こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「心の家の作り方」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12727373502.html
利他の心をもち大志を持って生きていく時に、
宇宙意識からエネルギーは流れるというお話でした。
この連載は『ザ・マスター・キー』チャールズ・Ｆ・ハアネル著、菅靖彦訳、河出書房新社刊をテキストにしています。
『ザ・マスター・キー』は1917年初版の、
心と体の関係や心の力について詳述された名著です。
今回は6章「注意力を養う」と第7章にフォーカスします。
※本書からの引用部分は青字になっています。
では、早速本文の引用から始めましょう。
6章 注意力を養う
注意力は太陽光線を集中させる拡大鏡にたとえると理解しやすいでしょう。
太陽光線は、拡大鏡が動いている間、あちこちに散らばり、特定の力を持ちません。
でも、拡大鏡を固定し、一定時間、一つの箇所で光線を集めると、その効果が一目瞭然となります。
思考の力も同じなのです。
思考をあちこちにさ迷わせていると、力が分散し、これといった効果はあらわれません。
けれども、注意や集中によって一定時間、一つの目標にこの力を集中させれば、何事も不可能ではなくなります。
この章は注意力を分散させるのではなく、
集中することの大切さが述べられています。
たとえば、3つの違った目標を持っていた場合は、
それぞれに力を分散させるのでは無く、
まず一つ目の目標に集中し、
一定の成果が出るまでは注意を分散させないことです。
このような各個撃破のような取り組み方が必要ですが、
焦るとコレが出来なくなって分散し、
挫折したり進捗が遅くなったりしてしまいます。
7章 イメージの威力－1－
人間の意志にはさまざまな制約や誤解が伴いますが、
それに頼れるというのは心強いことです。
その上、あなたは無限の力を擁する潜在意識を活用することもできます。
これから紹介するのは、その素晴らしい力の科学的説明です。
それを理解し、十分に認識すれば、その力を思い通りに使うことができます。
7章では、この全能のパワーを意識的に活用する一つの手段を紹介します。
人間は意志と選択の力をもっており、
それに潜在意識の力が加わることで、
さまざまな困難を乗り越えていくことができます。
創造力には無限の可能性がありますが、
その最たる方法はイメージを活用することです。
ビジュアライゼーションは心の中にイメージを作るプロセスです。
そのイメージはあなたの未来を形作るパターンとして働く鋳型、モデルとなります。
心に未来像を明確に描くことができ、
それを繰り返しイメージできるようになれば、
まるで鋳型のようになり、
強力な未来を現実化する力となるのです。
鮮明なイメージを抱き、心の中にしっかりと抱き続ければ、
徐々に自分の方にたぐり寄せることができるでしょう。
あなたは「なりたい」人間になれるでしょう。
友人のＹ社長は、
訪れる近未来の姿を事細かく絵で表現されますが、
その描写は実現後のスナップ写真のようにハッキリしています。それを毎日観ているそうです。
傍目から観ていると、
「なりたい」人間というよりは、
未来を先取りして楽しんでいる少女のように見えます。
明らかに感情が乗っているところが本物で、
未来のことを語っているのに、
まるで過去の回想のようにすら聞こえるのです。
それぐらいリアルだということです。
これはよく知られている心理学的事実ですが、不幸なことに、
それがわかっても、望みの結果は得られません。
心の中にイメージを形作る助けにすらならないでしょう。
ましてや、それを顕在化させることなどできません。
さらなる努力が必要なのです。
ほとんどの人がやりたがらないきつい精神的な作業が待っているのです。
現実にはＹさんのようなケースは少ないです。
その理由は、
ふつうはそこまで細かく描写できないからです。
これは、そこまで真剣ではないともいえますし、
ワクワク感が足りないともいえるのですが、
それだけではなくある種のスキルが必要であり、
まだ、精神的な作業のプロセスを経ていないからです。
たとえば、建てたい家をイメージしてください。
といっても、ふつうはそんなに明確なものは描けず、
犬小屋に毛が生えた程度のものしか描けません。
来週は、さらなる努力としてのスキルについて、
この精神的な作業について、
具体的に解説していきます。
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オンライン【岡田宰治の健康化セッション】お悩み解決！
https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/calendar_week/21054?course_id=86553
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岡田宰治です。
前回は「心の家の作り方」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12727373502.html
利他の心をもち大志を持って生きていく時に、
宇宙意識からエネルギーは流れるというお話でした。
この連載は『ザ・マスター・キー』チャールズ・Ｆ・ハアネル著、菅靖彦訳、河出書房新社刊をテキストにしています。
『ザ・マスター・キー』は1917年初版の、
心と体の関係や心の力について詳述された名著です。
今回は6章「注意力を養う」と第7章にフォーカスします。
※本書からの引用部分は青字になっています。
では、早速本文の引用から始めましょう。
6章 注意力を養う
注意力は太陽光線を集中させる拡大鏡にたとえると理解しやすいでしょう。
太陽光線は、拡大鏡が動いている間、あちこちに散らばり、特定の力を持ちません。
でも、拡大鏡を固定し、一定時間、一つの箇所で光線を集めると、その効果が一目瞭然となります。
思考の力も同じなのです。
思考をあちこちにさ迷わせていると、力が分散し、これといった効果はあらわれません。
けれども、注意や集中によって一定時間、一つの目標にこの力を集中させれば、何事も不可能ではなくなります。
この章は注意力を分散させるのではなく、
集中することの大切さが述べられています。
たとえば、3つの違った目標を持っていた場合は、
それぞれに力を分散させるのでは無く、
まず一つ目の目標に集中し、
一定の成果が出るまでは注意を分散させないことです。
このような各個撃破のような取り組み方が必要ですが、
焦るとコレが出来なくなって分散し、
挫折したり進捗が遅くなったりしてしまいます。
7章 イメージの威力－1－
人間の意志にはさまざまな制約や誤解が伴いますが、
それに頼れるというのは心強いことです。
その上、あなたは無限の力を擁する潜在意識を活用することもできます。
これから紹介するのは、その素晴らしい力の科学的説明です。
それを理解し、十分に認識すれば、その力を思い通りに使うことができます。
7章では、この全能のパワーを意識的に活用する一つの手段を紹介します。
人間は意志と選択の力をもっており、
それに潜在意識の力が加わることで、
さまざまな困難を乗り越えていくことができます。
創造力には無限の可能性がありますが、
その最たる方法はイメージを活用することです。
ビジュアライゼーションは心の中にイメージを作るプロセスです。
そのイメージはあなたの未来を形作るパターンとして働く鋳型、モデルとなります。
心に未来像を明確に描くことができ、
それを繰り返しイメージできるようになれば、
まるで鋳型のようになり、
強力な未来を現実化する力となるのです。
鮮明なイメージを抱き、心の中にしっかりと抱き続ければ、
徐々に自分の方にたぐり寄せることができるでしょう。
あなたは「なりたい」人間になれるでしょう。
友人のＹ社長は、
訪れる近未来の姿を事細かく絵で表現されますが、
その描写は実現後のスナップ写真のようにハッキリしています。それを毎日観ているそうです。
傍目から観ていると、
「なりたい」人間というよりは、
未来を先取りして楽しんでいる少女のように見えます。
明らかに感情が乗っているところが本物で、
未来のことを語っているのに、
まるで過去の回想のようにすら聞こえるのです。
それぐらいリアルだということです。
これはよく知られている心理学的事実ですが、不幸なことに、
それがわかっても、望みの結果は得られません。
心の中にイメージを形作る助けにすらならないでしょう。
ましてや、それを顕在化させることなどできません。
さらなる努力が必要なのです。
ほとんどの人がやりたがらないきつい精神的な作業が待っているのです。
現実にはＹさんのようなケースは少ないです。
その理由は、
ふつうはそこまで細かく描写できないからです。
これは、そこまで真剣ではないともいえますし、
ワクワク感が足りないともいえるのですが、
それだけではなくある種のスキルが必要であり、
まだ、精神的な作業のプロセスを経ていないからです。
たとえば、建てたい家をイメージしてください。
といっても、ふつうはそんなに明確なものは描けず、
犬小屋に毛が生えた程度のものしか描けません。
来週は、さらなる努力としてのスキルについて、
この精神的な作業について、
具体的に解説していきます。
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