こんにちは、
岡田宰治です。


前回は「○○は究極の健康寿命を伸ばす言葉」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12747920321.html

会う度に若返って見える人達がいるというドキュメントでした。


今回は「足ることを知るは大切」です。


・若返り追求の問題点とは


前回は「若返り」とは欲求そのものなので、生涯現役人生とともに、強力な健康寿命を伸ばす原動力になるといいました。


確かにいつまでも若々しく生き、生涯現役で誰かの役に立ちたいというのは、バランスさえ崩さなければ良い考え方だと思います。


また、欲求は本能から出ているからこそ強力なのですが、同時にそこには問題点も隠れています。


それは欲に火をつけると、モチベーションは上がるのですが、ヒートアップしてバランスを欠くことがあるからです。


たとえば、欲求を満たすために借金をするとか、そのために他の大切なことを犠牲にするなどです。


この辺のコントロール、たとえばしっかり稼いで好きなことに使う、ここまで考えて若返りを目指しているならよいのですが、欲求のままに突っ走ると経済破綻する可能性もあります。


そこでバランスを取るのに必要な考え方、足ることを知るについて考えてみたいと思います。


・心の三毒


仏教では昔から中道に入るための方法として、心の三毒の反省が行われています。


これは、貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)ですが、貪とは貪欲、過ぎた欲のことです。
瞋とは怒り、冷静さを欠いた怒りのこと、痴とは愚痴など何の益にもならない愚かさのこと、この三つの反省が穏やかな心を作るのに大切とされています。


まずは貪欲のところですが、たとえば若返りを心がけて生きることは良いのですが、

置かれている状況を無視した支出や、借金をしてまで高額な商品を購入したり、競争心や嫉妬心で冷静さを欠いたりすると、身の丈に合わない過ぎた欲となるので反省の対象となります。


ここの反省のポイントは欲のコントロール、過ぎた欲を戒めるこれが「足ることを知る」です。


つぎは瞋ですが、これは怒るクセともいえます。

あまり感情の起伏が激しいと、人生に失敗するとも言われていますが、信用を失い人から嫌われることになります。


ここの反省ポイントはカッと怒らないこと、怒りそうになったら深呼吸をするなどして整え、穏やかな心、平静心をもつことです。


痴は愚かなことですが、たとえば、お金がないのに借金するとか、それがどういう結果を引き起こすか、原因結果の法則が分かっていないことをいいます。


ここの反省ポイントは真理を学び、これをしたらどういうことになるという原因結果の法則が使えるようになることです。


この三つの反省ポイントは大切で、これが正しく制御できるだけで人生の失敗はかなり減らすことができます。


・足ることを知るは大切


特に最近お話しした若返りの実態は、ものすごく魅力的なことなので欲望をそそります。
そして、それらの最新のノウハウの多くはお金がかかります。


それが働くエネルギーになれば勤勉で良いのですが、努力無くして結果だけが欲しいとなると、そこには貪欲による地獄が展開する危険性が生まれます。


欲というのは際限がありませんから、コントロールしないとドンドン膨らんでいく危険性がつきまといます。


そこで必要になるバランサーとしての考え方が、足ることを知るということなのです。


たとえば、若返りというテーマに関しても、日新月歩で研究開発が進んでいるので、欲をいえばきりが無い世界です。


若返りたいという願望があれば、そしてアンテナを張れば新しい情報はどんどん入ってくるでしょう。


それをインプットし知識として利用できることは利用する、これは良いことですが、同時に心がけたいのは足ることを知る、これが欲の暴走を防ぐ考え方となるからです。


たとえば、現在の地球は人口爆発によって、80億人もの人が生きていますが、同時に食糧危機にも瀕しており、多くの人達が飢えに苦しんでいます。


実際に世界中で食物の値段が高騰していますが、それを考えると、食べ物が手に入るだけで有り難いという、好きな物を買って食べられることへの感謝が生まれます。
これが過ぎた欲を調整する力になります。


そして、身の丈に合った生活に満足できるようになるので、欲のコントロールが上手くいかなくなった時には、一度立ち止まって「足ることを知ること」が大切になります。


・穏やかな心


二つ目の瞋、怒りの心の処方箋でもありますが、この欲のコントロールにも平静心は役立ちます。

穏やかな心とは感情の起伏が少なく、いつも快適な気分で過ごしている状態です。

この境地が常態化すると天国に帰れるとも言われていますが、欲望に振り回されるのも感情の起伏なので、足ることを知ることで、穏やかな心をとりもどせます。


繰り返し言いますが、若返りというキーワードは、究極の健康寿命を伸ばし生涯現役に繋がる言葉だと思います。


しかし、このキーワードを活かすためには、最新ノウハウを使いながら、運動も取り入れながら、勤勉に働き、健康増進に励むという姿勢が望ましいのです。


そして忘れてはならないのが、足ることを知るということであり、穏やかな心を維持すること、心の状態を健康的、天国的に保つことです。


ここまで含めて、トータルに若返りをめざすというバランスのとれた姿勢が望ましいと考えており、ここを目指していきたいと反省しています。


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