長時間労働は、悪いことなのか!? | ラブホ社長のバリ島海外不動産投資入門・成長株・暗号通貨の実践会!

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ホテル18軒、中学受験塾、おもちゃのECビジネスで成功し、貸ビル3棟、太陽光7箇所所有。海外も楽しそう!とインドネシア・バリ島で不動産投資、ヴィラ・別荘の建築・運営。
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先日、久しぶりに20年来のつき合いがある社長(投資家)の会社に行った。

 

社長が上機嫌だったからか、事業を息子に引き継いで暇だったからか、

 

いつになく長居してしまった。

 


18時30分になり、社長室を出たところ、社内は真っ暗。

 

「あれっ、社長の会社、こんなに早かったですっけ?」

 

「いや、最近、いろいろとウルサイだろ。残業させないようにしたんだ」

 


この会社は以前まで、20時くらいまでは普通に仕事をしていて、

 

それから僕らは飲みに行っていた。

 


「ワタミの女性社員の過労死」からブラック企業という言葉が使われだし、

 

「電通の新入社員の過労死」を機に、長時間勤務や過剰な残業に対する

 

風当たりが強くなった。

 

そうした社会の風潮からか、多くの会社が労働環境に対して過敏になっている。

 

 

それについて、僕は疑問を感じている。

 

規制に縛られすぎていないか。

 

弱者を守ることに偏りすぎていないか。

 

そんことで世界で戦えるのか。

 

 

亡くなられた方、ご遺族は、お気の毒だと思うし、

 

そこまで追い詰める環境には問題があっただろう。

 

しかし、若い時に長時間労働をすることで得られることもあるし、

 

そのお陰で身につくこともある。

 

 

僕が新卒で入社した会社は、あの野村證券。

 

昔からキツいことで有名な会社で覚悟して入社したが、

 

聞きしに勝るキツさだった。

 


新入社員の出社時間は、6時40分。

 

5~10分おきに2年目、3年目、、、課長、支店長が出社してきて、

 

7時30分から営業会議である。

 


会議の後に、新聞の読み合わせというのがあり、その日の日経新聞を読んきているか

 

チェックされる。

 

慣れない日経新聞を読むのは大変で、最低でも1時間はかかる。

 

となると、朝は5時に起きることになる。

 

 

僕が入社した当時は超過残業は厳しくなっていたから、

 

夜は19時30分には退社していたが、連日飲みに連れて行かれ、

 

寮に帰るのは0時頃だ。

 

 

そこで寝られるわけじゃない。

 

野村證券には、手紙3通のノルマというのがあって、

 

毎日3通の手紙を書くのだ。

 

その手紙というのがクセモノで、和紙の巻紙に筆(筆ペン)で書かなくてはいけない。

 

1字でも間違えたら書き直しだし、内容も翌日チェックされる。

 

となると、どんなに頑張っても1時間はかかる。

 

 

さらに、証券外務員、ファイナンシャルプランナー、簿記などの試験を受けるため

 

その勉強もしなくてはならなかった。

 

 

ノルマと言えば、毎週金曜日の合コンというのもあった。

 

合コンのセッティングというのは新人の役目で、営業中に女性に声をかけて

 

ストックを増やした。

 

知り合いがいる東京ならばラクなのだが、僕の場合は九州の長崎支店。

 

全寮制ということもあって、最初の配属は原則として縁のない場所になるのだ。

 

その中での毎週のセッティングは、大変だった。

 

 

土日に手紙を書き貯めたり、勉強したりもできるが、

 

20代前半といえば遊びたい盛りで、土日は彼女とも遊ぶし、

 

お客さんとのつき合いで野球、バーベキュー、釣り、麻雀などもあり、

 

どうやって生活をしていたのか不思議なくらいだ。

 

 

野村證券時代の話をするとキリがないからこのくらいにするが、

 

機会があったら書きたい。

 

 

起業してからも、朝7時には会社に行き、22時くらいまで通常の仕事をしてから、

 

夜中に契約書を作ったり、広告を考えたり、夜中にチラシをまいたり、

 

という感じだった。

 

僕がなんとかやって来れたのは、体力があったからだろうし、

 

高校や大学の運動部で理不尽さに慣れていたからでもある。

 

 

さて、長時間労働のメリットだが、一番は付加価値が高い仕事を

 

やる時間が作れることだと思う。

 

仕事は、なんだかんだ言っても、一定の単純作業がある。

 

特に若いうちは単純作業が多い。

 

 

定時というのは、他の会社やお客さんとも接触が許される時間で

 

その時間に仕事を終えると、「考える」という付加価値が高い仕事ができなくなる。

 

また、単純作業に思えることでも、量をこなすことで見えることもある。

 

 

賢い人は短時間でもこなせるのかもしれないが、

 

僕の場合は、ある程度厳しい環境でやらさせる中で身についた。

 

 

そういう意味では、ムチャクチャ辛かったけど、

 

野村證券という会社には感謝しているし、愛着もある。

 

「仕事ってこんなものかな」っていう基準は、あの時の経験が大きい。

 

 

あの仕組みに全員が馴染むわけではないから、すべてを肯定することはできないが、

 

全否定することでもないと思う。

 

若い時に、一生懸命は働くことは大切なことだし、それを否定してはいけない。

 

限界まで働くことで身につくこともある。

 

 

日々刺激があり、自分の成長が分かり、新しい世界を見るワクワク感は

 

限界を超えていく中でより得られるのではないか。

 

その中で達成する楽しさも自信もある。

 

 

強制的な環境で過労死する人を出してはいけないが、

 

頑張ることを否定してもいけない。

 

人には個性があるのだから、画一的な仕組みに落とし込むのは難しい。

 

 

モチベーションがある中での長時間労働なら苦にならないだろう。

 

なんでも規制をするのではなく、自分でコントロールできる仕組み、

 

働き方を選べる仕組み、などは考えられないだろうか。

 

 

海外を見渡すと、高所得者のエリートはおしなべて長時間労働者だ。

 

日本だけが規制に縛っては、世界で戦えない。

 

「24時間戦えますか」も「モーレツ社員」も僕は嫌いじゃない。

 

そのおかげで、今の日本があるのだから。

 

 

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