高野山の宿坊を振り返る | T☆Mのmenantikannya

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58歳になりました^^

フォルダーの日付を見ると2016年の年末年始

 

この年は高野山の宿坊へ2泊の旅に出た

南海鉄道だったか?

551の豚まんを買って電車に乗り込んだ

高野山のケーブルカーは急斜面で

こんな急斜面を空海たちは徒歩で

切り開いたかと思うと

とてつもない大仕事をなされたと感じる

お世話になる宿坊には

明智家と豊臣家の家紋の高張が...

 

高野山のお寺さんは

どのお寺もそのお寺とゆかりのある

歴代の武家の家紋の高張を構えていた

毎朝6時のお勤めで

禅を組む本堂は

新しい造りだった
 

ここが宿坊の間口

ここでスリッパに履き替える

 

靴を脱ぎ宿坊へ上がる時は

さすがに凛とし緊張をした

こちらは住職や修行僧が過ごす部屋

年始の1月の極寒だというのに

ふすまが開けられ

自然の中で暮らす...そんな意味合いがあるのかな?

とふと思ったりした

これは外壁である

 

高野山には数多くのお寺があり

と言うよりお寺ばかりの山であり

そのほとんどが由緒あるお寺さんだった

この部屋が我々が宿泊する和室

共同トイレは別で

お風呂はお坊さんたちと一緒の共同風呂

贅沢すぎない和室が

宿坊に泊まる気持ちにしてくれた

こんな窓一つ見ても

神聖な気持ちになっていく

 

自然と話す声も小さくなり

邪気と悪事しかない自分の心が

綺麗になっていく錯覚になる

この時は外国人(白人)の客が

半数ほど...

仏教に興味あるんだろうね?

それに女子柔道の日本代表チームが

精神修行の為に泊まっていた

 

宿坊での生活は

朝のお勤めと

朝と夕の食事時間に

部屋に入ればあとは自由だった

 

我々は部屋で過ごすか

高野山に参拝に出かけ

時間を過ごした

食事と布団の支度は

毎度修行僧がやってくれるが

ここは旅館でもホテルでもなく

修行の場なので

愛想やサービスは期待できない

若い修行僧は黙々と膳を並べる

 

食事は毎回精進料理

五法、五味、五色、味付け、色彩バランスを大切にした料理

 

生臭物を使わず肉もない

しかし不思議とその味は

とっても美味しく

味わい深い

肉がなくとも

 

こんなに美味しいもんなんだと

肉や魚のもどき料理も多く

見て楽しませていただいた

 

元旦には

日本酒も出た

これはありがたかったね!

 

ただし調理場から運んでくるために

いつも味噌汁は冷たかったなぁ....

 

それでも不満は全くなく....

昼間は高野山を参拝がてら

高野山のラーメンを!

次の日もラーメンとビールを^^

 

あははっ

 

やはりおいらは下界の生き物♪

 

高野山を後に京都に寄ったがそこでも

どんだけラーメン食ってんだぁ(笑

マニアなんでその土地のラーメンは

食べないとね!

 

下界のエスプレッソは

胃臓六腑にしみたなぁ^^

 

 

 

たまには宿坊に泊まるのも

日本人として大切だと思う