こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「姿勢改善のポイントは股関節にある!」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12761284571.html
今回は「体幹が弱い人の特徴とその強化策(改訂版)」です。
体幹が弱い人の特徴とその強化策は4年前にアップしましたが、その間に発見したことや気づきなどを加え改訂しました。
体幹というのは胴体のことを指しますが、それでは漠然としているので、ここでいう体幹とは「体幹インナーマッスル」=「若返り筋」を対象とします。
(体幹が弱い人の特徴)
・すぐに座りたくなる
・反り腰やぽっこりお腹になる
・子供の場合は運動神経が悪い
・背筋がまっすぐに伸びない
・ハイキングですぐに転びそうになる
・バランス感覚が悪い
こんな特徴がありますが、体幹インナーマッスル(若返り筋)の筋力や制御力が高まれば、たとえ中高年でもこんな悩みは解消していきます。
上の特徴は、私自身の経験と、40年以上臨床にて人々を観察してきた結論です。
では、それぞれについて解説します。
・すぐに座りたくなる
このタイプは脚力が弱いと思いがちですが、それよりも若返り筋の方が大きく関与しています。
わたしは、長年ランニングやウォーキングをしてきたので、脚力はそれほど弱くありませんが、若返り筋の存在に気づかなかった頃は、2時間のセミナーを立ち姿勢で行うことは困難でした。
なぜなら、脚力の大本は若返り筋だからです。
脚の機能を有効に使うためには、横隔膜から股関節までの若返り筋の働きが欠かせないからです。
この問題の解決策が「若返り筋メソッド」というエクササイズです。
・反り腰やぽっこりお腹になる
反り腰には骨盤前傾タイプと後傾タイプ(スウェイバック)がありますが、骨盤前傾の姿勢は腰の湾曲が強く反ったように見え、骨盤後傾の姿勢では背中の広い範囲が反った様に見えます。
共通しているのは体幹のアンバランスですが、骨盤前傾タイプは若返り筋の柔軟性が低下しており、骨盤後傾タイプは若返り筋の筋力が衰えています。
この問題に対しては、体幹の筋力と柔軟性をバランスよく鍛えることが大切です。
ストレッチと筋トレのW効果がある「若返り筋メソッド」は、
筋肉を軟らかくしながら鍛えることができるので、どちらのタイプにも有効に働くことが分かりました。
・子供の場合は運動神経が悪い
体幹の筋力が弱かったり使えていなかったりすると、子供の場合は、運動神経が鈍いといわれます。
たとえば、サッカーでキック力が弱い、野球のバッティングで遠くに飛ばせない、短距離走ではスタートが遅いなどとして現れます。
実はコレは運動神経が悪いのではなくて、体幹の使い方が身についていないので、体幹の筋力、柔軟性を高めながら、少しずつ自信をつけていくのが良い方法です。
・背筋がまっすぐに伸びない
背筋は背骨とそれを支える筋肉群で伸びています。
それが、まっすぐに伸びない場合は、日常の座り姿勢に問題があります。
いつも背もたれにもたれていたり、背もたれにもたれていなくても前屈みになっていめなど、背骨に偏りが生じると筋力にも偏りが発生します。
さらに太ももの後ろが硬くなり、ねこ背や巻き肩になると、簡単に元に戻せなくなり不快な症状が現れます。
これを解消するためには、整体などの施術では限界があり、背骨まわりや股関節を積極的に使う運動が必要となります。
それと並行して、若返り筋を使った正しい立ち姿勢と座り姿勢を身につける必要があります。
弱っていた若返り筋の再生が必要なので、はじめは姿勢を意識するだけでも少し疲労感がありますが、
1ヶ月もすれば慣れてくるでしょう。
・ハイキングですぐに転びそうになる
ハイキングは自然道を歩くので、アップダウンや起伏に富んだ道に対応する必要があります。
こんな変化に富んだ道に適応するには、足首や股関節の柔軟性と体幹の筋力が必要です。
体幹、特に若返り筋が弱いと、体の重心バランスを整えにくくなるので、特に下りのコントロールが難しくなります。
これを解消するためには、若返り筋の再生とともに下肢の筋力強化、そして股関節を軟らかくすることが欠かせません。
・バランス感覚が悪い
バランス感覚は神経伝達など脳脊髄の問題だけではなく、関節の柔軟性や筋肉の制御力など複雑ですが、ここを鍛え再生するためには、片足立ちなどの運動が必要です。
たとえば、片足立ちで立つのには、足首と股関節をはじめ、多くの筋肉や関節のバランス力が必要ですが、中でも若返り筋など体幹の筋肉が大きな影響力を持ちます。
バランス感覚を向上させるためには、若返り筋を使った片足立ちの運動が役立ちます。
片足立ちや不安定な台を利用して行いますが、体の軸を感じながら、体幹を伸ばしたり捻ったりする運動が効果的です。
若返り筋メソッドのつるかめ体操は、9種類のうち5種類が片足立ちで行うエクササイズですが、
簡単なサポートで90代の人でも行える楽な運動で、リズムがゆっくりなので心拍数も跳ね上がらずに行えます。
(体幹力向上のためのヒント)
体幹力向上というと、腹筋や背筋などの息が弾む筋トレをイメージされがちですが、じつはそこではなく、体幹インナーマッスルの若返り筋を使ったバランス運動が一番効果的です。
若返り筋が弱る理由は、長年の座り仕事や長時間座る生活ですから、不安定な立ち姿勢の中で体の軸を感じながら、若返り筋を使えるようになることが一番の近道です。
そのうえで、腹筋や背筋など、アウターマッスルも組み合わせた運動をするのが一番効率的な方法です。
まずインナーマッスルを鍛えて、次にアウターマッスルを鍛える方法、別の言い方ではインナーマッスルが動き出してから、アウターマッスルを動かす体の使い方ができるようにすることです。
これは体の再教育ですが、これが運動が苦手な人が運動が得意に変われる方法であると同時に、健康寿命を伸ばし生涯現役を実現する体づくりなのです。
たとえば、若返り筋メソッドの筋肉絞り体操は、全部を5分でできて全身の活性化に役立ちますし、つるかめ体操9種のうち1つか2つやるだけでも、バランス力の向上や姿勢の改善に役立っています。
最後にひとこと。
自分は運動神経が鈍い、運動ダメと思っているあなたへ。
じつは、体幹インナーマッスルが使えていないだけかもしれませんよ、過去の私がそうであったように…。
若返り筋メソッドはそんなあなたを支援します。
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※書籍『若返り筋メソッド』アマゾンから発売中!
※「若返り筋メソッド」認定トレーナー制度について
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若返り筋メソッド座学&体操実習(少人数制)
・9月3日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド股関節集中1
・10月8日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド股関節集中2
セミナーの日程は↓から
https://smart.reservestock.jp/event_form/event_calendar/21054
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岡田宰治です。
前回は「姿勢改善のポイントは股関節にある!」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12761284571.html
今回は「体幹が弱い人の特徴とその強化策(改訂版)」です。
体幹が弱い人の特徴とその強化策は4年前にアップしましたが、その間に発見したことや気づきなどを加え改訂しました。
体幹というのは胴体のことを指しますが、それでは漠然としているので、ここでいう体幹とは「体幹インナーマッスル」=「若返り筋」を対象とします。
(体幹が弱い人の特徴)
・すぐに座りたくなる
・反り腰やぽっこりお腹になる
・子供の場合は運動神経が悪い
・背筋がまっすぐに伸びない
・ハイキングですぐに転びそうになる
・バランス感覚が悪い
こんな特徴がありますが、体幹インナーマッスル(若返り筋)の筋力や制御力が高まれば、たとえ中高年でもこんな悩みは解消していきます。
上の特徴は、私自身の経験と、40年以上臨床にて人々を観察してきた結論です。
では、それぞれについて解説します。
・すぐに座りたくなる
このタイプは脚力が弱いと思いがちですが、それよりも若返り筋の方が大きく関与しています。
わたしは、長年ランニングやウォーキングをしてきたので、脚力はそれほど弱くありませんが、若返り筋の存在に気づかなかった頃は、2時間のセミナーを立ち姿勢で行うことは困難でした。
なぜなら、脚力の大本は若返り筋だからです。
脚の機能を有効に使うためには、横隔膜から股関節までの若返り筋の働きが欠かせないからです。
この問題の解決策が「若返り筋メソッド」というエクササイズです。
・反り腰やぽっこりお腹になる
反り腰には骨盤前傾タイプと後傾タイプ(スウェイバック)がありますが、骨盤前傾の姿勢は腰の湾曲が強く反ったように見え、骨盤後傾の姿勢では背中の広い範囲が反った様に見えます。
共通しているのは体幹のアンバランスですが、骨盤前傾タイプは若返り筋の柔軟性が低下しており、骨盤後傾タイプは若返り筋の筋力が衰えています。
この問題に対しては、体幹の筋力と柔軟性をバランスよく鍛えることが大切です。
ストレッチと筋トレのW効果がある「若返り筋メソッド」は、
筋肉を軟らかくしながら鍛えることができるので、どちらのタイプにも有効に働くことが分かりました。
・子供の場合は運動神経が悪い
体幹の筋力が弱かったり使えていなかったりすると、子供の場合は、運動神経が鈍いといわれます。
たとえば、サッカーでキック力が弱い、野球のバッティングで遠くに飛ばせない、短距離走ではスタートが遅いなどとして現れます。
実はコレは運動神経が悪いのではなくて、体幹の使い方が身についていないので、体幹の筋力、柔軟性を高めながら、少しずつ自信をつけていくのが良い方法です。
・背筋がまっすぐに伸びない
背筋は背骨とそれを支える筋肉群で伸びています。
それが、まっすぐに伸びない場合は、日常の座り姿勢に問題があります。
いつも背もたれにもたれていたり、背もたれにもたれていなくても前屈みになっていめなど、背骨に偏りが生じると筋力にも偏りが発生します。
さらに太ももの後ろが硬くなり、ねこ背や巻き肩になると、簡単に元に戻せなくなり不快な症状が現れます。
これを解消するためには、整体などの施術では限界があり、背骨まわりや股関節を積極的に使う運動が必要となります。
それと並行して、若返り筋を使った正しい立ち姿勢と座り姿勢を身につける必要があります。
弱っていた若返り筋の再生が必要なので、はじめは姿勢を意識するだけでも少し疲労感がありますが、
1ヶ月もすれば慣れてくるでしょう。
・ハイキングですぐに転びそうになる
ハイキングは自然道を歩くので、アップダウンや起伏に富んだ道に対応する必要があります。
こんな変化に富んだ道に適応するには、足首や股関節の柔軟性と体幹の筋力が必要です。
体幹、特に若返り筋が弱いと、体の重心バランスを整えにくくなるので、特に下りのコントロールが難しくなります。
これを解消するためには、若返り筋の再生とともに下肢の筋力強化、そして股関節を軟らかくすることが欠かせません。
・バランス感覚が悪い
バランス感覚は神経伝達など脳脊髄の問題だけではなく、関節の柔軟性や筋肉の制御力など複雑ですが、ここを鍛え再生するためには、片足立ちなどの運動が必要です。
たとえば、片足立ちで立つのには、足首と股関節をはじめ、多くの筋肉や関節のバランス力が必要ですが、中でも若返り筋など体幹の筋肉が大きな影響力を持ちます。
バランス感覚を向上させるためには、若返り筋を使った片足立ちの運動が役立ちます。
片足立ちや不安定な台を利用して行いますが、体の軸を感じながら、体幹を伸ばしたり捻ったりする運動が効果的です。
若返り筋メソッドのつるかめ体操は、9種類のうち5種類が片足立ちで行うエクササイズですが、
簡単なサポートで90代の人でも行える楽な運動で、リズムがゆっくりなので心拍数も跳ね上がらずに行えます。
(体幹力向上のためのヒント)
体幹力向上というと、腹筋や背筋などの息が弾む筋トレをイメージされがちですが、じつはそこではなく、体幹インナーマッスルの若返り筋を使ったバランス運動が一番効果的です。
若返り筋が弱る理由は、長年の座り仕事や長時間座る生活ですから、不安定な立ち姿勢の中で体の軸を感じながら、若返り筋を使えるようになることが一番の近道です。
そのうえで、腹筋や背筋など、アウターマッスルも組み合わせた運動をするのが一番効率的な方法です。
まずインナーマッスルを鍛えて、次にアウターマッスルを鍛える方法、別の言い方ではインナーマッスルが動き出してから、アウターマッスルを動かす体の使い方ができるようにすることです。
これは体の再教育ですが、これが運動が苦手な人が運動が得意に変われる方法であると同時に、健康寿命を伸ばし生涯現役を実現する体づくりなのです。
たとえば、若返り筋メソッドの筋肉絞り体操は、全部を5分でできて全身の活性化に役立ちますし、つるかめ体操9種のうち1つか2つやるだけでも、バランス力の向上や姿勢の改善に役立っています。
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若返り筋メソッド座学&体操実習(少人数制)
・9月3日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド股関節集中1
・10月8日(土)18~20時(当研究所&Zoom)
座学+若返り筋メソッド股関節集中2
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