2016年に出版されたこの本は前々回にもご紹介した"はせくらみゆき"さんが書いたものです。
幼い頃から目に見えない世界と繋がっていた彼女は学校に行くようになり周りの子と違う事に気がついてから自然との交流から遠ざかったものの、家事や子育てでバタバタしていたある日「宇宙からのメッセージ」が届き始めたのです。
いわゆるスピリチュアルな考えというと現実逃避になって現状を誤魔化す道具になってしまう事もあるかと思いますが、はせくらさんが教えられた宇宙授業はこの地球上でよりよく生きていくための実践哲学であるようです。
「選択と共振の法則」
簡単に言うと<すでに夢が現実になっている世界がすぐ目の前にあり「その世界を選ぶ」というイメージ>
つまり、心の波長に合ったものを人は引き寄せるという事です。
＊次に現れる世界はその人の心の状態が決める＊
またしても無数に拡がるパラレルを想起させ量子力学の世界へ突入しそうな結論ですが😆やはりそれがこの世界の法則なのでしょうね。
あらゆる物質は「波動性」と「粒子性」の両方を持っていて、波動が細かいと波動が高い。粗いと波動が低い状態です。
波動を高めるには[いま、ここ]を生きること。
よく言われている事ですが過去でも未来でもない[いま、ここ]を意識すると自分がゼロ化された過去にも未来にもこだわらない世界を選べる「ゼロポイント地点」に立っていると言う事です。
そして「いま、この瞬間にベストだと思う行動(夢に直結する行動とは限らない)を淡々とやっていく。
その行動に迷った時は心がワクワクする方を選ぶ。ワクワクする感じ、ときめき、喜びは心の奥(超意識)からのダイレクトメール。その人の固有振動を変える(波動が高い振動に)ので夢がかなった世界へシフトしやすい。ワクワクを選べとバシャールも同じ事を言ってますよね🛸
そして努力というエネルギーは我が入るので量子的飛躍ができない。結果に至る過程の一瞬一瞬を楽しめたら結果はどちらでも良くなる。
もし望む現実にならなかったら、その事は今のタイミングではなかったor自分に必要な事ではなかったのかもと思えば良いのです。
そして、もし何か不測の事態に陥ってしまった時も、無駄な抵抗はしないで起きている出来事をただ「見よう」と少し距離を置いてその出来事を眺めると少し冷静になれます。
「どんな自分もまるごと許す」
これとっても大事な事だと思います。
「許す」を「受け入れる」としても良いかもしれません。
時には誰かのことを許せない事もあるでしょう。
許さなければ…って思ってるとしつこく頭をグルグルしちゃったり😫
そんな「許すキャパのない自分」も許してあげると楽になりますよね。
そして「他の人の嫌なところは、自分自身の中に資質としてある場合が多い」とは何とも耳の痛い所をついてきます👂💦
それは自分の無意識領域で嫌だなと思っている部分をその人が鏡を向けるようにして見せてくれていると言う事。
そんな時は「この出会いによって私はどんな地球学校のレッスンを受けているのだろうか？」と考えると良いのです。
そうすると人もモノも出来事もあらゆる事が自分自身への気づきのチャンスだと思えてきます。
「意図を放ち、行動する」
夢は具体的に意図したら執着せず、いったん夢を忘れるくらいにした方が良いのです。
「何がなんでも手に入れたい！」って執着は重いので前に進みにくくなるのだそうです。
そして小さな事でも行動する！行動力は進化の鍵🗝
素敵だなと思う人は所作も美しいですよね。
日常の所作が丁寧にできる人は自分が望む未来を手に入れやすいと言います。
なぜならその人は良いエネルギーを放っているからです。
質が悪く低いエネルギーを放てばその相応の現実が現れるし、質が良く高いエネルギーを放てば現実も良いものが現れるのです。
仏教の教えで所作は「身・口・意」(しん・く・い)という身のこなしやふるまい、言葉遣い、心の持ちようまで含んだものをさすようです。
それを丁寧に常に目の前のことに愛をこめる。
愛をもって思えば人は自然と優しくなれますもんね😊
「和を以て貴しとなす」は聖徳太子の言葉で有名ですね。お互いを認め、違いも認め、より良きものをつくっていこうという、これからの時代に必要な言葉なのだと思います。
体は素晴らしいセンサー
すでに答えは自分の体の中にあって、心静かに体に問いかけてみると心よりも早い反応を示してくれるのです。
何かの選択に迷った時はオーリングテストをして反応をみるのもよいかもしれません。
現実に起きている事象をみてそれをポジティブ、ネガティヴと判断するのは、その人のその時の心のありようで感じ方を決めます。
つまり、身の回りに起きる事、現れる現象の因は自分の中にあるのですね。
大袈裟な言い方をすれば、現象に対する見方、受け取り方を変える事が出来れば自分の世界を変える事が出来ると私も思います。
なぜなら客観的に自分の内側を見るというのは「いま、ここ」「ゼロポイント」に戻り360
度の可能性が広がるニュートラルポジションにいるという事だからです。
今この瞬間を最高に楽しく生きていれば他に何も望まなくなり、満たされてそこには感謝だけがある。そのような状態になった時「全てはあっさりかなう」ようになる。
と、実は願望実現ってとてもシンプルな構造になっているのかもしれないと思う本でした☺️
