自殺願望のある人の死を生放送放送して視聴率を獲得している番組の顛末を描いたスリラー。
リアリティー番組の撮影中に自殺者が出てしまい司会が苦悩していた時にテレビ局の重役がこれに目を付けて自殺の生放送を企画し、プロデューサーと司会の二人で番組を立ち上げてみるみるうちに高視聴率を取得していくけれど、司会がこれに味を占めてどんどん過激な演出に走り、その顛末が悲劇的なものになって行くというスリラーです。
司会役で主演がジョシュ・ディアメルでテレビ局のお偉いさんがファムケ・ヤンセンに不幸な人生すぎて自殺願望のあるお父さんがジャンカルロ・エスポジートですが、何と監督がジャンカルロ・エスポジート自身という意外な才能ですよ。
そして彼、いつも影の組織のお偉いさんみたいなイメージが強いのでこういう社会の弱者という役どころも珍しくて新鮮でした。
様々の自殺願望者が生放送で様々な死に方を見せ高視聴率をしていく中、死にざまも過激化していき、死にきれなかった参加者にとどめを刺し、そのシーンを隠蔽して暴走していくジョシュ・ディアメルにやり手の重役ファムケ・ヤンセンもドン引き。
その裏で貧しいのに仕事をクビになり散々な目に遭うジャンカルロ・エスポジートの不憫すぎるエピソードが加速し、彼が番組に出演することになるのですが全体的に後味の悪さの引き立つ終わり方でした。
ファムケ・ヤンセンは野心的だけど少しは良心のかけらがあるこの映画の中ではいい人の部類の役どころでした。
予告編







