16歳になると整形して完ぺきになる世界で陰謀に巻き込まれた少女の姿を描いたSF。

アグリーズ

環境破壊で人類滅亡の危機にある近未来。
16歳になると全身整形をして完ぺきな姿になることを義務付けられた近未来で主人公が、反乱軍と出会ったことで、整形の裏に隠されている陰謀に巻き込まれる話です。

少年少女が巨大な陰謀に立ち向かうというところでは「ハンガーゲーム」や「メイズ・ランナー」がありますが一番近いのは「ダイバージェント」っぽい印象です。

整形した後を想像して楽しみにしていた主人公が、整形反対の同級生出会ったことで反乱軍と出会ったことで、反乱軍に潜入して情報をして情報を得ないと整形してあげない。と脅されて仕方なく偵察したら、政府がひどいことに気が付き、反乱軍に参加という。ティーンが好きそうな内容です。

整形という今どきのルッキズムをテーマにキラキラした感じとかはビジュアルはまぁまぁな仕上がりなのですが、内容的にはやっぱり新鮮味がなかったです。
これは終わるのか、続編になるのかという微妙にゆったりな話の展開で何となく話の構成が悪い印象で、クライマックスが一気に詰め込んできました。前半もっとテンポが良ければよかったかなと思います。

一応、続編にもつながりそうな終わり方でしたがなさそうな予感です。
監督がマックGなのにぼみょうにマックGぽくない感じもしました。

予告編
おまけ
キャラクターポスター
タリー
タリー

シェイ
シェイ

デイヴィッド
デイヴィッド

パリス
パリス

昏睡刑事ドラマの元祖の第三弾。

ラストコップ~刑事ミック 失われた20年

前シーンの終わりで精神分析医のターニャがミックをかばって撃たれてどうなるの?と思ったらあっさり回復して復帰。
ミックの上司が広報部に異動するから誰が新しい上司になるのか?と色めき立つ署内で新しい上司になったのはなんとターニャでした。

という事でそんなこともお構いなくターニャにアタックするミックなのですが、ターニャの古い友人が現れ彼女がいないところで喧嘩話仕掛けてくる性格の悪い恋敵が登場という展開がメインですよ。

相棒のアンドレアスもいつの間にか恋人が妊娠して結婚するのかしないのか。女心が分からずあのミックにたしなめられるという意外な一面も。そんなアンドレアスが実は凄腕のフェンシングの使い手で、フェンシング殺人事件でその能力を発揮というエピソードも楽しいです。

最終回はミックを撃った犯人が現れるもみんなに隠されていて後にそのことに気が付いたミックが・・・みたいなとても気になる終わり方でシーズン4へと続くのですが、ドイツのドラマは基本重そうな感じだけど軽い流れになるので気楽な感じが好きです。
ベストセラー作家になったジェームズがボブとの過去を振りかえる内容。

ボブという名の猫2 幸せのギフト

作家として大成功したエームズがボブと離れ離れになりそうだった過去を思い出す内容です。

薬物を断ち苦しいながらもボブと暮らしていたけれど、性格の悪い福祉課の職員に目を付けられボブを取り上げらせそうになったことをきっかけに、色々な歯車が狂い始めどん底に陥って行くのですが、いちいちネコのボブの演技がいいです。
ストリートミュージシャンをしている時に横でおとなしくしているし、肩の上にスッと乗ってくれるし。性格の悪い福祉課の職員が強引にボブをさらおうとしたときにだけ威嚇をするという演技力。
と思ったらボブ役は前作もですがボブ自身なんですって。

ジェームズが心を入れ替えて貧しいけれど人に親切にしているのでそれが回りまわっていいことにつながる。というほっこりする展開もよかったです。

ボブ目線のカメラワークが減って気がするのが残念ですが、ジェームズを取り巻く人々がいい人で何回か泣けるシーンもあったりして王道のハートウォーミングストーリーでした。

ボブは残念ながら亡くなってしまたのが切ない。

予告編

殺し屋のふりをしておとり捜査をした実在した男の話です。

ヒットマン

殺し屋に扮して殺しを依頼してきた人を逮捕する手助けをしている地味な見た目の教師が依頼人の一人の女性に惚れてしまいひと騒動。というどこまでが本当なのか分かりませんけど実話がベースとなっているクライム・コメディです。

リチャード・リンクレイター監督作という事でなかなか語りが多くて前半は色々なタイプの殺し屋に扮するグレン・パウエルの七変化が見どころの一つとなっていますが、サラッと七変化を見せられているだけ。という印象なので今一つ盛り上がらないなぁ。という印象で大丈夫かな?と思っていたら惚れて逃がした依頼人に身分を偽って付き合い始めてそれがばれそうになってから面白くなりました。

前任者に偶然街中で遭遇してから雲行きが怪しくなり、彼女の夫が絡んできてから正体がばれるのかばれないのか?みたいなギリギリのところをうまくかわしていくも最終的に大ピンチ。
どうするんですか?みたいなちょっとハラハラするところと、そんな馬鹿な?みたいな展開が絶妙なバランスで繰り広げられていき最終的に面白かった。という仕上がりだったと思います。
あれだけおとり捜査をしていて街中で気づかれないものかな?と思いましけど。

一昔前ならソダーバーグが監督しそうなクライム・コメディでした。

予告編
おまけ
別ポスター
ヒットマン

ヒットマン

ヒットマン

ヒットマン

ヒットマン

ヒットマン

ヒットマン

ヒットマン

ヒットマン

誘拐した少女がbヴァンパイアだったというホラー映画。

アビゲイル

身代金目的で誘拐した少女がヴァンパイアだったという、コメディタッチのヴァンパイア映画です。

展開的には王道かなと思って観ていたのですが中盤以降にそれぞれの思惑が入り乱れて仲間の中で味方になったり敵になったりその間にヴァンパイアの少女とも戦ったりしなくちゃならなかったり盛りだくさんで、血みどろでエンタメ的な面としても面白かったです。

ヴァンパイア少女役の子も本性を現してから容赦なく攻撃してきて血祭りにあげて行ったり、ヴァンパイアだだから何百年と生きているから賢いんですよね。
少女が計算高くておっかないみたいなところだと「エスター」(特に続編の方)っぽいなと思いました。
なので最後の方は浴びゲイル頑張れ的な流れになる感じも面白いです。

主役の女の子のダークな感じがうまく活かされていてヴァンパイア役がハマっていてよかったです。

誘拐犯たちは誰だろうな。と思ったら再始動した「スクリーム」の主役の人。そしてリーダー格はダン・スティーヴンスでした。
と思うと良くも悪くもダン・スティーヴンスって華やかさに欠ける気がするけれどカメレオン的な魅力はある不思議な人だなとも思いました。

予告編
おまけ
別ポスター
アビゲイル

アビゲイル