冬のタイラバ 全層サーチ~追伸 | 水産のブログ

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大阪発、タイラバ・ジギングのブログです。
ほぼテキストオンリーで写真も無く
長文ばかりのウザイブログです。

昨夜

 

長く付き合ってきた

釣りメディアの友人が

転職の挨拶に来阪してくれまして。。

 

聞けば

大きな夢を持って

今までのキャリアや人脈を生かしての

素晴らしいチャレンジで。

 

大いに激励しながら

ほんのちょっと羨ましくもあり

 

北浜の大衆酒場からの

やまねこで良い盃を重ねました。

 

彼の未来に

幸多かれと心から祈った

晩秋の一夜

 

 

皆さま

お元気ですか?

 

前話の「全層サーチ」に

意外な程のお問い合わせなど

頂きました。

 

書いた本人は

結構前から同じことを

書き散らかしていたので

 

「またか?!」

ご批判頂く覚悟で書いたのですが

(;^_^A

 

ちと

続編なんぞを書いてみます。

 

 

うずまき「ワタシのシーズン別巻きサーチ」

 

盛期:底から10mほど

中間期:底から3m~5m

シブシブ:水深の半分以上=全層サーチ

超激シブ:巻きません

 

 

まあ、大雑把に云うと

そんな感じです。

 

「マッチザベイト」なタイラバが

ワタシの切り口ですので

 

その時のタイのベイトの動き幅の想定が

「巻き巻き深度」の違いになります。

 

盛期=ハイシーズンでは

タイそのものの活性も高く

喰うベイトも良く動く!

と想定してテンポよく

「タッチアンドゴー」で追うタイを

イメージした巻き巻きですし

 

中間期=ハイシーズンの前後では

そもそもタイの主食であるはずの

「底生ベイト」を意識して

底ネチや「ステイ&ゴー」で

効率良くカブラを意識させる

巻き巻き

 

それでも

一向にアタリすら無くなると。。。

 

底から中層までの

広~いレンジを

巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き

「全層サーチ」ビックリマーク

 

さらに

真冬~早春のオフシーズンでは

中層で極小ベイト=上下動しない

と考えて

巻き巻きせずに

船の流しに合わせて

太いライン・軽量シンカー・極小カブラを

ラインを出しながら

「漂わせる」

 

 

うずまき「全層サーチでのベイトイメージ」

 

一応

底にも食べ慣れたベイトは居る!

でも

底潮の水温が低下し

そいつらの活性が悪くなり

タイが喰い難い。。

 

一方

暖かい中層や上層の潮には

極小ベイトが固まり

 

底の栄養価の高いベイトに

未練を残しながら

喰い難さの余り

栄養価は低いものの

ベイトが群れて捕食しやすい

中層でバイト左差し

 

そんな海中をイメージして

着底から中層、

下手をすると

リーダースレスレまで

巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き。。。。

 

 

うずまき「できればやりたくない全層サーチ」

 

要するに

ベイトも絞り込めず

タイのバイトパターンも不明なので

ワタシのタイラバスタイルでは

最も「アカン」パターンなんです。

ドクロ

 

特に

コレを一日中やり続けられる

集中力を持ち合わせてないので

 

「等速巻き」が

いつのまにか

スピードアップしていたり

最後の「ひと巻き」=切り返しの瞬間という

タイラバで最も美味しいバイトチャンスが

雑になったり。。

 

釣りの「リズム」が悪くなりがち

 

同じ理由で

ワタシはディープのドテラタイラバが

苦手でして

 

ワタシにとっては

タッチアンドゴーからのテンポの良い

巻き巻きが

この釣りのシンプルさであり

最大の魅力と思っているので

 

正しく

「苦行」になる訳です。

 

 

うずまき「それでもやるのか?!全層サーチ」

 

仕方なく

やります。

 

特に

タイサビキや加太の高仕掛けで

釣れるのに

タイラバ巻き巻きにはアタリも無い!

そんな時が

これから段々増えてくるので。

 

パターンは2通り

 

片潮で底ベイトか

中層で固まる極小ベイトの

両方を意識した

ひたすらスローで我慢の

全層サーチと

 

潮替わりで中層で群れる極小ベイトが

右往左往する一瞬に

早巻きでの全層サーチ。

 

「マッチザベイト」を考えるに

これ以外

合理性は無い

ワタシは思っています。

 

浅はかな「机上の空論」で

底はスローからの

加速早巻きなんぞも

散々やってきましたが

 

意識してやるだけの

効果効率では無く。。

ガックリ

単なる「スケベ心」で

終わったを懺悔として

告白してきます。σ(゚∀゚ ;

 

 

うずまき「最後に」

 

以上

長すぎる「追伸」になりました。

 

今更云うのも

切ないのですが

 

コレはあくまでワタシが主戦場としている

大阪湾~紀淡方面や

備讃瀬戸といった

内海域で船を立てて巻き巻きする

タイラバに限ったコトです。

 

「タイラバに普遍性無し!」

 

もうイヤになるくらい書いてきました。

 

最近流行りの外海域でのヘビーなタイラバや

ディープのドテラ流しには

全く見当はずれなので

言い訳しときます。

(;^_^A

 

そもそも

ベイトが違うので。

 

 

それでも

最近フト思うのが

ディープのドテラ流しの巨ダイ狙いの

タイラバですが。。

 

越前海域伝統の

船からのフカセマダイ釣りを模した

 

フロロライン

ヨリモドシのみ

極小カブラを潮に乗せて

全層を超スローにフォールさせていくベル

 

そんな「全層サーチ」なタイラバって

あるのではないでしょうか!?

 

300gのタングステンで

ムリから底を取って

艱難辛苦の巻き巻きに比べ

 

よっぽどライトでリニアで

タイラバ本来の「釣趣」に

合っている気がします。

 

また

なかなかタイラバが普及しない

関東海域で

天秤仕掛けで特定のタナに

巻きまくるオキアミのせいで

牧場化したポイントでも

この「タイラバフカセ」って有効かも!?

 

 

こんな切り口こそ

「新しいタイラバ」ではないか。。。

 

 

まあ

晩秋の夜長の世迷いゴトなので

ご笑読くださいませ

m(__)m