去年の夏くらいにけっこう痩せたのでユニクロでジーンズとかを全部ワンサイズ落として買い揃えました。
 
 
おかげさまで今毎日パツパツで過ごしています。
 
 
 
 
さて、タイトルの通りトランペットとオカリナ奏者である僕の目線で他の管楽器奏者がオカリナを吹いた時の現象について書いてみたいと思います。
 
 




 
なんとなく書き始めてしまいましたが、けっこう大事な話なので何回かに分けて書くかも。
 
 
 
 
まず自分の話ですが、僕の場合中学校からトランペットをやり続けていて、オカリナを真剣にやり出したのは大学2年の終わりごろからです。
 
 
今では自分がトランペット・オカリナ奏者であることに何も違和感がないし、どっちが主なんですか?と聞かれるとどっちもですと答えています。
 
これに関しては正確に言うと「どっちも」以前の問題で、トランペットでもオカリナでもなく、例えば作曲をしたり編曲をしたり謎の笛を吹いたり動画を編集したり、音楽に関わる全てが僕の「主」の仕事だと思っています。
 
 
 
 
屁理屈のようなことを言ってますが、一つ言えることはトランペットもオカリナも「片手間」ではやっていないということ。
 
 
 
オカリナは手軽な楽器なので片手間で手掛ける人も多いと思います。
 
僕はそれ自体は全然悪いことだとは思いません。遊びとか趣味で触りたいものを触る、吹きたいものを吹く。そんなのは自由ですよね。
 
  
 
僕も本気でオカリナをやることになるまでのしばらくはあくまでも「遊び」で吹いていたわけですが、この遊びの期間に飛躍的に上達しました。
 
おそらく「本気で遊んでいた」からだと思います。その時のメインの任務はトランペット科の学生として頑張ることだったので、オカリナは片手間です。
 
同じ片手間でも、片手間だからこそ本気でやれることと、片手間なりに適当にすましてしまうことがあるのかもしれません。
 
 
 
趣味の世界なら自由ですが、もしプロとして携わるなら片手間で片手間なりの意識のままやり続けるのは流石に危うい。
 
 
 
僕は常々「オカリナは簡単な楽器である」ということを公言しているし本気で思っているのですが、なぜ僕がそう言えるのかっていうのをちゃんとわかってもらうには、やはり一度本気でオカリナに向き合ってもらう必要があると思います。
 
 
 
 
本題に入る前に早速長くなってしまっていますが、僕の周りには初めての管楽器がオカリナの人よりも、他の管楽器経験者の人が圧倒的に多いです。
 
 
 
▼僕と同じくトランペットの大友君が、わけあって最近数回オカリナのレッスンを受けに来てくれたのですが、こんなブログも残してくれました。
 



 
 
 
 
トランペットの人よりかは、世の中的に多いのはフルートの人だと思います。
 
 
▼この子たちもフルートの演奏や講師の仕事を始めてからオカリナを始めました。



 
 
 
 
他にも色々なパターンがありますが、フルート出身の皆様はオカリナをやり始めて苦労している率が高いです。※完全に茨木の主観です
 
 
まあ、これは足立区は犯罪が多いっていう話と似ていて、件数で比べたらそりゃ人口の多い足立区は多いでしょっていう説もあるんですよね。
 
 
単純に人口の多さからくる数字なのか、足立区民の根底に何かしら問題があるのかはっきりとはわかりません。ちなみに僕は足立区在住です。
 
 
 
そんなオカリナ界の足立区と言われる(言われてない)フルート奏者の皆様ですが、やはり「笛」の専門家なので確かにオカリナはある程度すぐ吹けます。
 
 
指の動きなんかで言うと、訓練されてる度合いがすごいので僕よりも遥かにきれいな動きで指が使える人も多い。
 
 
 
しかしどうしても同じではない部分というのが当然出てくるので、そこでどう対応できるかで変わるかなという気がします。
 
 
 
フルートの奏法と混同してしまってドツボにはまるか、フルートとは違う部分を理解して新しい技術を習得できるか。
 
 
 
例えば音を伸ばしながら息をちょっと強くしたときに起こる現象(音の変化)がフルートとオカリナでは違います。
 
 
違う現象が起きているのにフルートと同じ行為を続けてしまうと、聴こえてくる音は自分が狙った音とは別物になってしまう。
 
 
それに気が付けるだけでだいぶ視界は明るくなります。
 
 
 
文字にすると簡単そうに見えても、実際はやはり人間なので、10数年も命をかけてフルートを吹いてきた人はどうしても瞬間的にそっちの感覚で体が反応してしまうんですよね。
 
 
 
一度オカリナ奏者の体になってしまえばとてもシンプルで簡単な事でも、フルートの方々がそうやって苦労している姿を度々見ているのでやはり大変なんだろうなとは思います。
 
 
 
一番大きいのはやはり息の使い方なのですが、笛という同じカテゴリーに存在しているのにも関わらず、息と音の関係が全然一致しないというのがややこしいのかもしれません。
 
 
 
その点トランペットは最初からあまり似ていないので楽です。
 
でも先ほどリンクを貼った大友君も、彼のトランペットも知っているから良くわかるのですがトランペットでの癖がオカリナでもそのまま現れます。
 
 
 
 
その辺の壁を越えてオカリナの奏法がちゃんと身につくかどうかは、まずは先ほど書いたように片手間の世界を一度超越して本気で取り組むことができるかどうかが大きいと思います。
 
 
 
10年以上もかけて身に着けたことを、オカリナを持った時には瞬時に変えられるくらいオカリナ側の習熟度を高めないといけないですからね。
 
 
でも僕の様に元の楽器をやめるわけではないのなら、そっちに悪影響は出したくないというのも正直な気持ち。
 
 
そうなるとけっこう頭を使うというか、柔軟性が必要だと思います。
 
 
というか正直一度は悪影響出ると思います。
それすらも受け入れて、改めて両方を鍛えていくくらいの覚悟は必要。
 
 
 
 
 
僕にとってはトランペットとオカリナだとオカリナの方が自由な楽器なんですよね。
 
 
でもオカリナを始めたばかりのフルート奏者は当然フルートの方が自由。
 
 
フルート奏者のままの目線から、オカリナって不自由だなーと思っていると多分気持ち良く吹けないです。
 
 
 
オカリナ奏者として、オカリナの自由を手に入れる練習をしていくことが第一歩という感じでしょうか。
  
 
 
 
 
…やはり長くなってしまったのでまた今度、オカリナと他の管楽器の違いについてもう少し詳しく書いてみたいと思います。
 
 
 
なんだかんだでオカリナを人に教えることになるオカリナ以外奏者の人って多いと思うんですよね。
 
僕もそうだけど、こうして自分のやってきた楽器の経験はもちろん100%活かしつつ、新しい楽器オカリナに対しても真剣に向き合って苦労したことは必ず人を教えるのの役にも立つと思います。
 
 
 
僕もそういう道を歩む一人として誰かの役に立てるといいな。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
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