「ピーコ(🐔♂)食べようか?」
という。
雛から育てたピーコ。
一番人懐っこく優しいが、
どうも女の子に人気がない(ーー゛)
兄弟のようにして育った、
おすぎ(🐔♀)とマツコ(🐔♂)とも、
最近一緒に歩いているところを見ない。
その後に育てた🐔♀二羽と古株🐔♀二羽は、
唯一家で生まれた🐔♂と一緒にいる。
家には🐔♂が計三羽いるので、
いつか喧嘩するんじゃないかと
ヒヤヒヤしているが、
今のところ平和に過ごしている。
ここでは敷地内で放し飼いにしている
鶏もよく盗難に合う。
家で生まれた🐔♂も、
盗まれかけたようで、
パチンコで石でもぶつけられたか、
瀕死の大怪我をしたことがある。
その時、この子のお父さん🐔は盗まれた。
大怪我をした🐔♂は、
当時はもう彼しか雄がいなかったので、
そのまま治療をして様子を見た。
奇跡的に回復はしたが、現在でも、
歩き方がおかしく、
尾羽はちょっとかっこ悪い。
マツコやピーコに比べると、
若くもないし、
見た目は貧相で、体も小さく、
イケメンとは言い難い。
それなのに、うちに5羽いる雌の中の
4羽を引き連れて歩いている。
モテ男じゃないか(・o・)
それには理由がある、と夫は言う。
この貧相なモテ男、
非常に優しいらしいのだ。
ミミズなどの餌を掘り当てては、
ココココッと女性陣に勧める。
まぁ、それがとても甲斐甲斐しいと。
4羽の女の子(おばさんも含まれる)の
面倒をしっかり見ている。
その姿は、男として尊敬に値すると、
夫は言うのだ。
だから、
女をモノにできないピーコを食べよう、
そういうことらしい。
弱肉強食の世界。
本来なら弱いと思われるモテ男🐔♂は、
自分の身体能力を補うために
努力をして得た【強さ】なんだろう。
素晴らしい( ´∀`)
でも、ピーコは食べたくない。