今回も、株式投資セミナーの長田淳司氏のレポートを紹介しよう。
前回は、個人投資家と機関投資家(プロ)の違いについて述べた。
「株式投資において、サラリーマン投資家がプロ投資家に勝つには、個人のメリットを生かすこと」
今回は、個人投資家ならではのメリットを生かし、
どうやって強大な機関投資家と勝負していくか、を考える。
では、出発!!
===== 長田氏のレポート ==============
株式投資には、投資家の数だけ型がある。
また投資家も複数の投資手法を使いこなしていることが多い。
ここでは投資手法の1つとして、成長銘柄に対する長期投資を語る。
この手法は、私が試行錯誤の末に私がたどり着いたものである。
「成長銘柄への長期投資」は、成長が見込めると思われる中小型銘柄を
ピックアップし、株価が安いうちに、もしくは安くなったタイミングで
時間を分散しながら買い増していく手法である。
前回お話しした個人投資家のメリットのうち
①投資期間が自由に設定できる
②中小型株にも自由に投資できる
というメリットを活かした投資法だ。
この投資法のメリットは、短期投資のようにせわしく売買する必要がないこと、
そして上手くいけば2倍、3倍の利益を手にすることができることにある。
しっかりと分析し一旦購入すれば、それほどの時間を取られない。
四半期に1度の決算資料で成長路線に変化がないことを確認しさえすれば、
安心して保有しておけばいい。
成長株への投資は、小型株(小さい会社)が中心になる。
それらは大きい会社より成長が早いし、動きがダイナミックだ。
また、小さい会社は内需系のニッチな需要を掘り起こすところから始まる。
内需株は、世界情勢や為替の影響は直接受けにくいし、相場の流れで多少下がっても
業績や将来の見通しさえ間違えがなければ株価は戻る。
もちろん、小さいだけに企業として未熟な部分もあり、
市況の変化への対応失敗や新規事業の頓挫等を経験することもあるが、
それを補って余りある魅力―すなわち株価が2倍、3倍と成長していく
可能性―が中小型株投資にはある。
せっかく株をやるのだから、大きな獲物を捕ってみたい。
利益そのものもうれしいが、そういう銘柄を探し当てるということ自体が
自分の性分に合っているようだ。
言うならば、まだ名の出ていない高校球児をスカウトして、
その選手がプロで活躍してくれたようなものか。
短期投資が得意な人もいるが、それがやれる前提条件として
株式市場が開いている時間に取引できる状況にあることが必要だ。
そうでないとまともに勝負できない。
急に上がったから利益確定するなど、柔軟に対応できる必要があるのだ。
加えて、めまぐるしく変化する相場環境の中で瞬時の判断を次々下していく
能力も求められる。
日中本業で相場を見ることができない勤め人にとっては、制約の大きい投資手法であろう。
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次回は、どうやって具体的に銘柄をピックアップしていくか、
セミナーで使用する資料の一部を紹介しよう。
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