★Tips 1 : 今日の一久さんのストライク率は約61.3%、2/3を下回るものでした。
29度の打者との勝負のうち2ボールまでいったのがのべ16度(うち死球1)、
3ボールまでいったのがのべ6度、そして四球2で1ボール以内での勝負が44.8%。
今日は前回登板時とは違い
順調にフライアウト(7個)で、またグラウンドアウト(7個)でイニングを消化していく
まさにベテラン技巧派投手らしい、打ち損じを数多く誘発する
一久さんの特長をじゅうぶんに魅せてくれた素晴らしい投球で
7イニングを投げて自責点2、QSをじゅうぶんにクリアしてくる
素晴らしい成績を残すことに成功しました。
昨日の西口さんの登板レヴューでも触れましたが
西口さんや一久さんといったベテラン技巧派投手が先発するゲームでは
球数が100球越えしてくる終盤、僅差の得点差で
ランナーを得点圏に背負う苦しい局面を迎えたときには
そこまで彼らがどんなに素晴らしい投球を展開していたとしても
早め早めに迷いなく救援陣の力を借りることができるよう
リリーフ陣の整備をしっかりやりくりしていくことが重要ですね。
★Tips 2 : 今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計3度、
その内訳は 0-2(うち三振1)、犠飛1で得点圏に残塁2、得点1。
今日は3安打・1四球で出塁は4、その全4人のランナーの行方は
残塁2、併殺打による二塁封殺1で得点1という結果でした。
今日はホークス先発、摂津投手の素晴らしい投球の前に
ほとんど出塁することも叶わずじまいでした。
今日の敗戦はもちろんじゅうぶんな出塁を奪うことができなかった、
そして思ったように得点を挙げることができなかった攻撃陣の担うべきものですが
これだけ素晴らしい投球をされたのであれば
逆にひきずることなく切り替え、わりきることも可能でしょう。
次のゲーム、どう攻撃陣が出塁を奪っていき得点を奪っていくか。
楽しみに観戦したいと思います。