こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「姿勢が悪いと正しい歩行はできない」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12849289908.html


今回は〃「内臓や骨格の健康とウォーキングの関係」〃です。


健康にいいと思いウォーキングする人は多いですが、
具体的にどういう関係があるのかを解説します。


・健康の悟りを求め続けて


臨床研究家であり、健康の悟りを求める求道者です。

歩行と健康については、
33年間、実践と指導を通じて研究してきました。


そこで出た結論はつぎのようなことです。
「歩行を行うは安し、しかし歩行を極めるは難し」です。

歩行について探求すればするほど、
偉大な効果、その神秘の力を感じざるを得ません。


なぜなら、
歩くことで数々の健康の奇蹟を体験したからであり、
歩くことで数々の気づきや発見が得られたからであり、
実践している人達の変化を見てきたからです。


たとえば、足のむくみの解消、
胸痛や息切れの解消、頭痛や首痛の解消、
マイナス思考の解消などの不調からの脱出や、
自家発電のような元気回復を経験してきました。

また、実践者の不調回復を見てきたからです。


だから「歩行なくして健康なし」と確信しています。

そして、ウォーキング愛好家には質問します。
「何のためにウォーキングをしているのですか」


「歩くと気持ちがいいから」
「健康でいられるように思うから」
「何か運動しないとと思うから」
「ストレス解消になるから」
「糖尿病予備軍だから」


いろんな答えが返ってきますが、
だいたいみなさんに共通するのは、
続けていると健康にいい、調子がいいということです。


・内臓の健康とウォーキング


では、内臓とウォーキングの関係ですが、
治療に近い健康効果があるというのが実態です。


たとえば、糖尿病の予防や治療をはじめ、
リハビリとしての歩行も全国で行われています。


そして、具体的にはどのようなメカニズムがあるのか、
どの内臓にいいのかなども明確になってきました。


歩行は代表的な有酸素運動なので、
酸素を取り入れ適度に血行がよくなるので、
内臓が活性化されるというのはよく知られています。


もちろん、血液は全身を回っているので、
すべての内臓に影響することは容易に想像できます。


ただ、このような感じで、
良いことは分かっているけれども、
数値化しにくいのでもやっとしている感じがあります。


しかし、ハッキリ解明されていることもあり、
それが歩く時間や速度と内臓との関係です。


・ポイントは歩く時間と速度


結論からいうと、
ウォーキングの健康効果を最大化するためには、
時間と速度の最適化が望ましいのです。





これは数十年前に研究機関から発表されたことですが、
それを徹底的に検証した結果、
歩く時間は正味40分間がベストです。


30分以下ではガクッと落ち効果は半減以下になり、
50分以上では疲れが残り時間もかかるので辛くなります。


もうひとつ重要なことは歩く速度です。


なぜなら、
臓器によって回復に必要な振動やリズムが違うからです。


たとえば、
胃腸などの消化器系の臓器の場合、
腸の蠕動運動などに最適な振動は、
歩くスピードは遅い方がよいので「ゆっくり歩行」


腎臓や膀胱など泌尿器系の臓器の場合、
腎臓の濾過を助けるための振動は、
消化器系よりは速いスピードの「しっかり歩行」


呼吸器や循環器系の臓器の場合、
泌尿器系よりも速いスピードの「しっかり速歩」


すべての臓器が元気な場合は、
より気力活力を上げるための速度、
呼吸器系よりも速いスピードの「ダイナミック速歩」


このように各臓器の回復のためのスピードは変わります。


たとえば、
私は呼吸循環器系に弱点があるので、
呼吸が整うまでの1、2kmは「しっかり速歩」となり、
呼吸が楽になった後半は、「ダイナミック速歩」で歩けるようになります。


このように、内臓の調子が低下している場合は、
その内臓が回復するスピードで歩くのです。

そして、歩いているうちに機能が整ってくると、
もう一段スピードを上げることができます。


そのためには、40分という時間歩き続けることと、
整えたい臓器にあったスピードで歩くことが大切です。


1.ゆっくり歩行 時速3.5km
2.しっかり歩行 時速4.5km
3.しっかり速歩 時速5km
4.ダイナミック速歩 時速6.1km

※時速はすべて身長160~165cmが基準


まとめると、40分、最適な速度で歩くことは、
自家発電そのものであること、
そして、内臓の未病は消えていくことです。


次回は「骨格の健康とウォーキング」と題して、
今回の続きを解説していきます。


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