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★ Defense - starting pitcher ★
今日の岸さんのストライク率は約64.5%を記録、
あと一歩で2/3に届こうかというなんとか合格点の素晴らしい成績を残すことに成功しました。
ただし28度の打者との勝負のうち2ボールまでいったのがのべ13度、
3ボールまでいったのがのべ8度、そして四球2で
1ボール以内での勝負は約53.6%を記録するにとどまったように
チェンジアップやカーヴが時折ゾーンの真ん中～高めへ浮くなど
その投球をなかなか思うように操れずに制球を乱し、ボール球をかさませ
打者有利のカウントで勝負せざるを得ず、ドラゴンズ攻撃陣に忍耐強く闘われていく
手に汗握る、緊迫の場面がある程度数多く観られましたが
なんとか四球2個だけにまとめ、極力余計な出塁を防ぎ続けていきましたから
今日の岸さんは全体としてなんとかうまく
ストライク・ゾーンの中で大胆に勝負し続けることに成功したと高く評価できます。
その今日の岸さんの投球の詳細を見ていきますと
いつも通り投球の軸は岸さん自慢の速球、カーヴ、チェンジアップの3つの勝負球で
それらを右打者・左打者問わず数多くまんべんなく駆使していきながら
加えて今日はスターティング・ラインアップ9人中6人までが右打者のドラゴンズ攻撃陣に対し
その右打者の主に外角へスライダーをいつもより若干多く利用してくる投球を展開、
今日奪ったアウト全21個の内訳を見ていきますと
カーヴやチェンジアップがある程度高めへと浮いてきたこともあり
外野手の処理したフライアウトが7個と若干かさんでいくものの
それでもその他はポップアウト1個、三振4個、そしてグラウンドアウト9個で
グラウンドアウトを数多く奪いながら順調にアウトを重ね、イニングを消化していく
本格派グラウンドアウト投手の投球を1ゲームを通じて魅せ続けてくれ
結果上述のようにある程度ドラゴンズ攻撃陣に忍耐強く闘い続けられたため
7イニングを投げて投球数124（1イニング平均約17.7球）と球数は若干かさみますが
それでも奪われた出塁は四球2個に加え単打4・二塁打1で計7個にうまくまとめ上げることに成功、
もちろん巧さんを始めとしたライオンズ野手陣の素晴らしいフィールディングの数々に大きく感謝しつつも
恐れずにゾーンを攻め続けていったことで失点・自責点共にわずかに1のみに抑え
みごとQSを優にクリアしてくる素晴らしい成績を残すことに成功します。
6月に入り、そろそろ夏の声も聞こえてくるこの時期、
とくにシーズン開幕当初から継続して素晴らしい成績を残し続けてきた先発投手陣ですから
どうしても疲労の蓄積などでシーズン当初のような抜群の制球や投球の精度ではなく
ある程度制球のばらつきが増えてきたり、精度が落ちてきたりして
複数、長打を含む痛打を浴びることももちろんある程度でてくることと思いますが
そんな時には攻撃陣の援護点に、そして野手守備陣のフィールディングに
ある程度“チーム全体の勝利”は任せていきながら
自分はとにかくこれまでと変わらずに、恐れずに自分の持てる投球を信じ続けゾーンを攻め続けていきながら
極力余計な出塁を防いでいき、なんとかうまく最少失点にまとめながらできるだけ長いイニングを消化していくという
先発投手としての最優先の“しごと”を継続して、安定してこなしていってほしいと思いいます。
★ Offense ★
今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計17度にのぼり
その内訳は 5-16（うち本塁打1、三振3）、四球1で得点圏に残塁7、得点7。
また、今日は13安打、4四球で奪った出塁は17にのぼり、その全17人のランナーの行方は
残塁10で得点7という結果でした。
今日は全5打席で25球を費やさせながら三振2の一方で
単打2・二塁打1で3度出塁することに成功した秋山さんを中心に
ドラゴンズ先発岩田投手に対し2 1/3イニングで53球（1イニング平均約22.7球）を費やさせることに成功すると共に
ドラゴンズ投手陣全体に対しても8イニングで134球（1イニング平均約16.8球）を費やさせるまずまず合格点の素晴らしい成績を残すことに成功、
また奪った出塁も四球4個を含め実に計17個を記録する成績を残すことに成功していきながら
加えて秋山さん、剛也さんのそれぞれ1本ずつの二塁打や
4試合連続となる剛也さんの10号3ラン本塁打といった
長打をも数多く魅せていったこともあり
今日も残塁10個、そして奪った得点が7を記録するというある程度効率的な攻撃をも魅せることに成功しましたから
今日は文句なく、全体として非常にうまくその“しごと”をこなすことに成功したと
高く評価できるライオンズ攻撃陣でした。
今後も今日と、そしてこれまでと変わることなく
まずは数多く忍耐強く闘い続ける打席を創り出し続けていきながら
初球から積極的に狙い球を絞って鋭く弾き返していく中で効果的に織り交ぜ続け
出塁をひとつひとつ奪い続け、積み重ね続けていき
その上で得点をスコアボードに一点一点、記録し続けていってほしいと思います。
