元妻と乗り合わせた飛行機がハイジャックされて航空保安員の主人公が妻子を守るアクション映画。

フライト・フォース 極限空域

アンディ・ラウのフライトパニックものですが、アンディ・ラウはものすごくキレやすい性格で娘が小さい頃にやらかして失明させてしまい今では奥さんとも別れて航空保安員として働いているという設定で、そんな元妻と航空会社のお偉いさんを乗せた飛行機が強盗にハイジャックされて、たまたま席を外していたアンディ・ラウがハイジャック犯たちに立ち向かうというよくあるタイプの話です。

が、アンディ・ラウは躁鬱という設定なのでキレたら制御不能。ハイジャック犯もボコボコどころかなかなかすごい殺され方。

ハイジャック犯のリーダーも何故か恐らく躁鬱でこっちもキレたら何をしでかすか分からないという変な設定でした。

犯人の脱出用のパラシュートを容赦なく破壊して怒りを買うアンディ・ラウ。
やがて妻子のそんざもバレてもちろん人質だよね。というお約束もあり、期待に穴が空いた状態での乱闘とか盛りだくさん。

オープニングで正義感がありそうなスチュワーデスさんが、私パラシュートの免許を取ったと分かりやすい宣言はもちろん後半活きて来ます。

クライマックスは飛行機が墜落しそう。という絶体絶命の切り抜け方がそんなの絶対に不可能でしょの連発でアンディ・ラウの映画としては珍しく突っ込みどころ満載でした。

予告編

ブルース・スプリングスティーンの若き日を描いた伝記映画です。

スプリングスティーン 孤独のハイウェイ

80年代のスプリングスティーンが子供の頃のトラウマ、心の闇との葛藤で沈んでいくという感じの内容で、普通のミュージシャンの成功物語とかどん底からの再生を華々しく描いたわけではないので想像していた伝記映画ではなかったのが残念。

しかしながら、スプリングスティーン役のジェレミー・アレン・ホワイトがとても素晴らしいのとマネージャー役のジェレミー・ストロングも負けず劣らずいい。
ジェレミー・アレン・ホワイトは前々から注目していて役が降りてくるタイプの俳優という感じで、ちょっとしたしぐさとかでも泣けて来てこれからもっとブレイクしそうな人だなと思いました。

ジェレミー・ストロングも「アプレンティス」でトランプの弁護士役で強烈な役でしたが今回はスプリングスティーンに寄り添ういいマネージャー役という真逆な感じの役もすっかりはまっていてこの人は七変化する火事がジョン・タトゥーロを彷彿。

この二人のおかげで地味目の伝記映画のレベルが格段に上がりました。

幼少期の両親も父親がスティーヴン・グレアムでお母さんが観たことがあると思ったらギャビー・ホフマンですよ。すごい懐かしかったです。
ということで俳優陣が良かった映画でした。

予告編
おまけ
別ポスター
スプリングスティーン 孤独のハイウェイ

スプリングスティーン 孤独のハイウェイ

スプリングスティーン 孤独のハイウェイ
嘘を見抜く能力のある主人公が命を狙われながら逃避行先で殺人事件に巻き込まれて解決するミステリードラマ。

ポーカー・フェイス

嘘を見抜く能力でカジノで荒稼ぎをしていてカジノを出禁になった主人公が、カジノのオーナーに拾われウエイトレスをしていたけれど、同僚が殺されオーナーの息子が犯人だと見抜いたことによって命を狙わえアメリカ中を逃げ回っているときに何故か殺人事件に巻き込まれるという一話完結型のミステリーです。

始まってすぐに班員が殺人を起こし、中盤から実はその場に彼女がいて人が死んだけど、実はこの人が犯人だと気が付き証拠を集めてはまた次の街へと去っていく。というかんじなのですが、このドラマ何の力が働いているのか知らないですが、毎回ゲストがハリウッドスターですよ。

一話目からエイドリアン・ブロディでその後クロエ・セヴィニーとかジョセフ・ゴードン=レヴィットやらニック・ノルティやら何だか毎回面子が恐ろしくすごいです。
ニック・ノルティなんて犯人役ではなく殺される役なんですよ。

それでいて、どの話も単なる殺人ではなく話の途中でもうひとひねりかましてきて一筋縄ではいかない。だけど一話でスッキリちゃんと解決するという相当レベルの高いドラマに仕上がっています。

観始めたころには気が付か仲たのですが、このスタイル「古畑任三郎」。(大元は「刑事コロンボ」だけど)であると気が付いたときに一気にこのドラマの楽しみ方が分かってハマりました。

主演のナターシャ・リオンの場末感のあるはすっぱなキャラクターが実は人情深くて悪事は追われているのに見逃せない。とギリギリアで謎解きをして街を猿という感じもよかったです。
そんな彼女を追う殺し屋がベンジャミン・ブラットというところもちょうどいい。

ベンジャミン・ブラッドのボスがこれまた意外な人で面白いのですが、シーズン1の終わりで新たな敵が現れてシーズン2も楽しみです。


予告編

雪山で脱線した列車に乗っていた乗客が避難したホテルで起こる殺人事件を解決しようとするノルウェーのミステリー。

捜査官ヴィルヘルムセン~吹雪に閉ざされたホテル

スウェーデンからノルウェーに向かう途中、吹雪の中列車が脱線して避難した吹雪で孤立無援となったホテルで、列車を脱線させた犯人と殺人事件を解決しようとする捜査官の話です。

ホテルの中で取り残された人たちの心理的攻防とか怪しげな人たちとてアガサ・クリスティーっぽい雰囲気と思ったら、ノルウェーのミステリー作家がアガサ・クリスティーにささげた作品のようです。

主人公の捜査官は以前にやらかして停職中でしかも今は車いす生活。という状態でノルウェーは管轄外だから最初は殺人事件にかかわる気が全然ないけれど、いつの間にか事件を解決するために奮闘していくという感じになっていきます。

列車の乗客の中にはネオナチの集団が密かに何かを計画していたり、ホテルの経営者たちも何か隠しているッぽく、事件に首を突っ込みたがる生徒たちを引率していた高校の先生や霊感の強いらしいおばさんとか一癖も二癖もありそうな面子で、列車の脱線やらホテルでの第二の殺人の犯人とか面白そうな要素が盛沢山。

事件に首を突っ込みたがる教師が余計なことをしてイラっとしたり、後半は話が散漫な感じで終わり方もスッキリせず。という感じでミステリーとしてはイマイチな余韻が残ってしまいました。

予告編

児童誘拐事件を操作することになった警官とその一家が住む家で起きる怪奇現象を描いたホラー。

バラムラ

マジックショーで群衆の目の前で子供が消失。
それを訳あり刑事が村に引っ越して解決することになるが、この引っ越してきた家もいわくつきの物件でした。
みたいな話で、ホラーっぽい要素から謎解きから宗教観の違いからの襲撃とか、インド映画らしい文化の要素を盛り込んだ内容になっていました。

主人公の警官が亭主関白で職場でも絶対的な発言力を持っていて、感覚が昭和のオヤジ。
家で雇っている召使が屋根裏に何故か食事を持っていき、それに気が付いた奥さんがその真実に気が付いて不思議体験をして主人公に訴えるのですが、そんな性格だから奥さんや子供が家での異常を訴えてもなかなか信じないからイラっとするんですよね。

で、そのいわくつきの家での不可解な出来事と子供の失踪事件がどうつながるのかな?と思ったら、なるほどね。という展開があるもののインドとパキスタンとか宗教の対立とかが色濃く反映されている展開に流れ込み、ごった煮感があってちょっと分かりにくい感じもあるのですが、興味深い内容ではありました。

予告編