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★ Defense - starting pitcher ★
今日の牧田さんのストライク率は約65.2%を記録、
ほぼ2/3を記録してくる素晴らしい成績を残すことに成功しました。
29度の打者との勝負を観ていっても、うち2ボールまでいったのがのべ10度、
3ボールまでいった勝負がのべ5度、そして何より四球1個のみに抑え
1ボール以内での勝負も約61.5%とあと一歩で2/3を記録してくる成績、
今日の牧田さんは全体としてうまく、ストライク・ゾーンの中で
大胆に勝負し続けることに成功したと高く評価をすることができます。
そんな今日の、いつも通り変わることなく
大胆にゾーンで勝負し続けた牧田さんの投球でしたが
2ストライク以降の勝負が10度と全体の1/3程度に留まり
また3球以内の勝負が15度と全体の6割に届こうかと数多く観られたように
初球から数多く積極的に、その投球を弾き返してきたマリーンズ攻撃陣に対しながら
結果として5 1/3イニングを投げて投球数92(1イニング平均約17.3球)の球数は
ある程度かなりかさんでいったといってよく
そして奪われた出塁も四死球1個のみながらも単打8に加え二塁打2で計11個も
非常にかさんでいったといってよく
その上で3回に一気に5点という大量点を奪われての
結果5失点も非常に物足りない、大きく反省する成績を残すこととなりました。
優秀なストライク率を残し余計な出塁をわずかに1個のみに抑え
またいつも通り外野手の処理したフライアウトを3個に抑えていきつつ
グラウンドアウトを8個と数多く奪いながらアウトを積み重ねていく
本格派グラウンドアウト投手の投球を継続していきながらも
これだけの大量失点を喫することになった原因として考えられるのは
① その自慢の速球を中心に、その投球の精度が落ちていたこと
② 打者の内角を厳しくえぐる投球がことごとく甘く入るなど
その制球が思うようにならず大きくばらついたこと
この2点が考えられます。
①については、一昨日の岸さん、そして昨日の雄星さんを始めとして
全体的にQVCマリンフィールドのスピードガンが計測してくる球速が抑え目であったことから
牧田さんの今日の、いつもに比べて数km/h落ちる球速をもってしては
なかなか証明することは困難であると言えますが
それでも数多くフィールド内に打球を飛ばされたことをみると
その可能性はある程度考えられると言え
また②については、今日は珍しく初球から2球続けてボールを記録した勝負が5度にのぼり
つまりはなかなか思うようにならない制球がありましたから
そのため内角を厳しくえぐる速球が数多く真ん中~外角へと到達し
数多く連続して痛打を浴びたということはある程度確実だと言えそうです。
今日のゲーム終了時点で18度の先発登板をこなしちょうど2,000球を投げた牧田さん、
今シーズンこれまでもいくつかのゲームにおいて、球数がかさんでくると
疲労によりその投球の精度・制球ともにがくっと落ち、数多くの長打を浴びながら
大量点を奪われるイニングを作るケースが散見されていましたが
今日のように早いイニングで、そこまで球数がかさんでいない中で
数多く安打を浴び、出塁を奪われて大量失点というケースは珍しく
牧田さんが今後、今日の失敗を貴重な糧として、反省材料として
どのように活かし、克服してくるかを非常に楽しみに追い続けていければと思います。
★ Offense ★
今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計10度で
その内訳は 2-8(うち三振2)、犠打1・犠飛1で得点圏に残塁3・得点3という成績、
また今日は9安打・2四球で奪った出塁は11、その全11人のランナーの行方は
残塁7で得点4という結果でした。
今日は全4打席で20球を費やさせながら四球1・単打1で2度出塁を奪うことに成功したエスティさんを中心に
全38打席中計14度の打席において5球以上を費やさせ
そこで三振4の一方で四球2・単打1を奪っていくなど
今日はマリーンズ先発、大谷投手に対し
5イニングで92球(1イニング平均約18.4球)を、
またマリーンズ投手陣全体に対しても
9イニングで153球(1イニング平均17球)を費やさせる素晴らしい成績、
また奪った出塁も四球2個を含め計11個と
ある程度合格点の素晴らしい成績を残しながら
また加えてナカジさんの今シーズン22本目となる二塁打や
そしてOrtizさんの今シーズン第1号となるソロ本塁打といった
ライオンズ攻撃陣本来の魅力といえる長打についても複数魅せることに成功していき
結果残塁7に加え得点4を記録することに成功しましたから
今日は全体としてなんとかうまく
そのしごとをこなすことに成功したと
高く評価することのできるライオンズ攻撃陣でした。
今後もこれまでと何ら変わることなく、効率的な攻撃に頼り過ぎることなく
残塁を恐れずにまずは数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていき
その上で得点をスコアボードに一点一点、記録し続けていってほしいと思います。
![$Peanuts & Crackerjack-FightItOut](https://stat.ameba.jp/user_images/20120331/01/ballgame-lover/fe/13/p/o0390014011885117011.png?caw=800)
![Peanuts & Crackerjack-PA120809](https://stat.ameba.jp/user_images/20120809/23/ballgame-lover/8a/1e/p/o0589181412125830019.png?caw=800)