音で仕事をする立場にいる私にとって、ちょっと気になる話題。
ハイレゾ
さて、何かな？
ざっくり解説すると、ハイレゾ（High Resolution）音源とはCDよりもより近い音に再現されているもの・いい音質のもの、といった感じでしょうか。
日本の大手有名メーカーがこの仕様で作った音楽でiPodに席巻されている音楽業界に風穴を開けようとしている。
さて、これが広まるだろうか？
個人的見解では・・・微妙。
まずここまでダウンロード世界になり、手軽に音楽を楽しむようになったのはiPodの功績であるのは明らか。
この音はCDよりも音は悪い、というかデータを圧縮している。
だから楽曲ひとつのファイルサイズが小さい、だからたくさんの楽曲を安価で手軽に持ち歩けることが実現できた。
ハイレゾはCDよりも高音質を謳っている。
ということは、データが大きいということ。
小さい容量のプレーヤーでは数曲でいっぱいになることも。手軽感がない。
「現在のプレーヤーはノイズが多い」「音が悪い」という人はほとんどいないはず。
ハイレゾは理論的にもいい音なのかもしれないが、私は普及するようになるには時間がかかるかもしれない。
ユーザーの時間とメーカーの時間、どっちが待てるかが問題。
私はじっくり見守っていきたいと思う。