こんばんは。

 

・前回までの進捗

 

前回前々回と戦車兵の制作をしてきたのですが、そろそろ区切りを付けて車体改造に着手したいと思います!

 

フィギュア改造について調べてみるとまだまだやれることはたくさんあるみたいなんですけどね…w

まあそれは置いといて。

 

さて、車体改造と言ってもやることはたくさんあるわけですが、この38(t)シリーズの第一回目にこんなことを書きました。

今のところのこだわりたいポイントを挙げます。

・時期は1941年10〜11月頃バルバロッサ作戦中

・所属は第7装甲師団第25装甲連隊

・水性塗料を用いた即席の冬季迷彩

・車長以外の戦車兵も車外から出す

と、こんな感じです。

どこまで設定を厳守するかは分かりませんが、1/48なのでうまく誤魔化しつつ(笑)できる範囲でやっていきます。

最後のフィギュア関連は一応クリアですかねw

 

一番最初の時期設定に関しては、使える戦車兵フィギュアの服が通常の黒いウールの戦車服しかなかったため、流石に10~11月頃にはトレンチコート等を着ないと寒すぎるだろうと思いましてw

9~10月あたりの冬が到来する直前を想定しています。

 

実際、1941年は冬将軍の訪れが早かったようで、ドイツ軍は冬用装備の調達に苦労したそうですし、そのくらいの時期が丁度良いかと思いました。

 

では、ここから本題。第7装甲師団の車載装備についてです。

 

・1941年以降の第7装甲師団の記章

 

・1940年以前の第7装甲師団の記章

引用:第7装甲師団 - Wikipedia

 

そもそも師団とはなんぞや(こんなブログを読んでる方でそんな人はいないかもしれませんがw)ということですが…

 

簡単に言うと、ある程度自立して動ける部隊のまとまりのことで、例えば装甲師団は、戦車で構成された部隊や随伴歩兵の部隊、車両の整備や橋を造るための工兵部隊などいろんな兵科が混合しています。

そのため、その師団内だけで完結している状態で進軍できるわけですね。

 

そうすると、それぞれが独立しているから師団ごとに特徴がでてきますよね。

 

それが顕著に表れているのが、38(t)の車載装備なのです。

師団ごとに雑具箱の形状や発煙弾発射機やジェリカンラックなど異なる装備が見られます。

 

そのため、写真に写る車両の師団マークを見ずとも所属する師団を判別することができ、これは他戦車には中々ない面白い特徴だと思います。

 

そもそも、ここまで師団ごとで厳密に管理されているのはさすがドイツと言ったところでしょうかw

 

なぜ装備が統一されなかったのか理由はわかりませんが、多分38(t)がもともとチェコ製ということもあり、III号IV号のように厳密なマニュアルがなかったのだと思います。それで38(t)を運用した各師団が独自に発注するに至ったのだろうと勝手に推測していますw

 

また、第7装甲師団の詳細については、ネットの文献のほうが詳しく書かれていると思うので、いろいろ探してみてください!

 

ドイツ軍(国防軍、SS問わず)の情報っていろんな人が研究?してネット上に残しているのでとても面白いですよ。

 

では、ここからは第7装甲師団の装備について見ていきます。

 

・38(t)軽戦車B型 第7装甲師団所属

 

・雑具箱にはバルケンクロイツと「Y」の師団マーク

引用:Panzerkampfwagen 38(t) - PANZER TRACTS

まずは右フェンダーから。

ここには、前からジャッキ台、予備履帯、小さい雑具箱、グローサーボックス、ジャッキなどが並んでいます。

 

また、雑具箱とグローサーボックス以外の配置は、時期や中隊によって違いがあるようで、布や粗朶と呼ばれる細い枝を束状にした資材をフェンダー後部に乗せている車輌もあります。

 

・1941年 38(t)軽戦車 第7装甲師団所属 

 

・バルケンクロイツの隣に師団マーク

引用:Panzerkampfwagen 38(t) - PANZER TRACTS

左フェンダーもかなり他師団とは異なる特徴が見られます。

 

まず前から、大きな雑具箱、何かの箱や布(これらを乗せていない車輌あり)、バールやシャベル、トンカチ等の工具、その上に丸太や角材があります。

これは粗朶束と同様、超壕用や沼地用だと考えられます。

 

また、写真の車輌は車体後部のエンジンデッキの上にジェリカンやシート類を載せていますね。ですが、38(t)戦車のエンジンデッキは上方向に翼のように(まさにデロリアンのガルウィングドアのように)開くので、アフリカ軍団の戦車のようにたくさんの荷物はあまり載せなかったようです。

 

 と、このようにさまざまなバリエーションがある第7装甲師団の装備品ですが、大小の雑具箱とグローサーボックスに関しては統一されているので、写真を元に作っていきたいと思います。

 

 ではここから制作に…と思ったんですがw

前置きで書きたいことが多すぎて本編並みのボリュームになってしまったので、ここで一旦区切りますw

 

もはやプラモブログになっていませんがご了承ください…

なるべく早く次の記事も書きたいと思います…!

 

では今回はこの辺で〜

 

また次回…