  また今日は6安打・0四死球で奪った出塁は計6、失策による出塁1を加えた
  その全7人のランナーの行方は残塁4に加え併殺打による二塁封殺1・盗塁死2で得点0という結果でした。

  今日は全4打席で計20球を費やさせながら三振2の一方で単打1で
  計1度の出塁を奪うことに成功した秋山さんにまずまず合格点の働きを観ることができる程度で

  攻撃陣全体の打席全32個のうち計10度と全体の約3割の打席で5球以上を費やさせるに留まりつつ
  そこで単打1のみ四死球0の一方で三振6個を奪われていきながら

  ファイターズ先発、Wolfe投手に対し
  7イニングで計86球(1イニング平均約12.3球)を費やさせるにとどまると共に

  ファイターズ投手陣全体に対しても
  9イニングで計112球(1イニング平均約12.4球)を費やさせるに留まる非常に物足りない成績を残し

  また奪った出塁も四死球0個をはじめ計6個に留まるこちらも物足りない成績、

  またライオンズ攻撃陣本来の魅力である長打についても魅せることに失敗し
  結果残塁4に加え得点0という結果に留まりましたから

  今日は残念ながら全体としてまったくと言っていいほど
  そのしごとをこなすことに失敗した
と評価することのできるライオンズ攻撃陣でした。

  今日はもちろんカッター、4シーム、2シームといった数種類のいずれも素晴らしい精度を誇る速球系
  そして加えて非常にブレーキの効いたカーヴを数多く織り交ぜ緩急を非常に効果的に駆使してくる
  ファイターズ先発、Wolfe投手の素晴らしい投球に対し称賛の拍手を贈るべきゲームではありましたが

  それでも昨日今日とここ2ゲーム、何より奪った四死球0個をはじめとして
  ライオンズ攻撃陣がなかなか満足にうまく、数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し
  その上でひとつひとつ出塁を積み重ねていくことに失敗し続けていることは
  明日以降大きく反省すべき課題だ
と言ってよく

  今後もこれまでと何ら変わることなく、また昨日のような効率的な攻撃に頼り過ぎることなく

  残塁を恐れずにまずは数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
  初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続けていき
  
  出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていくことだけに最大限・最優先に集中し続けていき
  その上で得点をスコアボードに一点一点、記録し続けていってほしいと思います。

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