デビュー
どうも。
フィリピン人に間違われた。
お前の顔は、中国でも日本でもない。
違うか?
Mojo Jets初の公式戦があった。
しかも、遠征。
今回は学生の大会ではなく、それぞれの町から誰でも参加できる大会だった。
モジョのコーチを任され、Mojo Jetsで参加することにした。
今回はスポーツ局から、交通費や宿泊費が出た。
予算的にコーチも入れて8人が限界と言われ、怠け者を1人削れと言われた。
「怠け者はいない。これがベストだ。」
押し切って9人で行けることに。
学校を休ませる許可を貰う必要があったので、メンバー表を作ってお願いした。
4人の生徒が同じクラスだった。
G9~G12がある内、G9とG10しかチームにいない。
彼らはまだ体力が無い。それじゃ勝てない。
同じクラスの生徒を削って高学年を入れろと言われた。
「毎日練習している。彼らはG12にも負けない。」
ここも押し切って全員の許可が出た。
勝つことを条件に…。
そしてなんとか、会場である町に選手を連れて行った。
しかし、大会は一週間あるということ以外、詳しいプログラムは全く決まっていなかった。
試合は明日?明後日?
選手も、モジョのスポーツ局の人もみんなが聞いてきた。
おれに聞くな。
結局、3日目の午後に試合があった。
勝手な行動をしたりウキウキな生徒に何度も怒った。
試合当日も昼まで怒っていた。
会場の町に着いてからは、チームとして行動しろ!時間を守れ!
こればっかり言っていた。
いよいよ試合。
16時半開始ということだったが、時間通り始まっている種目が無かったから半信半疑だった。
それでも、早めの行動をして、16時20分にはある程度アップも済んでいた。
試合前日に、以前の審判講習会で出会った人との繋がりで、試合会場のコートで練習をさせてもらった。そこで、相手チームも隣で練習していた。
明らかにうちよりも大きくて強いチームだった。
前日の段階で、うちの連中はビビりまくり。
相手は勝ちを確信していたようだった。
相手は15分程過ぎた頃に、ようやくチラホラ集まりだした感じだった。
余裕だからアップ無しでやるのかと思っていた。
そして、結果20-0
開始時刻を過ぎても結局メンバーが集まっていなかったので、棄権とみなされ不戦勝。
大逆転勝利。
この結果に納得のいかない相手チームは、文句を言いまくっていた。
審判付きで遊びのゲームをやらせてもらえることになったが、相手のコーチにコートは貸さない。帰れと言われた。
スポーツ局の人も大喜びだった。
おめでとう。と声も掛けられたが、そんなこともあって全然喜べなかった。
悔しくて仕方なかった。
毎日練習してきたこと。何度も怒ったこと。何度もスポーツ局に行ってようやく来たこと。
今までの色んな積み重ねを、想いをぶつけようと張り切っていたのに。
今回の大会、バスケットは5チームくらい集まると聞いていた。
でも、実際に来てみたら3チーム。と思ったら、結局は来なくて2チーム。
その片方が遅刻で決着。
1試合もせずに大会が終わった。
ありえない。
確かに、勝ちは勝ちだ。
しっかりと時間通りに準備を進めて、チームとして行動した結果だ。
今回何度も言い聞かせた言葉による勝利だ。
それでも、悔しい。
はじめの一歩 ③
どうも。
砂ぼこりすごいです。
でも、シャワーはご無沙汰。
本番の朝。
会場の確認や教育局との最終的な確認をする2人。
残りの準備をする2人にわかれて行動。
あて名も書いてやる。と言っていた修了証にはサインしかされておらず。
8時半に入れると言っていた会場も10時近くまで開かなかった。
10時からリハーサルを予定していたが、アビーヤが来なかった。
彼は携帯電話を忘れて学校に行き、学校に電話してもつかまらず、昼過ぎにようやく連絡が取れた。
のん気に昼ごはんを食べてから行くと言っていたらしい。
こっちの準備も終わっていなかったが、結局リハーサルも最終的な話もしないまま受付開始の時間になっていた。
早い人は受け付け開始とほぼ同時に来てくれて、その後も少しずつ集まりだした。
19人が参加することになっていたが、始まる時間を過ぎても10人ちょっとしかいなかった。
連絡はしたようだったが、会場が変更になったので心配だった。
何度も前の会場へ様子を見に走った。
ただ単に来ないのか。場所がわからないのか。
わからなかった。
30分遅れで始めることに。
アビーヤからセミナーの目的など話してもらい、教育局長からも挨拶。
暴走したアビーヤが、予定していた自己紹介を忘れたまま進行。
途中で思い出して自己紹介。
カメラマンが来ていて、みんな緊張。
みんな熱心に聞いていた。
メモしたり、グル―プワークでは意見を熱く語り、良い感じ。
始まったらあっという間に終わっていた。
始まるまで色々あっただけに、セミナー中の少しくらいの問題は難なく対応できた。
またやりたい。
実技も教えてほしい。
そんな素敵なコトバもちらほら。
ありがたい。
大好きな自分の任地、ズワイで大役を務めたまりさん。
アムハラ語の貴公子の称号に飽き足らず、オロミア語、英語も巧みに使い分けて発表した直樹。
カメラ担当として、最高のアングルを追及し続けた次郎。
ちなみに、自分の役割は動き回ることだった。
休憩中の飲み物の確認をしたり、ガムテープちぎったり、とにかく動いた。
落ち着いて座っていられない自分にはぴったりだった。
さらに、モジョの先輩方、アジスの隊員も応援に駆け付けてくれた。
今回のズワイセミナーは少人数で、顔見知りの人も多くいて、会場の雰囲気的にもアットホームな感じだった。
アビーヤはもちろんだが、参加者の先生も自分達の説明不足も助けてくれたり、温かかった。
ズワイのまりさんの人柄や色が出ているセミナーだった。
と思う。
いずれ、モジョでも開催する予定。
どうなるでしょう。
はじめの一歩 ②
どうも。
あれ、また水出ないし。
トイレくっせーーー。
セミナー前日、今回の開催地であるズワイに行った。
教育局に行って、最終的な確認と修了証のサインをお願いした。
結局は勘違いだったが、午後を予定していたのに午前で参加者には伝えたと言ってきた。
そこで思い出した。
何かある。何か起こる。
すんなり行くはずがない、色んな状況を想定して準備しなければならない。
自分の担当であった修了証の印刷を済ませて少し気が抜けていた。
さっそく、急な変更があった。
予定していた会場を他の団体の会議で使うらしい。
そんなの有り得ないと思った。
いや、あるんだ。ここでは。
予定していた場所から、変更になった場所は近かった。
しかし、前日に会場の部屋を見て、椅子や机の数、その他使える用具の確認が出来なかった。
今回は電気を使わずに(停電対策)紙を貼って見せたり、紙をめくりながら説明する方法を計画していたので、会場の雰囲気が重要であった。
会場については、当日の午前中に何とかすることに。
そして、講師もお願いし、説明や司会などでも全面的に協力してもらったアビーヤ(ズワイの隊員の同僚)との打ち合わせをした。
今回の内容は
① 体育とスポーツの違い
② 40分間(授業1コマ)の使い方について
この2つ。
1つ目は彼が、2つ目は隊員と彼の2人から講義してもらう計画だった。
語学の問題とエチオピア人と一緒に創りたいという理由からである。
語学の問題とは、オロミア州ではオロミア語が主流であること。
オロミア語はちょこっと挨拶を知っている程度だ。
アムハラ語ならもう少し話せるが、講義が出来るレベルではない。
なら、英語だ。
完璧ではないが準備すればいける!
しかし、参加者の先生のレベルに大きな差があり、小学校の先生は特に英語を話せない人が多い。
アビーヤは3つともいける。
そのため、まずは彼に自分達の伝えたいことを理解してもらう必要があった。
彼はとても忙しいようで、それまでに十分な話し合いを持てていなかった。
彼が力を入れていた、体育とスポーツの違いについての講義の準備で余裕も無い様子。
一緒に講義をするのは厳しいと判断し、急遽1人でする準備に切り替えた。
とりあえず、英語でやってみて彼にフォローしてもらうことに。
夕方、オロミア州体育の4人が集結した。
夕飯は、豚肉生姜焼き。
初舞台の前夜、朝までしっかり寝て万全の状態で挑めるように。
豚はアムハラ語でアサマ。
初舞台と朝まで。のダブルダジャレの願いを込めて美味しく頂いた。
そこからは、準備。準備。
夜中まで続いた。
朝までしっかり寝るはずが、朝まで終わらなかった。
まぁ限界を迎えて途中で寝たが、ギリギリまで準備は終わらなかった。
いよいよ当日。
つづく。
なんでスペース変わっちゃうのこれ。









