上野、東京駅、六本木は
美術館が密集してるから好きです
いっぺんにハシゴできるのが便利だし
もし「期待外れだったかな!?」という展覧会に
当たっても大丈夫。すぐに口直しできます。
六本木は今、盛りだくさんですねー。
国立新美「ルノワール」「三宅一生」
六本木ヒルズ「六本木クロッシング」「セーラームーン」
「ポンペイの壁画」
サントリー「広重」21-21「雑貨展」などなど
それでは
六本木の大型展に行った話を
一気にまとめて書きます!!
サントリーの広重展
日本財界の重鎮として活躍した原安三郎氏の
浮世絵コレクションから、広重の「名所江戸百景」、
「六十余州名所図会」を公開。初摺りが多く、
保存状態も良いので、発色がクッキリ。
ということで展覧会タイトルが「広重ビビッド」
タイトルに偽りなしの見事な発色でした
展示数が多く、見ごたえのある内容ですが
なにぶん混雑していて、よく見えず。
浮世絵は、短眼鏡を片手にじっくりじろじろ
見るのが好きなので、ちょっと残念でした。
空いてたらなぁー。100倍ぐらい楽しいはず
21_21 DESIGN SIGHT
無印良品の白物家電などのデザインを手がけた
深澤直人さんのディレクションです。
会場内には、様々なジャンルの人たちが選んだ
膨大な量の雑貨が並んでいます。
ステキな雑貨や、欲しくなるもの沢山で
見ているだけで楽しいです。
なかでも、面白かったのがコレ
オランダの3人組「WE MAKE CARPETS」
各国でその土地のものを使ってカーペットを作るという
アート作品を作っている彼らが、
「ダイソー」を回って集めたS字フックを使って
作品を制作しています。
そして、大型展ではないですが
和菓子の「とらや」企画展
21_21に隣接する東京ミッドタウンの
とらや店舗内ギャラリーで
「豊かな高齢社会」をテーマにした企画展。
小さなスペースに思いがいっぱい詰まった
あたたかい企画です。
虎屋は2001年より、ご高齢の方々が日々を過ごしていらっしゃる慶友病院様にて、和菓子を通した交流を重ねてきました。ここでの出会いや経験を通じ、2013年からは、慶成会老年学研究所様のご協力のもと、「豊かな高齢社会のために貢献できること」を考える取組みを少しずつ行っております。(公式HPから引用 )
来場者が、アンケートがわりに
「自分の特別なお菓子は何?」みたいな質問に
答える寄せ書きがあるのですが、
読んでいるだけで、不思議な感動があります。
見ず知らずの方たちが書いたお菓子の
エピソードなのに、自分の中にあるなつかしさも
揺さぶられて、ジーンとしました。
私が、思い出した特別なお菓子は
小学生の時、友達のお母さんが作ってくれた
食パンの耳を揚げたものに砂糖をパラパラふったお菓子。なつかしい。