久しぶりにフレッシュネスバーガーに行ってみたらコロナ対策でワールドスパイスが置いてありませんでした…今年の運勢は危ういかもしれません。


 
 
 
 
トランペット、オカリナ奏者として活動している茨木ですが、やはりオカリナという楽器は世間的には珍しいので、その珍しさのおかげでなんとなく話のタネになったりちょっとだけ興味を持っていただいたりという場面があります。
 
 
 
ミュージシャン仲間であればミュージシャン的な目線で、やはりオカリナの気になるポイントを聞いてきてくれたりするし、
 
 
音楽をやっていない人もそれはそれでオカリナに何かしらのイメージを持っていたりするので、その基準で色々と話を聞いてくれたりします。
 
 
 
そんな方々向けにオカリナってそもそもどんな楽器なのかっていう話を最近書いてなかったなあと思ったので軽く書いてみたいと思います。
 
 
 
あくまでも茨木目線の話ですが、よく聞かれるポイントを中心に。
 
 
 
 
・音域どれくらい出るんですか?
 
 
一番主流と言える大きさのアルトC管の楽器で、「ラシドレミファソラシドレミファ」の1オクターブ+6度、のパターンが多いです。
 
この音域を基準とすると、1オクターブ高いソプラノC管、1オクターブ低いバスC管、4度高いソプラノF管、5度高いソプラノG管、等々様々な大きさの楽器があります。
 
↑このあたりは市販されていますが、商品化されていなくてもちょっとずつ大きさを変えることで色んなキーの楽器を作ることは比較的容易な楽器です。
 
 
 
 
・その見たことない形のオカリナは何ですか?
 
 
複数管オカリナというのがありまして、↑で言った音域の倍くらいの音域を一つの楽器でカバーすることができます。
 
リコーダーを経験されていると分かると思いますが、途中で親指を半分くらいあけて(サミング)高い音を出す、というのをやったと思います。
あれによってリコーダーは案外音域が広く使えるのですが、オカリナにはそれが基本的にありません。
リコーダーのサミング手前までの音域でやりくりしているような感覚ですね。
なのでそれでも音域を広げるために楽器を2個、3個合体させてしまおうという発想で生まれたものです。
 
 
アルトC管基準の「トリプルオカリナ」だとフルートの仲間のピッコロとほぼ同じくらいの音域になります。
 
その1オクターブ下のバスC管のトリプルオカリナであればフルートに近い音域です。
 
 
 
 
・そんなに高い音に聞こえないですね。
 
 
そうなんです、実はオカリナの音域ってけっこう高くて、ピッコロ同様楽譜ではオクターブ下げて表記することが一般的なのですが、実際に出ている音は五線を飛び出したような音がほとんどです。
 
先ほど書いたアルトC管の音域「ラシドレミファソラシドレミファ」のスタートのラが440ヘルツ、ト音記号の五線第2間に位置するラの音です。
 
ただし、他の楽器に比べると音色に含まれる倍音構造の関係なのか、音圧や音量の問題なのか、そこまで高く感じられないことも、なんなら1オクターブ下でしょって思われることも多いです。
 
 
この感じ方は色々な楽器の曲をカバーする際にけっこうポイントとなってきます。音域が同じなら同じ印象になるかというと全然そうではなかったりするので。
 
 
 
 
・半音階も出るんですか? Any Key OK?
 
 
出ます。エニーキーOKです。
 
Any Key OKというのはジャズの世界でよく使う言葉なのですが、何調でもいいの?っていう事ですね。(もしくは自らAny Key OK!と宣言できるとかっこいいやつ)
 
ここで言うのは「楽器上は」の話ですが。
 
笛によっては穴を半分おさえるというテクニックで半音階を出したりすることもあるのですが、オカリナの場合は構造上すべての半音階に指遣いを割り当てることができます。半分おさえる、も使う事はできますが使う必要があることは少ないです。
 
 
でもやはりシャープやフラットが増えるほど指遣いは複雑になるのでC管ならCのキーが一番対応しやすいというのは他の管楽器とだいたい同じ感覚だと思います。
 
 
ハーモニカなど、調によって楽器を変えるというスタイルが一般的な楽器もありますが、オカリナはそこまでその感覚はないです。
 
それよりも音域がどうおさまるかの方が重要なので、キーを見て楽器を選ぶというよりかは全体の音域や流れで楽器を選ぶという感じです。
 
 
 
 
 
 
ということで質問コーナー第一弾はこの辺にして、また続きを書いてみたいと思います。
 
ここまででとりあえず僕が言いたいのは、意外とオカリナって自由度高いよっていうことですね。
 
音域は狭かったりするけど、広く使いたければ複数管という選択肢もあるし、半音階が全て出せるということは基本的にどんな音楽にも混ざっていくことが可能だという事です。
 
それがクラシックでもジャズでも民族音楽でも、なんなら五線譜に書き表すことのできないような音楽でも、一緒に音を並べることは可能なので、オカリナのポジションというのはまだまだ見つけられる可能性がありそうですね。
 
 
 
そんな可能性のある楽器が現状どんな音楽に使われているの?
 
とか、
 
そもそもオカリナにはどんなポジションがあるの?
 
ということについても今度書いてみたいと思います!
 
 
 
 
 
 

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