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昨日、ホテルの内見の帰りに高速道路を走っていたら
友人から電話があった。
同乗者と話していたので、後でかけ直そうと思っていたら
すぐにまた、かけてきた。
電話に出ると、僕の名前を呼び、しばらく無言。
「どうしたの？」
「じゅんけん（僕の下の名前）、大関が亡くなった。。」
「えっ？マジで？なんで？」
「俺も今、先輩から電話があって知ったんだ。ネットに出てるけど
病気だったみたい」
「そっか。。」
亡くなったのは、秋田県議会議員 大関衛氏。
電話をしてきたのは、これも政治家で〇〇って奴。
僕らは大学の同級生で、僕と〇〇は同じクラス、
大関くんは〇〇と「雄弁部」の同期だ。
３人とも「将来は政治家になろうぜ」なんて話で熱くなり、
朝までよく飲んだ。
彼らの縁で「雄弁部」の人たちとは仲良くさせてもらった。
雄弁部って普通の人には馴染みがないと思うが、
政治や世の中に興味がある人が集まっているサークルだ。
僕は運動しかしてこなかったから、政治の話を熱く語る彼らは新鮮だった。
バブル期にそんなことに興味がある連中だから変わった人も多い。
大関って奴は、その中でも特に尖がっていた。
学生時代から地元秋田の衆議院議員、御法川英文氏の秘書をやっていて
スーツで学校に来ていて、名刺まで持っていた。
学生なのに政治家気取りで生意気で、飲むと議論になったから
僕らは仲がいいのか悪いのか分からない。
ただ、お互いに一目置いている、そんな感じだったと思う。
そんな僕らだったが、大学４年になると進路を決めないといけない。
そうなると皆、急に現実的になる。
将来の夢を語っているうちは好き放題言えるが、就職となると
政治の道にいきなり進むのは難しいのだ。
多くの者が普通に民間企業に就職する中で、彼は御法川氏の地元秘書になった。
そうそう、そこには以前ブログにも書いた堀本崇もいて、彼は松下政経塾に進んだ。
その後、大関は初志貫徹で秋田県議会議員、さらには自民党秋田県連の幹事長になった。
社会人になってからはつき合いはなかったが、古川を通して話は聞いていた。
頑張っている彼から勇気をもらったし、刺激になった。
お互いに少しは丸くなったようだから、そのうちに飲もめたらいいな、って思っていたのに。。
そんな矢先に今回の訃報。
はあ～。。
まだ若いのに。
衆議院を目指していたから無念だろうな。
田舎の選挙の調整は難しくて苦労していたみたいだし。
インフルエンザから体調を崩し、急変したようだ。
人生、何があるか分からない。
今と精一杯楽しむ。
そういうことなんだろうな。
大関、ありがとう！！
ご冥福をお祈りいたします。
残席２名！！
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