今日はライオンズ先発、岸さんが
９回を投げ切って投球数１１０、打者２８人に対し
被安打２、与四死球０、奪三振９で失点・自責点ともに０、
ＱＳをじゅうぶんクリアして余りある
無四球完封というみごとな投球を展開し
そのしごとをきっちりこなしてくれば
６回にはヤスさんがシングルで出塁後
盗塁を魅せ、エラーもあり３塁まで進塁すれば
その後ナカジさんがみごと２ランＨＲを放ち
“期待される”選手たちがそのしごとをこなし
みごと勝利をもぎ取ることに成功しました。
８回の攻撃ではキャリア初登板のルーキー、
ドラゴンズ高島投手の自滅、という要素が
その要因の大部分を占めるものの
ラインアップ下位打者たちが好球必打、
２アウトから２シングルで計３点をたたき出し
みごと“もう１点”を積み重ね大量得点を奪い
打“線”を繋げることに成功しました。
高島投手は今日、マウンドで為す術なく
ただただ失点を重ねるだけのイニングとなりましたが
ドラゴンズ落合監督の、彼の将来を見越した
イニング終了まで続投という判断は
高島投手にとってほんとうに得難い
貴重な経験となったのではないでしょうか。
もちろん、ライオンズ攻撃陣としても
まだあと２イニングを投げる必要のある岸さんまで
その長い“経験の場”におつきあいはできませんから
大量得点を奪った後の最後の岸さんの打席は
ボール球を敢えてスウィングして
打つ気のない空振り三振というとても珍しいものも
今日のゲームでは見ることができました。
ゲーム終盤にはそんな様々な珍しいできごとがあり
結果としてはライオンズが大量得点差で
みごと勝利をもぎ取りましたが
やはり今日の収穫はライオンズが
しごとをするべきひとがそのしごとをこなし
対してドラゴンズは先発山井投手が
６回自責点３としごとをこなしたものの
クリーンアップが打点を稼げずじまいと
そのしごとをこなすことができず
ライオンズにとって久しぶりに計算でき、
期待できる１勝だったということ。
これからもうまくこういった
勝利を期待し計算できるゲームを積み重ねていき
順調に勝利を積み重ねていってほしいですね。
