トラブルの話「日本人が契約書でダマされた!?」 | ラブホ社長のバリ島海外不動産投資入門・成長株・暗号通貨の実践会!

ラブホ社長のバリ島海外不動産投資入門・成長株・暗号通貨の実践会!

ホテル18軒、中学受験塾、おもちゃのECビジネスで成功し、貸ビル3棟、太陽光7箇所所有。海外も楽しそう!とインドネシア・バリ島で不動産投資、ヴィラ・別荘の建築・運営。
バリ島の海外不動産投資・株式投資・収益不動産情報・ラブホテル売買情報・起業副業。

先日、ある日本人からヴィラの売却を依頼された。

 

好立地の良い物件だから、早期に皆さんに紹介したいのだが、

 

いつになるか分からない。

 

トラブルを抱え、解決に難航しているからだ。

 


物件の写真があるので、具体的に報告できればいいのだが、

 

当事者がこのブログを見ないとも限らない。

 

なので、イメージ写真でご勘弁を。。

 

 

このヴィラは、複数のヴィラの集合体。

 

ある日本人(Aさん、とする)がバリ人の地主から広い土地をリースホールドで契約し、

 

分筆して複数の人に売却した。

 

購入者(B、C、D・・・)はそれぞれにヴィラを建て、利回りの収益物件として

 

旅行者向けにデイリーレンタルをしている。

 


バリ人の地主 → 日本人Aさん → 日本人B

 

                                           →     〃   C

 

                                           →   〃   D、E、F・・・・


ここまでは普通の話なのだが、問題なのはAさんと購入者が交わした契約書だ。

 


契約書を読むと

 

・売却する時は、事前に貸主Aさんの承諾を得なくてはならない

 

・この契約は、日本の法律を優先する

 

・賃借人が建てた建物もAさんから賃貸している

 

・建物を傷付けてはならない

 

・固定資産税の支払いを3回滞納すると、この契約を無効。支払った金員は没収

 

などが記載されている。

 

一方的でムチャクチャな内容だ。

 

 

ちょっと読めば分かりそうなもんだが、Bさんは、知人の紹介でもあるAさんを信用していたし、

 

遠慮もあったことから、ほとんど確認しなかった。

 

 

普通なら、買主が僕らプロに依頼し、僕らがノタリスと相談して

 

まともな契約をするのだが、本件では売主のAさんが日本語の契約書を作り、

 

BさんはAさんと直接契約した。

 

 

その後、Bさんは友人からの助言もあり、

 

Aさんに頼んでインドネシア語の契約書も作った。

 

 

しばらくして、Bさんはこの物件を売りに出し、買主を見つけた。

 

しかし、買主がヨーロッパ人であることを理由に、Aさんに断れれる。

 

 

Aさんが言うには、バリ島ではオーバーコントラ(また貸し)は認められておらず、

 

違法なので日本人以外だと問題になる、とのこと。

 

(実際は全く問題ない。違法でも何でもない)

 

 

Bさんは、Aさんの言葉を信用し、日本人のお客を見つけようした。

 

そこで、日本人が経営しているS社に依頼するが、満足いく動きをしてくれず

 

僕ら(弊社)に依頼してきたというわけだ。

 

 

僕らとしては、まずまともな契約書を作り直すことからスタートだ。

 

買主に不利なこのままの契約書では、とても紹介などできないし、

 

新たな被害者を出すことになる。

 

不動産売買では、次の買主は元の契約を引き継ぐことになるからだ。

 

 

明日、売主Aさんの奥様と、この件でお会いすることになった。

 

なんとか解決してあげられればいいのだが。

 

 

 

 

クリックいただけると嬉しいです。

 

 

↓↓↓


にほんブログ村 海外生活ブログ バリ島情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ