パリ・オペラ座マーク先生WS / 2日目 | 藍衣色日記 ~バレエを通して美しく生きる~

藍衣色日記 ~バレエを通して美しく生きる~

ラ・クラシック全国バレエコンクール実行委員会 / Le Studio主宰 / バレエ解剖学に基づいた体の使い方やバレエを通して美しく生きるためのあり方、レッスンメモや観劇、日常。Ai Ballet Academyではパリ・オペラ座バレエ学校教師によるWSを開催。



伊藤藍衣ですむらさき音符


オペラ座マーク先生WS2日目。


今日は8歳から10歳の
プレジュニアコースがスタート。

アナトミー&コンディショニング
バレエテラピー
クラシック

と皆さんよく頑張っていました✨


プレジュニアは
私のアナトミー&コンディショニングが
2回あるので、

今日は大まかな骨を触って確認したり
体の感覚を目覚めさせるワークなどをして
その後のクラスへの準備をしました。


背骨の動きを確認しているところ。




背骨を伸展させて捻る動きは

アチチュードやアラベスクを作るね

と確認しているところ。







体幹の安定には

呼吸とともに四つ這いで

肩関節と股関節をうまくつないで

連動させるのが大切です。



そうしたことをあまり理屈を説明するよりは

動きながら触りながら遊びつつ進めました。



次回は四肢の話もできたらよいなと思います👍



マーク先生のバレエテラピーも

昨日のジュニアⅠに比べると

とてもシンプル。



でも、ちゃんとやろうとすると

ものすごく難しい動きばかりです。








背中の筋肉の使い方を

詳しく教えていただいているところ。


本当に先生は教えることに

一切の出し惜しみのない

素晴らしい指導者です。









超一流の先生のそばで

たくさん学ばせていただいて本当に感謝です。


明日からの指導者コースでは

そうした素晴らしいマーク先生のメソッドを

日本でどう教えていくかについてお話しします。


勘が悪くて劣等生だった私だからこそ

伝えられることがあるなーと

今日のレッスンを見ていてすごく思いました。





先生もいつもおっしゃいますが、

素晴らしいメソッドでも、それが完全な正解というわけではなくて、

100人いれば100通りの指導法があります。



その自分だけの指導法を

何を学んでどう工夫して

目の前の生徒をどう良くできるかが

何よりも大事なことだと思います。



だから、オペラ座メソッドでも

ワガノワメソッドでもRADでも、

なんでも盲目的にそのまま学ぶだけでなく、

目の前の生徒がどんな状態で何を必要と

しているのかを見て、

それに合わせて自分の中に蓄積されたものを駆使して使っていく。



そういう在り方が

日本のバレエ指導者にとって一番大事であり、

バレエ界全体の力になる最大の要因だと思います。



もちろん一つのことを集中して学ぶことも大切です。

その上で、いろいろ応用して組める力も大切ということです。



いわゆる「守破離」というやつです。





マーク先生はまだまだお元気ですが
3年経てばそれは当たり前にお年を召されます。

それは万物に対する
自然の摂理で抗いようのないこと。


だからこそ
この一回一回のレッスンの貴重さを
この二日で改めて認識しました。


受けられる時に受けて!

と声を大にして
皆さんにお伝えしたいです。


25日の14歳以上のシニアは
マーク先生のクラシックと
大岩淑子先生のコンテンポラリーで
まだお席に余裕があります。


どちらもものすごくおすすめですので
ご興味あるかたはぜひ!

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