● 最初は税理士まかせにしないほうがいい
こんにちは。 中 淑子(なか としこ)です。
はじめてのご訪問の方は、プロフィールをどうぞ。
お店を開業するときには、経理はつきものです。
お金の流れを追うものですから、開業届をだして開業したお店は、
必ず必要です。
「数字は苦手だから。」
「知り合いが安くやってくれるというから。」
などと、最初から税理士に頼んでしまう人いますね。
法人組織であれば、税理士は必要ですが、
個人事業主として開業するのであれば、
最初は自分でやってみてください。
私は、弥生会計の青色申告ソフトを使っています。
今日のテーマは
最初は税理士まかせにしないほうがいい
開業当時は、色々お金がかかります。
今まで使ったお金の流れや、これからのお金の流れを
記録しておかなければいけません。
製造加工したものを販売するお店などは、
特に伝票が増えますね。
最初は、領収書の山を前に
「めんどくさっ!」てなると思います(笑)
「もういいや。面倒だし、分からないから、税理士さんに頼んでしまえ。」という気分も分からなくはありません。
もし、奥様やご家族内に税理士の方がいらっしゃるなら、
その方に頼めばよいですよね。
しかし、知り合いとか、誰々に紹介された、程度で
最初から税理士にお願いするのは得策ではありません。
最近は、経理に詳しくなくても、パソコンさえできれば
便利な経理ソフトが全てやってくれます。
領収書や、支払い情報など、パソコンに打ち込むだけで
面倒な仕分けなど必要ありません。
会計ソフトに慣れるまでは、ちょっと時間がかかりますが、
弥生会計にしろ、他の会計ソフトにしろ、
サポートデスクが強い味方になってくれます。
自分のお店を持つということは、オーナーになるということです。
オーナーであるあなたは、お店のことをキチンと把握しておかなければなりません。
自分が何も分からないのに、税理士に頼むのは危険です。
「私は、数字のことは何もわかりません。
とにかく、うまくやってくださいね。」
と頼むのでしょうか?
そんなオーナーに頼まれて、「この人は素人だな」と思われれば、
反対に税理士にうまくやられてしまうことも少なくありませんよ。
でも、自分が分からないことを、他人に任せてしまって良いのでしょうか?
売上や、利益などを胡麻化されても、分からないのですよ。
もちろん、世の中はそんなに悪い税理士さんばかりではないことは、確かです。
私の場合は
商工会議所に入会しています。
商工会議所では、無料で相談できる税理士がいます。
必要な時に相談しながら、自分でやっているのです。
私は、証券会社にいたので、
多少数字のことは分かりますから、特に苦ではないのです。
でも、そろそろ、キチンと頼まなければいけないな、と思っています。
お店が大きくなって、忙しくなってくれば、
信頼できる税理士を探して、お任せしていまえばよいです。
それまでは、勉強だと思って
自分でやってみてください。