1. 「顔をつける」のは動作ではなく「結果」
バレエにおいて顔の向きは、意識的に作る「形」や「決まりごと」ではありません。
正しく基礎ができていれば、床下から上がってきたエネルギーが体に伝わり、自然と顔がそちらを向くものです。
2. 形だけの指導が「体のつながり」を壊す
初心者が無理に顔の向きだけを意識すると、体全体のつながりが断たれてしまいます。
悪い例: 首だけをひねる、軍隊の行進のようにルールとして顔を動かす。
弊害: やればやるほど不自然になり、上達を妨げる。
•日本人の多くは、床からのエネルギーを上半身まで通せず、みぞおちで遮断してしまう(みぞおちにフタがある)という課題がある。
3. バレエの基礎は実はシンプル
「形」で覚えようとすると課題が膨大(100個以上)に感じられますが、本質的な基礎は10個程度しかありません。
重要なのは「床を踏んだエネルギーを全身に伝える体」を作ること。
それができれば、顔の付け方をわざわざ教えなくても、自然と正しい表現になります。
結論
「顔をつけようとするな、エネルギーが自然に顔を動かす体を作れ」 というのが、この文章が伝えるバレエの真の基礎です。

