こんにちは、
岡田宰治です。
先週は、千葉拠点の開設準備に追われ、
何年かぶりにお休みさせていただきました。
前回は「ビジネスマンが続けられる運動の条件」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12864110962.html
今回は〃「コア軸圧伸長法とは」〃です。
何やら難しいタイトルとなりましたが、
「若返り筋メソッド」という体操療法の根幹をなす、
「コア軸圧伸長法」についてです。
いままで詳しく説明していなかったので、
この技法について解説します。
・コア軸圧伸長法とは?
ここでいうコアというのは若返り筋のことです。
若返り筋とは岡田の造語で、
老化先送りや若返りには欠かせない、
大腰筋を中心とした体幹インナーマッスルをいいます。
なぜ、若返り筋がそれほど重要なのかといえば、
姿勢や動作を主導する体軸を形成する筋群だからです。
ここが弱くなると、
柔軟性やバランス力は低下し、
体が固くなってしまいます。
つぎに軸圧伸長法という聞きなれない言葉ですが、
それはそのはずで、
これも岡田がつくった造語です。

軸圧というのは、
骨どうしの軸を合わせる圧をいいます。
ではなぜ軸圧が大切なのかというと、
軸圧によって関節内に潤滑圧が働くからです。
潤滑圧が働くと何がいいかというと、
軟骨を介して関節が密着するからです。
関節が密着すると何がいいかというと、
エネルギー伝達がよくなるので、
ロスなく力を伝えることができるからです。
軸圧によって関節のパフォーマンスは向上し、
すべての関節の潤滑が整うと、
体が軽く効率よく動かせるようになるわけです。
つぎは伸長についてです。
これは伸張(力を入れないストレッチ)とは違い、
伸長とは力を入れて伸ばすことをいいます。
伸ばそうと力を入れると、
連動する骨どうしに軸圧がかかります。
たとえば、
両手を挙げ大きく伸びをしようとする際は、
体幹から手まで力が伝わって伸ばしているはずです。
この動作は、
コアから軸圧をかけながら伸長させている図です。

この図のように、
若返り筋メソッドの体操で行うすべての動作は、
コア軸圧伸長法を使っており、
ここが従来の運動法と一線を画しています。
・どんな効果が期待できるの?
つぎは今までの筋トレやストレッチと何が違い、
どんな効果が期待できるのかを解説しましょう。
一般的な筋トレの目的は筋力の強化であり、
負荷の増大とともに、
筋肥大が見た目の変化の目安となっています。
ムキムキの体づくりはその象徴です。
一方、コア軸圧伸長法を使った体操法は、
筋肉を引き締めるので筋肥大はしません。
しかし、筋力は強くなります。
なぜなら、筋を伸長させることで、
伸縮力が増して神経伝達がよくなるからです。
コア軸圧伸長法を使った体操法は、
しなやかで引き締まった体を作るのに適しています。
つぎに一般的な静的ストレッチとの比較ですが、
ストレッチの目的は疲労物質の除去や
関節が硬くなるのを防ぐために特定の関節に対して行います。
スポーツ後のストレッチはよく見られる光景です。
これに対しコア軸圧伸長法の場合は、
特定の関節ではなく、
コアから放射状に伸ばすイメージで行います。
この二つ、似たような動作でも大きく異なるのは、
筋肉を脱力させ引っ張るストレッチに対し、
コアから末端まで筋肉の力を入れて伸ばすことです。
これにより、
関節に軸圧がかかりパフォーマンスが上がります。
コア軸圧伸長法の特徴をまとめると、
筋肉は絞られ細くなりますが、
神経伝達の向上により筋力は増すこと。
もうひとつは、
しっかりとコアから軸圧をかけて伸ばすことで、
関節のパフォーマンスが上がること。
また、筋肉には、
しっかり伸ばすとしっかりと縮むという性質があるので、
筋肉の柔軟性が増しひいては関節の柔軟性が増すことです。
これらのことから、
ムキムキの体を求めない女性や中高年にとっては、
筋トレとストレッチを合わせた効果があるといえます。
・5つのステップによる自助健康法
2004年からの研究で、
おもに女性や中高年の体力改善策や若返り法として、
歩行整体というしくみを創りました。
これは、少しずつ自分で覚えながら
ステップアップできる体操法なので、
遅かれ速かれ自分のものにできます。

これからの時代は、
自分の体は自分で守るという
自助の精神は重要だと考えています。
歩行整体という仕組みは、
これができるように設計されており、
実際に活用されている人が増えてきました。
これからも新時代の自助健康法を目指して、
バージョンアップを重ねていきます。
現在、需要にこたえるために指導者養成中です。
次回は、「Wウォーキングは自家発電」です。
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若返り筋メソッド座学&体操実習(少人数制)
・9月7日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド「開脚編」股関節三軸体操
・10月5日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド「合蹠編」股関節三軸体操
・11月2日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド「前後開脚編」股関節三軸体操

セミナーの日程は↓から
https://smart.reservestock.jp/event_form/event_calendar/21054
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相談や施術のご予約はこちらから

アクセスはこちら
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岡田宰治です。
先週は、千葉拠点の開設準備に追われ、
何年かぶりにお休みさせていただきました。
前回は「ビジネスマンが続けられる運動の条件」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12864110962.html
今回は〃「コア軸圧伸長法とは」〃です。
何やら難しいタイトルとなりましたが、
「若返り筋メソッド」という体操療法の根幹をなす、
「コア軸圧伸長法」についてです。
いままで詳しく説明していなかったので、
この技法について解説します。
・コア軸圧伸長法とは?
ここでいうコアというのは若返り筋のことです。
若返り筋とは岡田の造語で、
老化先送りや若返りには欠かせない、
大腰筋を中心とした体幹インナーマッスルをいいます。
なぜ、若返り筋がそれほど重要なのかといえば、
姿勢や動作を主導する体軸を形成する筋群だからです。
ここが弱くなると、
柔軟性やバランス力は低下し、
体が固くなってしまいます。
つぎに軸圧伸長法という聞きなれない言葉ですが、
それはそのはずで、
これも岡田がつくった造語です。

軸圧というのは、
骨どうしの軸を合わせる圧をいいます。
ではなぜ軸圧が大切なのかというと、
軸圧によって関節内に潤滑圧が働くからです。
潤滑圧が働くと何がいいかというと、
軟骨を介して関節が密着するからです。
関節が密着すると何がいいかというと、
エネルギー伝達がよくなるので、
ロスなく力を伝えることができるからです。
軸圧によって関節のパフォーマンスは向上し、
すべての関節の潤滑が整うと、
体が軽く効率よく動かせるようになるわけです。
つぎは伸長についてです。
これは伸張(力を入れないストレッチ)とは違い、
伸長とは力を入れて伸ばすことをいいます。
伸ばそうと力を入れると、
連動する骨どうしに軸圧がかかります。
たとえば、
両手を挙げ大きく伸びをしようとする際は、
体幹から手まで力が伝わって伸ばしているはずです。
この動作は、
コアから軸圧をかけながら伸長させている図です。

この図のように、
若返り筋メソッドの体操で行うすべての動作は、
コア軸圧伸長法を使っており、
ここが従来の運動法と一線を画しています。
・どんな効果が期待できるの?
つぎは今までの筋トレやストレッチと何が違い、
どんな効果が期待できるのかを解説しましょう。
一般的な筋トレの目的は筋力の強化であり、
負荷の増大とともに、
筋肥大が見た目の変化の目安となっています。
ムキムキの体づくりはその象徴です。
一方、コア軸圧伸長法を使った体操法は、
筋肉を引き締めるので筋肥大はしません。
しかし、筋力は強くなります。
なぜなら、筋を伸長させることで、
伸縮力が増して神経伝達がよくなるからです。
コア軸圧伸長法を使った体操法は、
しなやかで引き締まった体を作るのに適しています。
つぎに一般的な静的ストレッチとの比較ですが、
ストレッチの目的は疲労物質の除去や
関節が硬くなるのを防ぐために特定の関節に対して行います。
スポーツ後のストレッチはよく見られる光景です。
これに対しコア軸圧伸長法の場合は、
特定の関節ではなく、
コアから放射状に伸ばすイメージで行います。
この二つ、似たような動作でも大きく異なるのは、
筋肉を脱力させ引っ張るストレッチに対し、
コアから末端まで筋肉の力を入れて伸ばすことです。
これにより、
関節に軸圧がかかりパフォーマンスが上がります。
コア軸圧伸長法の特徴をまとめると、
筋肉は絞られ細くなりますが、
神経伝達の向上により筋力は増すこと。
もうひとつは、
しっかりとコアから軸圧をかけて伸ばすことで、
関節のパフォーマンスが上がること。
また、筋肉には、
しっかり伸ばすとしっかりと縮むという性質があるので、
筋肉の柔軟性が増しひいては関節の柔軟性が増すことです。
これらのことから、
ムキムキの体を求めない女性や中高年にとっては、
筋トレとストレッチを合わせた効果があるといえます。
・5つのステップによる自助健康法
2004年からの研究で、
おもに女性や中高年の体力改善策や若返り法として、
歩行整体というしくみを創りました。
これは、少しずつ自分で覚えながら
ステップアップできる体操法なので、
遅かれ速かれ自分のものにできます。

これからの時代は、
自分の体は自分で守るという
自助の精神は重要だと考えています。
歩行整体という仕組みは、
これができるように設計されており、
実際に活用されている人が増えてきました。
これからも新時代の自助健康法を目指して、
バージョンアップを重ねていきます。
現在、需要にこたえるために指導者養成中です。
次回は、「Wウォーキングは自家発電」です。
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若返り筋メソッド座学&体操実習(少人数制)
・9月7日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド「開脚編」股関節三軸体操
・10月5日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド「合蹠編」股関節三軸体操
・11月2日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド「前後開脚編」股関節三軸体操

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