世間話 | 大石眞行の玄学ライフ

大石眞行の玄学ライフ

大石眞行が占いの観点から日常を観察します。

聞くところによれば

自然界は弱肉強食

というのは、実はそうではないらしい。

実際、こんな弱い種が何で生き延びているのかと思う動植物も多い。

 

では、どうなっているのか?

適者生存である。

その時代、その環境に適応したものが生き残れるのである。

弱者は強者になる必要はないのである。

弱者は自分に適した環境を探せばいいだけなのだ。

 

占いをする。

こんなに運の悪い私はどうすればいいのですかと訊かれる。

貴方に合った環境を見つけるのですよ。

貴方に、貴方だけに、合った環境をね。

「貴方だけに合った」を強調するのは、世間基準を捨てよということである。

 

世間の平等など嘘ばかりだ。

 

人間には一日の時間帯の中に力を発揮しやすい時間帯と

活動の鈍くなる時間帯がある。

話を単純化して言うなら、たとえば朝型、夜型などの違いだ。

それなのに入試は朝から始める。

朝型断然有利だ。

これのどこが平等だ?

 

季節もそう、年度は4月から始まるものが多い。

春型断然有利。

これのどこが平等だ?

 

一事が万事、こんなものだ。

世間は不平等で不合理にできている。

この認識から開運の第一歩が始まる。

 

既存の世間に無理に自分を合わせようとして自分を壊してはならない。

貴方に合った世間を探し、無ければ作り出すのだ。

 

世間を大げさに考える必要はない。

理解者、賛同者が一人いれば、それはもう世間である。

 

弱いことは悪いことではない。

強くないというだけ、強い者とは違うというだけだ。

弱い者には弱い者の生きやすい世間がある。

その世間を探すのだ。

 

まずは自分の世間を確立しよう。

すべてはそれからだ。