最近、Unityを勉強したら面白そうだなあと思い、
育児の合間にポチポチやってます(`・ω・´)
ということで、今回の記事は、Unityについて軽くだけ。
Unityとは
Unityとは、Unity Technologies(アメリカ企業)が開発・提供するゲームエンジンです。
ゲームエンジンとは、ゲーム中の様々な処理・機能(ex:ゲームキャラクターの動きに合わせて影をつける、キャラクターと障害物が当たったかどうかを判定するetc)を提供してくれるもの。
無数にあるゲームエンジンの中でも、Unityは、モバイルやPC、家庭用ゲーム機、VR/AR/MR機器などの、色々なプラットフォームに対応していて、活用の幅はかなり広いと言えます。
Unityなどゲームエンジンを利用することで、
ゲーム開発者は、多くのゲーム開発で共通して必要となる機能や処理を、ゲーム毎にわざわざイチから作ることなく、各ゲームの独自の部分の制作に注力できるようになる利点があります。
そしてUnityは事実上、世界一のゲームエンジンといえます。
例えば、モバイルゲームの上位 1000 のうち、Unity で作成されたゲームの割合は70%にのぼります(公式HPより)。
また、日本のRPGの代表作の1つともいえるドラクエでも、リメイク版の一部でUnityがベースに使われているとも言われています。
Unityには4つのライセンス区分がありますが、個人で利用する分には、
一番下のライセンス(Personal、年収10万ドル未満の制約あり)で十分だと思います。
Unityのゲーム以外の活用事例
Unityはゲームエンジン以外でも活用されています。
有名なのが、医療、建築、製造分野。
VR・ARを用いて、手術や建築デザイン、製造する商品のシミュレーションを行う動きが増えていますが、その土台となる技術にUnityが使われることが多いようです。
また、メタバースの一部プラットフォーム(※)において、「ワールド」と呼ばれるメタバース空間を作るときにも、Unityが必要になります。
※世界のメタバース大手のVRChatや、日本発のCluster(メタバースの渋谷ハロウィンを実現したことでも有名)など。
今使っている参考図書の紹介
ここで、Unity初心者の私が使っている、Unityの参考図書を1冊紹介します。
私はゲーム開発というより、メタバースでのワールド制作に興味を持ってUnityを始めたクチです。
が、Unityの参考図書は、見事にゲーム開発に関するものばかり。(ゲームエンジンなので当たり前w)
ということで、私はまずは以下の入門書を使っています。
Unityで3つの簡単なゲームを作成しながら、よくある開発手法の基礎や、開発の流れを体験できるような構成の本です。
頑張れば1日1ゲーム作成、3~4日くらいで終わる内容ですが、
私は育児の合間にちょこちょこやってるので、2週間くらいかかってます(;^ω^)
本書は、とりあえず手を動かして、Unityでのゲーム開発の雰囲気や、
開発の考え方・基礎をざっくり学ぶのに適しているという印象です。
ただ、あくまでもUnity開発の雰囲気を体験するような入門書なので、
体系的な学びや、本格的な技術・開発手法を学ぶのは中級レベル以上の別の本が良いと思います。
初心者にとっては、手順がとても丁寧に解説されていてありがたい内容のはず。
特に、プログラミング図書あるあるの、
「次に、XXXする」とサラッと書かれているけど、
「そもそも、XXXって何?」や、
「XXXするやり方が分からんから本を読んでるのに、なんで書いてくれないの?」
といったことがなく、ストレスなく開発を進められるのが良いです。
ただ、プログラミングの基礎(変数やif条件分岐など)を知らない人、
プログラミングを全くしたことがない人にはやや難しいかも。。
(本書内に解説はありますが、一度解説した後は、分かっている前提で進んでいきます)
ちなみに、Unity開発にはC#も必須です。
ただ、C#の知識が無くても、プログラミングの経験(オブジェクト指向言語だとなお良い)があればそんなに苦労はしないはず。
私はC#未経験ですが、Javaの経験が少しあったため、今のところサクサク進められています。
Unityをちょっとだけやってみた感想
私はまだ、初歩の初歩しかUnityに触っていませんが、けっこうおもしろいです(`・ω・´)
Unityがゲーム開発でよくある処理・機能を提供してくれているので、
少しプログラミングするだけで、初心者なのに、それっぽく動くゲームが作れるのが楽しい。
やっぱり「動いた!」という感動を味わえるのが、プログラミングの醍醐味だなあと。
引き続き育児の息抜きとして、ポチポチやっていけたらなあと思います。
今回は以上!