2年コウヨウ 夢の職場が近づく牧場研修! | 馬の学校☆東関東馬事専門学院の生徒ブログ☆BAJIGAKU/馬事学院

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馬の学校を比較すると、東関東馬事専門学院(バジガク)アニマルベジテイション、国際馬事学校、インターアクションホースマンスクール、日高優駿学園など、多数の馬の学校がありますが、ここでは東関東馬事専門学院(バジガク生徒たち)のブログを紹介しています。

皆さん、お久しぶりです。

2年 コウヨウです。

 

前回の僕のブログ担当は1年生の冬でしたが

今回は学年が一つ上がり2年生になりました。

そして気づけば2年も半分を過ぎました。

 

1年時は提携先の乗馬クラブでの研修でしたが

この半年は僕もより就職の場に近い

牧場研修へとステップアップしました。

その中でも今回のブログでは

北海道の坂東牧場さん

研修に行かせて頂いたお話です。

 

坂東牧場さんは

今話題のオジュウチョウサン号

生産された牧場さんで

繁殖から育成まで行う総合牧場です。

 

どんな場所かは

昨年、卒業されたナカノ先輩の昨年度のブログを

読んで頂ければ詳しく書かれていますよ。

https://ameblo.jp/bajisenmon-blog/entry-12352684535.html

ぜひどうぞ!

 

さて、僕は坂東牧場さんでは今回、

「育成」の厩舎にお世話になりました。

 

厩舎には今の時期、

ほとんどがデビュー前の2歳馬達で

まだ幼いけれでも体は大きくなっていく2歳馬たちは

特に馬の取り扱いに注意が必要でした。

 

 

その取り扱いの中でも、馬を引いて移動させる

「引馬」の技術は、今回の研修で

大きく意識が変わりました。

 

馬の顔に無口を付け引手というリードを使って

誘導やコントロールする基本ですが

大型犬ですら、しっかりしつけができていなければ

引きずられる飼い主さんもいると思いますが

相手は体重数百キロ!

 

そして臆病な草食動物ですから

想像できますよね。

 

ただ、紐をつけて引っ張ったり

引っ張られている関係では

人馬共に怪我をしてしまいます。

 

馬を引くには馬に対する立ち位置、

音声、リード(ハミを含む)を通してのアクション

によって馬の動きを感じ、

そして指示を出すことが必要なんですが

馬は学習する動物なので

 

馬の引き方や歩かせ方にも

意識や技術が必要で

基本的な動作に細かい技術を取り入れることで

馬は理解してよりよく動き、従ってくれて

「馬が変わる」ということが

凄く実感できて、とても勉強になりました。

 

競走馬は騎乗調教だけでは強くなりません。

 

こういった普段の扱いや引馬でのコミユケーションや

馴致、調教が馬にとって

とても重要なことであると教えて頂きました

 

ここもこれから引き続き

習得していきたいと思います。

 

 

 

そして、もちろん研修中は引馬だけでなく

騎乗も行いました。

 

2歳馬での併せを中心にして

1000メートルの馬場を走りました。

 

調教での運動では学校で行う運動よりも

更にスピードを超えた速さと強さで

キャンターをしたのですが

僕の下半身が早さについていけず

下半身が崩れたことで

もちろん上半身が上手く使えない状況になるので

上手に馬をコントロールすることができませんでした。

 

 

アドバイスを頂き、踵を上げ気味で

鐙を踏み変えることで

早さについていくことができ、自由に

馬を動かせることができるようになりました。

 

乗り手のほんの少しの変化が

馬にとっては大きな違いだということを

改めて実感しました。

 

そして最後は坂路調教にも参加し

「調教」という本当の動きを経験して自分のレベルも

ぐっと上げて頂いたような気がします。

 

研修を終えて、

本当に僕は馬に乗るのが好きなんだ!

と思い、まだまだ未熟な僕ですが

これからもどんどん頑張っていきたいと思いました。

また研修中には競馬場にも

連れて行って頂いて充実した日々でした。

 

今回の研修でお世話になりました

坂東牧場の坂東さん、スタッフの方々

ありがとうございました。

 

また、今回のブログではお話していない

他の研修先の牧場の皆様にも、

大変お世話になりました!

この場を借りて、お礼申し上げます。

 

それでは今回はここらへんで終了です!

また次の機会でお会いしましょう。

 

 

次回は

9月5日(水)

2年 タケです