● あなたはその仕事で食べていけるの？
こんにちは。 中 淑子（なか としこ）です
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今日のテーマは
あなたはその仕事で食べていけるの？
夏休みに、山梨県の北杜市に旅行に行きました。
目的は、清里テラス
この日は生憎の曇り空でしたが、山の上からの眺めは
素晴らしく、癒された空間でした
清里では友人とペンションに泊まりました
そこのオーナーはワインに詳しい方のようで
美味しい料理とワインがお目当ての旅でもあったのです
ペンションですから、ディナーはみんな同じ空間です
お隣のテーブルには、珍しく一人の男の人が
食事が進むにつれて、その男の子とお話すると
このペンションのオーナーの甥っこだということが分かりました
ワーキングホリデーで半年ほど、ニュージーランドに滞在し
帰国して、自宅に戻る前に訪ねてきた、とのこと
この男の子は、将来沖縄でペンションを経営したいと言っていました
ニュージーランドでは、バックパッカーが集まる宿が
たくさんあって、そのような宿を自分も作りたいのだと
資金もないので、とりあえず、友人と一緒に始める予定
沖縄で
バックパッカー相手に
友人と宿を始める
その話を聞いて、あなたはどう思いますか？
私は、こう言いました
夢があって、いいお話だと思う
ただ、現実的な数字は考えたことがある？
バックパッカー相手の宿ってお金をあまり
持ってない人対象の宿、だよね
一人の宿泊費はいくら？
あなたと友人のお給料はどのくらい欲しいの？
最低限かかる経費を入れて
毎月いくら稼がないといけないの？
単価が低いということは、数をこなさないといけない
その人数が泊まれる宿の大きさは？
その彼の顔色が変わり、
考えたことなかった。。。
いくら欲しいのかな？
いくら必要なのかな？
その後色々お話して、現実的な数字を考えます、と言ってました
彼は自分の夢を叶えると同時に
自分の生活の基盤を整えなければなりません
そこに友人まで加わってしまうと
より大きな数字を稼ぐ必要があります
うまく行かなくなったときは、誰が責任をとるのか？
という話にもなってしまうので
始める前には、しっかり数字を想定する必要がありますね
具体的な数字を考えずに
ふんわりした夢で起業を考えてしまう人います
ちなみに、彼は、とても人懐っこい人柄で
明るく、話しやすかったです
接客などや、営業の仕事も大丈夫そう
宿を始めたら、人気のオーナーになりそうでしたよ
しっかり勉強して、経営の基盤をつけて
いつか、彼が夢のとおり、宿をオープンしたら
ぜひ、行ってみたいものです