水泳についてのお話です。
スイミングクラブでは、多くのところで、泳力テストを行っていて、テストに合格すれば、次の段階の練習に進みますし、不合格なら、また同じ練習をしてテストを受けます。
カリキュラムがあって、練習内容、課題が決まっているので、ひとつずつ、課題をクリアしないと、次のステップには進めない仕組みです。
でも、私が主に担当している、公共施設等での水泳教室は、事情が違います。
全●回と、回数が決まっていて、最後から２回目で泳力測定をして、最終回にその泳力を評価します。（例えば全８回の教室だと、７回目に泳力測定をするので、練習がしっかりできるのは、実質６回目まで）
カリキュラムはなく、練習内容はすべて、担当講師に任されています。
時間が限られているので、１回目でしっかりと見極めをして、個々が最短距離で結果が出せるプランを立てることが重要です。
レッスン風景は、スイミングクラブと同じように見えるかもしれませんが、一斉練習をしながら、個人レッスンをしているような感じです。
そうやって出た結果がコチラです↓
例をあげると、
*①*
初日 顔つけ（潜るのは嫌い）
↓
７日目 面かぶりクロール５ｍ
*②*
初日 けのび５ｍ
↓
７日目 面かぶりクロール12.5ｍ
*③*
初日 けのびバタ足 ５ｍ
↓
７日目 クロール25ｍ
*④*
初日 面かぶりクロール ５ｍ
↓
７日目 クロール・背泳ぎ共に25ｍ
もちろん、本人の意思、やる気、体力、などが大きく関係するし、基礎の定着という意味では時間が足りないことは否めないけど、不可能ではないということです！
子どもの可能性って、すごいですね！
泳げるようになった子どもたちの『ドヤ顔』が、私にとっては、何よりのご褒美です
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