5年前のAKB劇場と秋葉原の状況を振り返る
またまた久々の更新となってしまいました
本日五周年になるんですね
今回はちょっと振り返ってみようかなと
このブログの総集編的な内容になるかも知れませんが、「初期ど新規ファン」の行動がどういったものだったのか?を体験していただけるかと思います
以前書きましたが、自分が初めて劇場に足を運んだのが2006年1月になります
劇場が出来て丁度一ヵ月後
確かゲーム「メタルギア3 サブシスタンス」の発売直後辺り
このゲームの主人公スネークが軍服を着て敬礼しているでかい看板が、劇場向かいのビルにドーンとそびえていたのが何故か強烈に記憶に残っています
この後メタルギアシリーズのゲームは何作も発売されています
そう考えるとやはり5年という歳月は長い
だがこのとき、時間的なタイミングと
「無名のアイドル集団に1000円出すのは馬鹿馬鹿しい」
といった浅はかな考えがあったので公演は見ておりません
数ヵ月後、A2公演を見て
「あの時ケチらずにA1を見ておけば良かった・・・・・」
と後悔するなんて想像も出来なかった時代です
今でこそ一般大衆化したAKBを「サブカルチャーや秋葉原アンダーグラウンド文化の一環」として語る人などほぼ皆無となりました
だが当時はまさにそういう事に関心のある人か、生粋のアイドルマニアしか劇場には来ていなかったはずです
自分も「秋元康」というキーワードがなかったらまず興味なんて示さなかった
劇場に到着すると、その日二回目の開演一時間前くらいだったにも関わらず、インフォメーションの前には「当日券販売中」と書かれた大きなボードが
「あと一時間も待たされるんじゃいいわ」
そして
「全然人気ねぇじゃん。やはりもう秋元さんの時代じゃないんだなぁ」
と、思ったものでした
だが数ヵ月後
この時の印象のまま朝10時過ぎに劇場へ行くと、すでに当日チケットが全て売り切れているというとんでもない事態に遭遇
「えっ! ちょっと目を離した隙にAKBってこんなに盛り上がっちゃってたの!?」
埼玉から秋葉への電車賃をまるまる損することになるのです(笑)
結局初めての劇場公演体験はそれから後、朝7時に家を出て、名物「劇場ならび」を経験し、やっとA2「会いたかった」公演からになります
再び2006年一月に戻ります
インフォを過ぎ、奥のロビーへ行くと、今のロッカーのところにはオシャレなお土産売り場が
だが売られているものには全て「AKB48」のロゴ等が印刷されている
当時の自分には到底購買意欲をそそられる代物ではありません
だが数ヵ月後、これらを買うことになるとは・・・・・・(笑)
当時のロビー中央に目を向けるとテーブルや椅子があり、ちょっとしたカフェテラスの様になっていました
そして、そこをむさ苦しい男達(笑)が占拠していた
後々これらの人たちが「古参」と言われることになります
当時の秋葉原はまさにメイドカフェが一大ムーブメントとなっていた時代
AKBが秋葉を拠点として産声を上げたのも、これの成功があったからこそという部分が大きいと思われます
初期劇場の様々なシステムもその影響を大いに受けており、劇場バイトのお姉さん達(カフェっこ)がある意味メイドさんの様なことも担っていました
そして、今のグッズ売り場のところでは彼女たちがつくるアイスやオムライスが販売されており(以前から何度も書いてますがオムライスは明らかにレンジでチンするだけのもの)、上記のむさ苦しい男達がそれを買ってロビーのカフェテラス等で食べていました
時期的に2006年一月初旬はまだ麻里子や大堀さんがカフェっこだった時代
もしかしたらこの時、彼女達が売店にいたのかもしれないと思うと
「あ~、ケチらずにアイスくらい買っておけば良かった」
と後悔したものです
あ~、なんか長くなってきました
急ですがこの時期の話はきりがないので、ここいらで終わりにしときます
ただ本当に長くも早い数年間でした
2006年に劇場並びで会話した高校生の男の子は、うまく進学していたら来年3月に大学を卒業して社会人になる年齢です
当時受験で忙しかったらしく、すぐに見かけなくなりましたが、彼は今こんなになったAKBを見て
「俺も若かったなぁ」
とか言ってるのだろうか?
オジサンはま~だファンやってるよぉ(笑)
4年半待ってやっとAKBがスーパーアリーナに来たというのに・・・・
握手会参加はかなり久々なので、すぐ隣の近所に始発で行くという発想はしてませんでした
朝方に情報を見たらとんでもない状態になっている様でして・・・・・
「いつかAKBが地元のスーパーアリーナに来る時代が来ます様に」
そう思い、4年半待ち続けたのに出鼻をくじかれました(笑)
休日は四時半に起き、始発に乗って劇場並びをしていた時代の必死さを忘れていました
もう完全におっさんですね(笑)
でも近所なので、これから様子だけでも見に行ってみるつもりではあります
今更ですが、もうAKBは完全に手のかからない子供に成長してしまったんだなぁ・・・・
とても嬉しい事だけど、やっぱり寂しさを感じてしまうのが本音というところです
一回劇場公演を見てさえもらえば、その魅力は一般の人にも伝わるという確信はあったので、地味な人気で長続きするとは思っていましたが・・・・・
いやぁ、ここまでブレイクするとは完全に予想不可能でした
ビギナー新品発売初日に210円かよっ(笑)!!
どーも皆様お久しぶりです
何か一回書くタイミングを失うとサボってしまってダメですね
ところで先ほど、仕事帰りにリサイクルショップに寄ったのですが、何とレジのところに大量の「ビギナー」CDが!!
予想通り全て劇場盤でした(笑)
握手券目的の人が大量買いして、早速CDだけ売っ払ってしまったのでしょう
にしても未開封の新品が発売日にもう「210円」て!(笑)
いや、確かに秋葉原界隈では既に2006年の時点で、AKBのCD発売日にはこの様な価格暴落現象は日常茶飯事でしたが・・・・・
こういう波も埼玉の田舎まで来てしまったかぁ・・・・・という感じですね
基本的に暫く握手会は行ってないので、最近はDVD付きしか買わないのですが、全曲入ってるしやはり価格に負けて一枚買ってしまいました
にしてもこんな田舎でも発売日にCD未開封品が210円で買える時代になったとは・・・・
もし自分が中高生だったら大喜びしていましたね(笑)
AKB昔話番外編「AKB劇場から生まれて消えた幻のアイドルグループ」②完結編
前記事「AKB昔話番外編前編①」→http://ameblo.jp/baku48/entry-10656858678.html
~前回からの続き
このグループ、事実上AKB周辺の流れの中から生まれてきたものではありますが、
実は所属事務所等AKBとは全くの無関係だった様です
どうやら劇場カフェっこ数名がいきなり見知らぬ事務所に引き抜かれるカタチで結成されてしまった!!
現在で例えると、研究生数名が突然脱退
直後に地下アイドル事務所に所属し新グループを結成
勝手に「元AKB研究生」を売りに活動を始めてしまった様な感じでしょうか
でもカフェっことしてはそれなりにファンが付いていた方々でしたので、一応話題にはなりました
(あくまで劇場通いしていたファンの間だけでしたが・・・・・・)
ライブ自体は秋葉にあるライブハウスで2回くらいやったんじゃなかったかなぁ
劇場公演終わりに外へ出ると、UDX前で「A☆JEWELS」のメンバーがAKBのお客相手に自分達のチケットを手売りしていたりしました
確かそのチケットにも高額のモノと低額のモノがあったり・・・・
高額チケットを買うとメンバー直筆の手紙が手渡しでもらえる特典があった気がします
ライブではAKBのコピー等をやっていたはずです
ただ内容は付け焼刃で酷かったらしく、AKBの足元にも全く及ばなかった様子・・・・・
しかしそんな活動にも徐々に暗雲が立ち込め始めました
一部メンバーと所属事務所が揉めているらしいことが、メンバーのブログから明からになってしまったのです!
このことが原因でメンバーが仕事をすっぽかしたり等が発生
しまいには骨肉の争いを始め(笑)、その経過が公式ブログで暴露されたりという、とんでもない状況へ
結局すぐに数名が脱退
その後、中学生の新メンバーを入れたりしていたのですがいつの間にか空中分解してしまった様です
そういえばこのグループが結成されたのは時期的に丁度チームBが出来た辺り
「AKBメンバーになれなかったカフェっことしての焦りとかがあったのかなぁ」
という気もします
ちなみに元チームBで現SDN選抜メンバーの「きゅるるん」がカフェっこに入ったのは、もう少しだけ後になると思います
もし少々時期がずれていて、彼女が「A☆JEWELS」に誘われていたらと思うとちょっとゾッとしたりもしますね
当時、自分は地下アイドルの生態はよく知らなかったのですが、
このグループの結成から空中分解までの経緯をリアルタイムでみているうちに、なんとなく理解出来た様な気がしました
「やはりこういう怪しい誘いには安易に乗るべきものでは無い」
卒業やセレクション落ちした元AKBメンバーには現在地下アイドルとして活動している方もいらっしゃいますが、こういう実態を見てしまうと、
「本当にそれでいいのか?」
と正直思ってしまったり・・・・・・複雑です
そういう意味では初期メンバーがAKB結成当初
「事務所を疑ってかかっていた」
というのも頷ける気がします(笑)
確かに「秋元康」氏が関わっているという事実以外、初期AKBはあまりにも怪しい事だらけに思えますよね(笑)