July 5, 2011 Hawks at Lions | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




$ピーナッツとクラッカージャック-20110705


 ★Tips 1 : 今日の岸さん、ストライク率は約60.8%、2/3を下回る物足りない成績でした。

         23度の打者との勝負のうち2ボールまでいったのがのべ14度、
         3ボールまでいったのがのべ5度、そして四球0で1ボール以内での勝負が39.1%、
         全体として思うようにストライク・ゾーンで勝負できずじまいでした。

         今日は三振を9つ奪ったもののB2-S2からが6個、B3-S2からが3個で

         決して制球・スピン共に素晴らしく打者を圧倒しての三振ではなく
         ある意味ギリギリの勝負での結果でした。

         岸さんの不安定な投球は今後も続く可能性が高いでしょうね。

 ★Tips 2 : 今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いて 2-10、1犠打・2四球で得点圏に残塁5。

         今日は9安打・4四球と出塁は13、野選による一塁出塁1を加えたその14人のランナーの行方は
         10残塁・1併殺打・1本塁刺殺で2得点のみという結果。

         相変わらずライオンズ攻撃陣は得点圏のランナーを本塁に還すことにもがき苦しみ、悩んでいますが
         それは数多く出塁を重ねている証拠であることも事実。

         今日の打点付き安打は2つあり、いずれもシングルで
         クリさんのふらふらっと上がって左翼手松中選手の前へ落ちたフライ・シングルと
         大島さんの二遊間を突破するグラウンドボール・シングル。

         このように、得点を挙げる(=打点を稼ぐ)のは長打でも打たない限り
         ある意味非常に難しく、そしてある意味拍子抜けするくらいとっても簡単なもの。

         得点を挙げなければ、ここでオレがランナーを本塁に還さなければと思えば思うほど
         力が入ってなかなか得点をあげることができないもの。

         これはわかりやすい例えで言えば、
         ランナーを2塁においての打席で相手外野守備陣が極端な前進守備を敷いてきた場合
         打者は打席でどう考え、どうアプローチするかという問題です。

         そこでグラウンドボールのシングルであればまず間違いなくランナーは3塁ストップになりますから
         どうしても打者は、特にチームが得点を挙げることに四苦八苦している場合は
         ライン・ドライヴ系の強い打球を外野に飛ばし
         あわよくば相手外野守備陣の間やアタマを越えての長打を打ってやろうと思いがちですが

         そこで四球を奪ったり、ある意味相手のお望み通りのグラウンドボールシングルを打つことも
         じゅうぶんアリだと柔軟な考えと広い視野を持って冷静に、リラックスして
         打席で投球に対してアプローチしていけるか。

         要するに、出塁し続け“繋ぎ”続ければそのうち得点はついてくるものだし、
         それに対するベストのアプローチも経験の中で肌レベルで掴んでいけるものだということ、

         なかなかあと1本が出なくて、得点を挙げることに四苦八苦していますが
         まずはとにかく数多く出塁していくことがいちばん重要な前提条件なのですから
         疑わず、迷わずにこのアプローチを継続してほしいですね。