熱血刑事と犯罪心理学者が難事件を解決するフランスの刑事ドラマの第九弾。

プロファイリング パリ犯罪捜査課

シーズン8から5年後の話でアデルはプロファイリングの仕事を退いて大学で教えているという状態で、ロシェとの関係を断ち切って別のジャーナリストと同棲しているんですよ。
そんな中、連続殺人事件が再び二人を引き寄せるのですが、最初はよそよそしい二人も、ふたたび惹かれあったり、大ゲンカして別れたり、そして再びくっついたりと事件よりこっちの方がメインみたいな。

トラブルメーカーだった殉職した女刑事の妹が警察の受付嬢として仕事をしてたけれど、5年の月日で刑事になっていて独自の視点で意外と仕事のできる存在に。IT担当のお調子者のイポリットとはようやく夫婦の中になったようでさらにもう一人産みました。
曲者が多いのでイポリットは若干存在感が薄くなった感じはしました。

殉職した女刑事の娘も刑事としてシーズン8にいましたが昇進して別部署に行って1話だけ登場してフェードアウトというのもちょっと悲しいです。

様々な凶悪な事件は面白いのですが、最終回でシーズン書記を思わせるちょっとトラウマ的な終わり方でシーズンファイナルに続くようです。

予告編

娘を亡くした母親がとある人形を手に入れてかわいがっていたけれど、娘が誕生してからその人形が動き出すというホラー。

ドールハウス

日本の人形系ホラーで、亡くなった娘に似ている人形を可愛がっていたけれど、娘を授かり溺愛して人形を忘れた時に怪奇現象が起きるという王道な内容ですが、要所要所でオリジナリティが感じられました。

まず一人娘を亡くす事故のシーンが現実にありそうなシチュエーションでこれが一番怖いのではないでしょうか。

新しく娘を授かって成長していく中で、人形がいちいちしゃしゃり出てお母さんが不気味に思って捨てるけれど、何故か戻って来るし旦那さんは信じないしという定番の展開を経て、旦那さんの勤める病院で人形をスキャンして人形を供養する人が出てくる後半から一気に面白くなりました。

まず、この人形の中身というか正体に異議性を感じ、人形に精通して供養をする田中哲司と共に人形の謎を明かしに行くという展開がザ・人形ホラーな感じですよ。
人形に秘められ禍逸話とかもなかなかいい感じでした。

エンディングもハッピーエンドでありそうでもない感じや実力はキャストで長澤まさみのホラーというのも珍しくて楽しいのですが、田中哲司が一番おいしい役どころでした。

予告編

不動産ローンの会社に騙された男が社長の息子を人質に取り立てこもった事件の顛末を描いた実話を基にした映画。

デッドマンズ・ワイヤー

70年代に実際に起きた人質事件をガス・ヴァン・サントが映画化。

予告を観た感じだと想定外のことが起こります。というスリリングで意外性のある実話かな。と思ったのですが話的には思ったよりも普通な感じでしたがテンポよくエンタメ的な感じで仕上がっていて、70年代の空気感とかが上手く再現されていて楽しいです。

主演はようやく人間らしい役になったビル・スカルスガルド。普通じゃないけれど社会に不満のある人というモンスターとかコミックの役じゃなくても全然違和感ないし、むしろこういう役もっと見たいと思える感じでいい感じの演技。
彼が崇拝するラジオパーソナリティがどんな映画にも今最も出ているコールマン・ドミンゴ。ビルが暴走しないように話を聞いてあげていて最終的には記者会見の会場にまでいていい人でした。
今回もおいしい役どころで「フィアー・ザ・ウオーキングデッド」から成り上がりましたよね。

ローン会社の社長がアル・パチーノでしたが悪気が全くなく電話を切るとか横暴すぎて笑ってしまいます。出番が少ないのですが存在感はやっぱり抜群。

その他野心的な若手テレビレポーターとか顔見知りの刑事とか魅力的なキャラクターが結構出てくるのですが、後半存在感が薄くなったのが残念でした。

とは言え、久しぶり観たガス・ヴァン・サント作品は手堅くまとまっていました。

予告編
おまけ
別ポスター
デッドマンズ・ワイヤー

デッドマンズ・ワイヤー
願いが叶うアイテムを手に入れた青年が憧れの女性に愛されたいと願ったら恐ろしいほど執着されてしまうというホラー。

オブセッション 災愛

低予算だけどものすごい大ヒットをしているという話題のホラー映画です。

シンプルだけど不快で猟奇的というホラーですが、憧れのあの子に告白したいけどできない。そんな悶々としている時に偶然スピリチュアルなお店で見つけた怪しげなおまじないグッズであの子に愛されたい。と願ったら人格が変わったようにストーカーのように執着されて何かおかしい。と思った時はすでに事態は深刻化。
常にそばにいないと発狂するという事態に。

仲間の飲み会にも強引について来て他の子の隣に座ることになったらその子をどけて座ったり、全員がドン引き。家に帰って玄関の扉をガムテープで封印されて外に出られないようにしたりと、もう無理となって願い事をキャンセルする方法を求めて奔走し始めたら怒涛のようなグロテスクな展開が想像以上でびっくり。

あの子が何かに憑りつかれていて言動が予測不可能でトップすぎるから観ているこっちの衝撃も半端ない。

楽器店で働くバイトの子たちという設定で仲間内での人間関係も色々あって怒涛のラストへと流れ込む展開もおっかない。
途中、一人だけ願い事の正しい使い方をしている人がいて最高。願い事は慎重に。

とにかく願い事をかけられた絶叫というか全身全霊の熱演がすごい。
低予算映画ならではで、出ている人がみんな無名なのでここから売れる子が出てきて欲しいです。

予告編
おまけ
別ポスター
オブセッション 災愛

オブセッション 災愛

オブセッション 災愛

オブセッション 災愛

オブセッション 災愛

オブセッション 災愛

オブセッション 災愛

オブセッション 災愛
世間を震撼させた猟奇的殺人事件が再び発生し、その事件を振り返る刑事たちの姿をドキュメンタリータッチで描いたホラー映画。

ストレンジ・ハーベスト インランド・エンパイアの怪事件

カルト的な連続殺人事件を防犯カメラに映った映像とか写真を使って刑事たちが振り返るドキュメンタリータッチのホラー映画という感じの映画で、これは下手するととても退屈になりそうな予感がしたのですが、結構よかったです。

「グレイヴ・エンカウンターズ」の監督作品ということで、行方不明の人のビデオを見つけましたというモキュメンタリーの作風を新しい感じに進化させた感じがなかなか新鮮。

猟奇的な連続殺人事件がいかにもカルト的な事情が絡んでいたりして、殺人事件の異常な現場の写真だけでも十分不気味さと気味悪さが伝わります。
ビデオ形式ではなく刑事たちがいかに犯人追跡に苦労したかとかも語られるドキュメンタリー番組という形式で見せているので内容的にも飽きずに観ることができてよかったです。

終盤も宇宙からのメッセージ的な壮大な感じになってその謎のエネルギーによる後日談などもあって、ザ・ホラーという感じではなかったのですが面白い仕上がりになっていて好みでした。

予告編