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30年目のバリクバヤン 

「バリクバヤン」とは、フリィピンの言葉で「里帰り」の意味。
1978年にフリィピン人と結婚。今年2月にサラリーマンを卒業。
4月下旬から3週間の里帰りを予定しています。
出会い~結婚~現在までの38年間と里帰りの顛末を綴ります。

従業員数が100名までなら全て把握できるが、100名を超すと

サービスが低下してくる。会社の規模も大きくなるにつれ、

総務・人事部門も増員する必要があると考えた。また私の後任

ということもあり40歳前後の人事系の男性を1名採用してもらった。

私が60歳になった時に、私は5年間の雇用延長にしてもらい、

週4日・1日7時間勤務にしてもらい、後任の彼に全て任せた。

それ以降は、余り口出しせず。もっぱらフォローを心掛けた。

64歳の時に1年後の退職を控え更なる1名の採用を行った。

こうして65歳の時に退職した。

雇用保険を貰いながらのんびりしていたが、6ヶ月を過ぎた頃、

暇を持て余した。長年働くことに慣れているので健康のためにも

働くことが良いと思い職探しを始めたが、65歳の職探しは予想の

とおり厳しいものがあった。3ヵ月後元の会社へ連絡し、茨城県の

牛久にある物流倉庫で軽作業をさせてもらうことになった。

週4日・1日6時間。時給1500円と破格の好待遇である。

そうして早2年半が過ぎ、今では70歳まではと思い、働いている。

 

25日の渡比を前に準備に忙しいのだが、7/16に長兄が

亡くなった。葬儀は7/21(土)・7/22(日)に決まった。

神奈川・藤沢なので1泊2日。ホテルを手配した。

15歳年長の長兄は、昭和29年に父が亡くなって以降、

一家の大黒柱として働き、我々を育ててくれた。

少々頑固な処もあるが私にとっては、尊敬できる兄であった。

3年前に私が65歳で退職した際に挨拶・報告に出向いた時に、

2人だけの席で遺言を託された。

昨日、弔問に訪れた際、義姉と甥っ子にその内容を伝え、兄との

約束を果たせホットしている。

25日からの渡比の間に亡くなることを考えるとこれで良かったのかも

知れないと思う。

荷物を自宅から宅急便で送り、マニラ空港で受け取るというサービスの

手配もしていたが、若干の変更をした。

来週の今頃は空の上である。

 

7/25からの渡比に備えて妻は準備を始めた。

昨日は、1日中持っていく服のアイロン掛け。

そしてジップロックの袋に入れる。

途中で足りなくなり、私に家の前のスーパーへ行き

4袋買って来てと依頼があった。

私はまだ準備する気にならない。今度の土・日に

準備しよう。

成田へ送る宅配便手配くらいは、今日調べよう。

基本私は現地で着る服だけ用意するのみである。

簡単だ。

47歳になった時に、人事施策で「早期退職制度」が実施され、

退職金の割増しや支援を受け転職を決意した。

転職に際しての私の拘りは、今までの経験を活かし「総務・人事系

の仕事」の一点である。

3/31付けで退職し、4/1から転職活動を開始した。

毎日、退職した元の会社へ出勤し、求人情報を見て応募する。

何社か応募して面接を受けた中で、浅草にある某中堅企業に

内定を貰った。年商30億・人員70名位の会社で総務・人事部門は

経理専門の課長が兼務で担当していた。

私は、此処なら私の経験が大いに活かせると思い積極的に

発言した。

慎重な会社の方針で、面接を4回行い、8月末から出社することに

なった。約束の日に出社すると、前日に社長のご母堂(元監査役)が

亡くなり、翌日社葬を行うということで社内は混乱していた。

私は、過去に社葬の経験があり、社員関連の葬儀にも30回以上は

出ているので、その経験を活かすべく裏方の仕事を行った。

ポイントは、お香典の管理と参列者名簿の整理である。

その後、自社ビル管理・入居テナント管理・就業規則整備・評価制度・

賃金・格付けなどの諸事項。採用・定着活動などに忙しく取り組んだ。

5年間は完全に一人で行い、53歳の時に1名増員を申し出て認められた。

続く

7/25の渡比が近づいたので先週の土曜日に告知のfecebookページ

が開設され各人が都合を言い合っていて面白い。

その中で一人の甥っ子(妻の妹の子供)23歳がfacebookで妻に友達

申請をして来た。妻は会ったことは無いが妹の子ならと気持ちよく認めた。

その日の午後に感謝のメッセージが送られて来た。

翌日の昼過ぎに2通目のメッセージが来た。

去年の6月に大学を卒業し、11月から某不動産屋に勤務しているらしい。

ここまでなら仕事頑張ってねで済む話だが、文末で良い投資案件が

あるからどうかとお誘いがあった。投資する気は無い(お金が無し)ので

どうしようかと妻から相談があった。ハッキリ断りなさいという私の意見だが、

妻は断るのが苦手なので相談し、facebookとメッセンジャーをブロックした。

渡比したら義妹に注意したいと思う。