B級タックル列伝「夏の釣りで空調服」 | 水産のブログ

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大阪発、タイラバ・ジギングのブログです。
ほぼテキストオンリーで写真も無く
長文ばかりのウザイブログです。

「空調服=電動ファン付きジャケット」

 

カテゴリー:釣りウェア

メーカー:多数

市価:15,000円前後

 

 

昨年の悪夢再びか!?

大型の台風が西日本直撃コースで

接近中。

 

大型で中心の東側では

ありえないほどの大雨に警戒が必要なようで。。

皆さま、くれぐれもご用心くださいませビックリマーク

 

釣りで良く伺う地域が特に危なそうですが

我が家も高齢の母親を抱えておりますので

早めに避難所の確認や

持ち出しの災害用リュックのチェックをしました。

 

 

さて

今宵は久々のシリーズブログです。

 

今シーズンから導入し

余りにも快適だったので

ご紹介します。

 

 

ご存知の方はご存知で

知らない方には「一体何よ??

という代物でして。。

 

近年の「灼熱」と云っても過言ではない

日本の夏。

 

特に

真夏日・無風の中での日中の釣りは

何らかの対策をしないと

大袈裟ではなく

生命に関わるドクロ

 

そんな時期の「救世主」なヤツが

「空調服」なんです。

 

 

オバケ「空調服」とは?

 

そもそもは

真夏に空調設備がない

倉庫や工場での作業用に開発された

プロユースの特殊な衣料だったようです。

 

要するに

ペラペラのジャケットやベストの腰部分に

大きなホール(穴)が開いていて

ソコにポータブルバッテリーで作動する

ファン(プロペラキット)を装着し

それを回転させて

ジャケットやベストの内部に送風する手裏剣

 

そんな仕掛けのウェアです。

 

 

ペンギン「効能」

 

高温多湿がますます酷くなる

日本の夏。

 

最近では衣料の素材が発達して

速乾で通気性の良いモノが

安価であるのですが。。

 

それでも耐え切れない

シチュエーションも珍しくありませんアセアセ

 

要は風があれば

速乾性・通気性の素材も活かされるのですが

海上ですら

全く「無風」で気温38度なんてコトも

ままあります。

 

そんな過酷な状況で

この「空調服」ベル

 

おもちゃのような「ファン」ですが

これが回って

ジャケットの中で

扇風機の風が送り込まれたようになり

首の前後から風が抜けていく雪の結晶

 

このおかげで

少なくとも上半身に熱がこもるコト無く

特に肝心の首筋が風で冷やされ

体感温度がビックリするほど下がります。

 

 

うお座「釣りでのインプレッション」

 

実は昨年の記録的な猛暑に懲りて

通販で購入したのですが

品薄で納品に時間がかかって

結局使わずじまい。(;^ω^)

 

今年の「夏シリーズ」から使い始めました。

 

ワタシが購入したのが「ベスト」タイプ。

 

ジャケットでは腕部分が送風で膨れ上がって

釣りでは邪魔になるのと

万が一、フックとかが生地に刺さると

効果半減になってしまうので。

 

取説によると

中風程度の設定で8時間持つ

とのコト。

 

初戦のマザーシップは8時出船なので

出船時から眩暈がしそうなほどの

酷暑なんですが

ポイントまではキャビン内の冷房で凌げるので

ポイント到着後に着込みました。

 

 

あ~快感!ラブ

 

 

以降、納竿の夕刻まで

汗ばむコトも僅かで

実に快適に釣りに集中できましたキラキラ

 

コレはもう想定以上アップ

 

以降の高松連チャンでも

氷嚢を首に当てることもなく

タオルで汗をぬぐうコトも極まれ合格

 

通販で購入し

品物が到着した際は

余りの「ちゃっちい」ブツに後悔したのですが

今では完全に「麻〇系」で。

ラブラブ!

 

もうコイツ無しでは

夏の釣りはあり得ませんウインク

 

 

乙女のトキメキ「裏技」

 

現場でのプロユースの口コミで知った

「裏技」です。

 

この方々は空調服の下に

コンプレッション系の

長袖のシャツを着るらしいのですが。。

 

流石に閉鎖された空間での

過酷な作業では

ファンの送風だけでは耐え切れず

チーン

 

そこで編み出された

「冷感スプレー」ビックリマーク

 

市販のシャツなんかに噴射する

ハッカ系のスプレーを

空調服の下に着ているシャツに

噴射すると

空調服の送風と相まって

効果倍増アップ

 

ワタシもやってみましたが

今風に云うと

 

「ヤバい」くらいに効きますラブラブ

爆  笑

 

 

そんなこんなで。。

 

最近の乗合船では

たまに見かけるようになった

「空調服」。

 

過酷な猛暑でのムリな釣行は

避けるのが賢明なのですが

今の時期、お盆の時期にまとまった休みを

取れることが多いホリデーアングラーの方も

多いはず。

 

熱中症対策の究極の

釣りタックルかもしれません。