バリ島の星空ブログ -3ページ目

南の島で宇宙の広大さを感じるひと時


バリ島の星空ブログ

海辺で周囲が寝静まった頃、これからがもう一つの宇宙のお楽しみタイム。それを知らずに多くの観光客は夢の中です。そんな時に一人贅沢にコテージのテラスでドリンクを飲みながらしばしの宇宙旅行に出かけます。


この時は雑誌の取材で来ていたのですが、ビクセンの「スカイポッドVMC110」という自動導入天体望遠鏡をテーブルに置いて超高感度ビデオカメラを取り付けて観測をしています。遥かな方の天体から数万年もの時を経てやっと私の眼に神々しい光となって届いています。


宇宙の時は地球上の時の流れとはあまりにかけ離れて、しばしその時の流れを前身で感じながら”神々の島”にてあまりに短い人生のひと時を過ごしています。

バリ島では見づらい北斗七星


バリ島の星空ブログ


バリ島は南緯8度の南半球です。つまりここではポーラスター(北極星)が見えません。地平線下8度の位置にあります。北極星の高さはその土地の緯度に比例しますので、赤道から南へマイナス8度のバリ島は見えない高さにある。ということです。


誰もがご存知の北斗七星は見れば直ぐに分かります。しかし、指極星の役割を果たしているこの7つの星はバリ島では僅かの時期に地平線からやっと見えるようになります。写真は日本で撮影していますが、実際こんな高くは昇ってきません。


地平線から僅かに昇ったと思うと、地平線すれすれに日周運動をしてまた直ぐに沈んでしまいます。こんな見え方だと北は探せないと思うかもしれませんが、ご心配無用です。その代わりに南十字星があります。これも北斗七星同様に指極星です。


北斗七星はこれからが見ごろになってきます。見る時は北側に海があるような地平線まで見渡せるような場所で見るといいでしょう。バリ島では北部のロビナビーチなどがいいでしょう。夜半過ぎには水平線上に昇ってきます。


1月の南十字星は午後11時~昇ってきます!


バリ島の星空ブログ

南十字星がそろそろ南東の地平線から昇ってきます。上の図は午後11時のバリ島の空です。日付けは本日15日です。


まだ地平高度が低く見るのは大変ですが、時間とともに高くなってきますので夜中にかけて見やすくなってきます。この時期にバリ島へ訪れたならぜひ南十字星を見てください。日本では石垣島~南西部にかろうじて水平線から顔を出すだけで、見えてもブログトップの写真のようには見るのは極めて難しいです。


下の図は真夜中の午前3時です。かなり高くなってきています。午前5時頃には最も高くなる南中高度に達します。しかし、その時間には既に薄明が始まっていますのでかろうじて青空に見えるかどうかでしょう。


この時期はまだ雨季真っ盛りですので、内陸部のウブドあたりでは星空を見るのは数日の短期滞在では厳しいかもしれません。長期滞在の方でもあまり星など見ることは無いかもしれませんが、”地上の宇宙”ばかりでなく、たまには”もう一つの宇宙”に旅疲れた心を癒してください。



バリ島の星空ブログ

バリ島には二つの宇宙がある!


バリ島の星空ブログ

そう感じたのはバリ島に長期滞在中にキンタマーニ高原で天上に輝く銀河の姿を見た時でした。


この世のものとは思えない美しい”星々の大河”がそこにはありました。画像の中心部は「いて座」になりますが、このいて座は日本では地平線から僅かに高くなった地平高度の低い空でしか見ることができません。


いて座の銀河はそのまま「銀河系の中心」でもあります。そのために数え切れない数千億の星々がそこには集中してまるで川のように、雲のように見えるのです。この写真はもちろんバリ島で撮影したもので、日本ではこんな銀河の写真は物理的に撮れません。バリ島などの南半球へ来る必要があります。ただし、光害があっては無理です。


バリ島のもうひとつの宇宙とは、バリの信仰や伝統芸能などのほかには無いこの地だけのものです。バリに長いこと居るといろいろなうわさや情報が入ってきます。その中にはにわかに信じられないこともあります。私自身も不思議な体験を何度か体験しています。それが何によってもたらせれているものかは未だに不明です。


ぜひ、バリ島へ来たらもう一つの宇宙も体感してください。短期滞在で南部のリゾート地にしかいらっしゃらない方々には時間的に難しいかもしれませんが、オーロラを眺めて涙するような感動が得られるかもしれません。

バリ島でのスターウォッチングについて


バリ島の星空ブログ

この画像もウブド中心分で撮影した星空の写真です。


バリ島でスターウォッチングやネイチャーウォッチングをされる場合に注意して欲しいことがあります。注意


基本的にリゾートホテルなどの大きな施設内での星見は特別危険なことはないでしょう。しかし、ホテルの敷地を離れての女性単独では大変危険です。また男性であっても金品などを身に着けた状態や近くに人家が無いような場所では安易に夜間単独で居ることは大変危険です。NG


これは私の体験になりますが、5年ほど前にウブドからパヤンガン方面へ車を運転して車道を真夜中に走っていて突然5人ほどバイクに乗って後ろから追ってきました。そのうちに1台が前を塞いで停止するように合図を出してきました。何かあったのかと思い、停止させると一人がバイクを降りてきていきなりナイフを見せて降りるように言ってきました。直ぐにこの後どうなるか察したので車をバックに入れてバックした直後急発進して前のバイクを除けて逃げました。その後もバイクが延々ペネロカンまで追っかけてきました。結局何事もなく済みました。


もしあの時大人しく停止して車から降りていたら金品を取られて殺されていたかもしれません。バリ島に限らずアジア圏では十分ありうることです。


実は怖い思いをしたのはこれだけではありません。その後にも人家の無い山間部で星の撮影をしていて突然大勢の人々に囲まれて機材を盗まれたことがあります。その時は話をしている間だったのでそれだけで済みました。


最近バリ島で悲しい事件が起こっています。いずれも女性がターゲットになっています。バリ島は確かに極楽リゾートかもしれません。しかし、スターウォッチングのような夜間人気の無いところで行う場合にはそれなりの場所と時間を考える必要があります。良く言われることですが、バンガロー、ロスメンの人に付き添ってもらうというのも安心できません。


これからバリ島でスターウォッチングをしたり、星の写真を撮ったりされる方は以上のことを留意されて安全に楽しんでください。星空

バリ島中部 ウブドの星空


バリ島の星空ブログ

ウブドの中心地での星空です。


空がかなり明るいです。デンパサール方面はライトドーム状になって空を照らしています。南十字星とケンタウルスα、β星が見えています。


ウブドの中心部では頑張ってもこのくらいの星空になってしまいますが、中心部を離れて北のキンタマーニ方面へ移動すればこのライトドームが小さくなってきて漆黒の星空の割合が多くなって素晴らしい星空になってきます。


最近はウブド郊外の静かな山間部や渓谷部に高価なリゾートがいくつも建設されています。何箇所か見にいきましたが、どこも星空を見るには空が見えにくく肝心なところに余計な街灯があったりと残念な限りです。

1月15日 アジア方面で金環日食が見れます! 残念ながらバリでは・・・


バリ島の星空ブログ

1月15日の午前11時頃からインド洋のモルジブ諸島~ミャンマー、中国にかけて非常に長い「金環日食」が見られます。最長11分にも及ぶもので、その間は上の画像のようにリング状に太陽が見れます。当然ですが、中心の黒い円は月です。


画像では周囲が真っ黒になっていますが、実際には空は皆既日食のように暗くはなりません。ただし、僅かに気温も下がり、肌寒い感じで少し空が暗い感じがします。私も過去に2度の金環日食を見ていますが、皆既日食ほどの感動はありませんでした。


上の画像のように見えるのはモルジブ、ミャンマー、中国内陸分までを細い線で結んだ僅かな場所だけです。その上下の周辺部では部分的に欠ける「部分日食」となります。幸い日本でも結構欠けて見えます。



バリ島の星空ブログ

残念ながら、バリ島は全く欠けません。ジャカルタあたりなら僅か数パーセント程度は欠けてくれます。



バリ島の星空ブログ

シンガポールなら上の画像のように数十パーセントは欠けて見れます。私もバリ在住時には良くシンガポールへ所用で行きましたので、現地在住の方は行かれることが多いはずですので、時期が合えば行って見てください。午後3時前後に見ることができます。


ただし、見るためには「太陽観測用グラス」をできるだけ使ってください。そんなものは現地では手に入らないでしょうから・・・そんな時はバリでは良く使われているローソク(キャンドル)の火をガラス板に付けて黒くしたもので見るなど・・・ですが、これは昔に良くやった方法です。しかし、今はそういった方法は医学的に好ましくないとのことで学校などでは使われておりません。


ちょっと無責任な書き方ですが、その場に運良く居合わせた方々はそれぞれの方法を考えてトライされてください。

Amedは星空もいいけど・・・海も素晴らしい!


バリ島の星空ブログ

東海岸のアメッドはダイビングスポットになっていますので、当然ダイバーが多いです。隣のトゥランベンも同様ですが、アメッドのほうが宿泊施設も数多くありますので自分のスタイルにあったところを探すことができます。アメッドは昔と大きく様変わりして東海岸の一大リゾートに変わりつつあります。今も新しいホテルやコテージがあちらこちらに作られてゲスト争奪戦が日々繰り広げられています。


私は元来騒がしいところは嫌いなので、静かに海や星空を眺めてのんびりできるところを探して泊まっています。去年の6月に訪問した際に珍しく日本人女性がやっているコテージを見つけました。



バリ島の星空ブログ

室内のベッドルームから海が一望できる恐ろしいほどの眺めです。驚くのは眺望だけではありません。値段は1泊朝食付きで確か5~60ドルくらいだったと思います。日本では考えられないことです。部屋も綺麗で明るく作られています。お隣から室内が見えないのでプライバシーを守るにも良い環境です。


街灯は必要最小限度にあるので、夜はこのゲストテラスからスターウォッチングができます。デジタル一眼を持っていれば撮影もできます。朝はこのテラスまで朝食を運んでくれます。大変贅沢な眺めを堪能しながら食事をのんびりとることができます。



バリ島の星空ブログ

雨季のスターウォッチングはGood!


バリ島の星空ブログ

この雨季の時期は晴れてもこんな空です。これじゃ~あ星は満足に見れません。

雨季は果物が美味しいので嬉しいですが、空を見ると気持ちが曇り空同様になります。ショック!

しかし、自然は偉大です。雨季の時期は思わぬご褒美があります。それは”夕日”です。たま~に大雨が止んで素晴らしい夕日に出会うことがあります。また夜の星空も突然晴れて素晴らしい星空になることがあります。雨季ならではの星空です。


これは日本でもあることですが、空気中の水蒸気やダストをスコールにより除去されてしまって空がクリアーになることにより星空が良く見えるようになります。もちろんそんな時でも空は暗いに越したことはありません。停電の時は大チャンスです。ニコニコ

冬の星座の王者「オリオン座」


バリ島の星空ブログ

先日もオリオン座のことをお話しましたが、その時に来訪していただいた方がオリオン座が好きだということでしたので今夜星空が綺麗だったので撮影しました。何度みても均整の取れた美しい星座です。一等星が「みなみじゅうじ座」同様に二つも持っている贅沢な星座です。赤い星がベテルギウスです。赤色巨星と呼ばれており太陽の500倍もの大きさあると言われています。もう一つの足元の青白い星はリゲルです。宝石のように美しい星で、まだ若い壮年期の星です。


三ツ星の下に赤い星雲が見えていますが、これが「オリオン大星雲M42」です。地球上から肉眼で見ることができる星雲でも特に素晴らしいものです。これと同じくらいに美しい星雲がバリ島で見ることができます。その星雲のことはまた後日お話します。