● 【アンデオール】『お尻の下』を働かせる
正しいバレエで本当の上達を。
京都市のバレエ・ベーシック三井です。
タンデュから５番に戻した時に毎回
お尻の下で裏モモ同士が
ギュッと押し合う瞬間を作りたい、
と書きました。
タンデュでは
２つの要素を
トレーニングしたい。
ひとつ目は
『ピンと張る』という
名前の通り
『伸ばしきること』。
ふたつ目は
アンデオールする、
ということですが
『お尻の下で脚が働くこと』
この『お尻の下で脚が働くこと』は
５番に戻す／入れる時に
トレーニングします。
これこそが昨日の記事の
『５番に戻す時に、
お尻の下で裏モモ同士が
ギュッと押し合う』
ということですが
これをするには
ちょっとしたコツがあるんです。
それは
５番に戻す／入れる時に
小指が床の上を滑ること
これにより
『お尻の下』が働く。
タンデュから戻す時に小指が床の上を滑る
もっと言うと
この『小指が床の上を滑る』
ためには
タンデュから戻す時
ドゥミポアントを通る瞬間に
カカトとアキレス腱を
『足指より前』にしようとする。
左：カカト・アキレス腱が足指より前
右：カカト・アキレス腱が足指より後ろ
昨日の
オンライン・グループレッスン
でのメンバー様のお声。
こちらのメンバー、
この日初めて
タンデュから戻す時の
ドゥミポアントで
『カカト・アキレス腱が足指より前』
ができたんです。
すると
初めて内モモが働くのを感じました！
と感動の声をいただきました
ピルエットが回れた！
とかに比べると
地味〜なことかもしれませんが
この『身体の部位が働くのを感じる』
というのは
０→１になる
大切な瞬間なんです。
この
筋肉の意識の『１』があれば
レッスンの中で
鍛えていくことができるのですが
『０』だと
いつまでも使えないまま、
ですのでね
『０→１』になり
筋肉が目覚めることで
普段のレッスンの
『効果』が変わってくるんです
地味なことかもしれませんが
こうして地道に
使える筋肉＝『部品』を集めて
『複合体』＝テクニック
を作る準備を
着実に進めていくのが
基礎なんです
タンデュ戻す時に
小指が床の上を滑る
速いテンポだと難しいけど
『意識する』だけでも
小指を滑らせたい！と
思うだけでも
効果が違ってくるから
試してみてね
良い一日をお過ごしください
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