役所の裏切り「決済直前での差押え追加!?」 | ラブホ社長のバリ島海外不動産投資入門・成長株・暗号通貨の実践会!

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ホテル18軒、中学受験塾、おもちゃのECビジネスで成功し、貸ビル3棟、太陽光7箇所所有。海外も楽しそう!とインドネシア・バリ島で不動産投資、ヴィラ・別荘の建築・運営。
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今日、某所ホテルの決済をした。

 

今回の売買は、所有者である会社が破綻していたので、

 

不良債権を処理したい債権者(金融機関)との折衝となった。

 


そもそもこの物件は、所有者が経営できなくなり、

 

金融機関に対しての期限の利益を失った状態で、弊社がホテルの経営を引き継ぎ、

 

第三債務者として結構な金額を支払ってきた。

 

 

「そんな案件だと、さぞかし安いだろう」と思う人もいるだろうが

 

そうは問屋が卸さない。

 

最近のホテル価格は高騰しているし、相手もプロである。

 

当然競争原理が働くなかでの交渉となるわけで、それなりの価格に落ち着く。

 


交渉の中で問題になったのが、滞納している固定資産税だ。

 

滞納額は、約850万円。

 

金融機関が「手残り◯◯億円」という条件を出してきた以上、

 

その他の経費は全てこちらの支払いとなる。

 


購入を決める以上、滞納額850万円はこちらが支払うことになる。

 

仕方がない。

 

この条件を飲むことにした。

 

交渉というのは、お互いに「仕方ないか」というラインで折り合うものなのだ。

 

 

売買価格が決まれば、話はトントン拍子に進む。

 

決済日をセッティングし、債権者の一人である横浜市役所に伝える。

 

役所の差し押さえを解除しないといけないからだ。

 

 

差し押さえを解除してもらうには、固定資産税の本税の他に延滞金も支払わねばならない。

 

延滞金は日割り計算のため、決済日がハッキリしないと延滞金額が出ないし、

 

決済の現場に役所の担当者に来てもらい、延滞金の支払いと同時に差し押さえを解除させるわけだ。

 

 

さて、着々と決済の準備が進む中で、司法書士から電話があった。

 

「登記簿を取ろうとしたんですが、登記中でそれが完了するまで取れないんですよ」

 

 

このタイミングで登記??

 

誰だぁ?

 

この期に及んで、所有者がゴチャゴチャやるとは思えないし、

 

他に何かやる輩でもいるのか?

 

まさか、、役所?

 

でも、役所が紳士協定を破るとも思えないし。

 

 

その「まさか」だった。

 

横浜市は、こちらの決済日を知り、大急ぎで追加分の差し押さえを打ってきたのだ。

 

甘かった。

 

ギリギリというのもどうかと思い、多少の余裕をみてという親切心がアダとなった。

 

 

追加の差し押さえ金額は、286万円とさらなる延滞金。

 

支払期限が数日しか過ぎていない平成28年度の4期分まで入れてきた。

 

滞納金850万円が、1145万円になったのだ。

 

 

マジかよ、こいつら。

 

こんな手を使うか?

 


税金を滞納したのは弊社ではない。

 

仮に、競売にしていたら役所は1円も取れなかった滞納税だ。

 

お互いに合意して話を進めていたのに、、ここに来ての差押さえ追加。

 

さすがに、一瞬萎えた。

 

 

でも、まあ、今さら文句を言っても始まらない。

 

よい勉強になった。

 

役所には決済の直前に知らせればよかったのだ。


でも、こんな案件はそうそうないんだけど。。

 

しかし、、毎日、なにか起きるんだよな。。

 

 

 

 

 

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