こんにちは、
岡田宰治です。
前回は「すべてのパワーは内側からやって来る」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12718329659.html
この連載は『ザ・マスター・キー』チャールズ・Ｆ・ハアネル著、
著河出書房新社刊をテキストにしています。
『ザ・マスター・キー』は1917年刊行ですが、
心と体の関係や心の力について詳述された名著です。
※本文からの引用部分は青字になっています。
第二回目は「潜在意識の驚くべきパワー」です。
100年前に1週間ごとにステップアップという方式、
現代にも通用するとても親切な方法だと思います。
初めて読んだときは1週間に1章で何ヶ月もかかりましたが、
おかげでかなり深いところまで理解できました。
では今回も本文を参考にコメントしていきましょう。
今回の課題は思考のコントロールです。
わたしたちが抱えている困難は
その大部分が混乱した考えと無知に起因します。
思考はエネルギーです。
積極的な思考をすれば、
行動のエネルギーが高まりますし、
思考を集中させれば、
集中力が高まります。
明確な目標に焦点を当てた思考はパワーになるのです。
このパワーをどれだけ自由にできるかは、
自分の中に潜む無限のエネルギーに
どれだけ触れられるかにかかっています。
というのも、
わたしたちはそのエネルギーの多様な顕れに過ぎないからです。
この真理をどの程度認識するかによって、
個人の人生における顕れ方が違ってくるのです。
学べば学ぶほどに、
思考がエネルギーだということがわかり、
試していくうちにそれが実感できるようになります。
エネルギーというのは、
目に見えない仕事をなし得る能力のことです。
この能力を使うためには、
まずその存在を認めることから始まり、
その特徴を理解し、
使いこなせるまでトレーニングする必要があります。
そのために本書が役立ちました。
特に、明確な目標に焦点を当てた思考はパワーになる、
これは目標、集中、イメージを固める、
こういうプロセスが絶対に必要だということですが、
これが出来ないと残念ながらこの力は使えません。
逆に言えば、
ここでつまずく人が多いので、
ここさえ突破できれば面白い現実が顕れます。
5.物事をやすやすと完璧にやり遂げられるかどうかは、
どの程度潜在意識に任せられるかにかかっています。
ピアノの演奏、スケート、タイプの打ち込み、巧みな取引－すべて完璧にこなすには潜在意識の助けを借りなければなりません。
これは誰でも経験があると思います。
「頭は真っ白けなのにすべてうまくいった。」
「まるで誰かが力を貸してくれているような流れだった」
こんな感じでしょうか。
22．潜在意識はわたしたちの生命を維持する働きをするだけではなく、願望実現の源でもあります。
それは芸術的な理想や愛他主義的な理想の源なのです。
この本能の力なくして、わたしたちはまともな人生を送ることができません。
願望実現の源にするには、日頃から「何を考えているか」ということが問われます。
いつも「夢」「理想」「なりたい自分」について考えているのか、それとも「過去の失敗」「現在の不足」「未来の不安」などを考えているのかでは、天と地ほどの差があります。
思考の力によって未来が創られていくという現実を知れば、何が得で何が損かは一目瞭然です。
23．潜在意識は反論することができません。
それゆえ、暗示を受けることがあります。
間違った暗示を取り除くには、正反対の強力な暗示を繰り返し、古い暗示に取って代わらせるのが一番確実です。そうすれば、新しい健全な思考や人生の習慣が形成されます。というのも、潜在意識は習慣の拠点だからです。わたしたちが何度も繰り返すものが習慣になるのです。
間違った暗示というのは「これからどんどん貧乏になる」とか「病気になるのでは……」などですが、これらは暗い感情に結びつき、その暗示を潜在意識に送り続けます。
こういうことが繰り返しになれば習慣となり現実を引き寄せます。
そうならないためには、前向きで建設的な人達と交わる、そういう人が集まるところに出入りするなどして、マイナスの暗示を打ち消す努力が必要です。目の前が真っ暗なときにこれが必要ですが、ここをクリアーすれば数ヶ月以内に現実は変わり始めます。
27．こう尋ねる人がいるかもしれません。
「潜在意識はどうして状況を返ることができるのですか？」答えは、「宇宙精神の一部だから」です。
部分は質的に全体と同じでなければなりません。
唯一の違いは程度の違いです。
ご存知のように、宇宙精神は創造的です。
実際、それは存在する唯一の創造者です。
したがって、心も創造的です。
そして、心の唯一の活動は思考することなので、
思考も必然的に創造的でなければなりません。
宇宙の根源の意識があることを感じられた瞬間に、これが腑に落ちました。わたしたちは宇宙意識の末端に過ぎませんが、認識力が上がるに比例してその全貌を感じられるようになります。
力は比べようもありませんが宇宙意識が持つ力は私たちにも備わっていることは間違いありません。
29．では、先週紹介したやり方で心を完全に鎮めてください。一切の思考を締めだしてください。
そうすれば、心配や不安や恐れを生み出す思考をコントロールし、自分の望む思考だけを心に抱けるようになります。
テレビや雑音から離れ心を鎮める練習をすれば、感情はおとなしくなり想念の暴走も減ることで、徐々に心の波立ちは消えていきます。そのときにこれは準備だということが分かります。
ここからが心の探究の始まりなのです。
響いたところがあなたの開運に繋がりますように。合掌
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岡田宰治です。
前回は「すべてのパワーは内側からやって来る」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12718329659.html
この連載は『ザ・マスター・キー』チャールズ・Ｆ・ハアネル著、
著河出書房新社刊をテキストにしています。
『ザ・マスター・キー』は1917年刊行ですが、
心と体の関係や心の力について詳述された名著です。
※本文からの引用部分は青字になっています。
第二回目は「潜在意識の驚くべきパワー」です。
100年前に1週間ごとにステップアップという方式、
現代にも通用するとても親切な方法だと思います。
初めて読んだときは1週間に1章で何ヶ月もかかりましたが、
おかげでかなり深いところまで理解できました。
では今回も本文を参考にコメントしていきましょう。
今回の課題は思考のコントロールです。
わたしたちが抱えている困難は
その大部分が混乱した考えと無知に起因します。
思考はエネルギーです。
積極的な思考をすれば、
行動のエネルギーが高まりますし、
思考を集中させれば、
集中力が高まります。
明確な目標に焦点を当てた思考はパワーになるのです。
このパワーをどれだけ自由にできるかは、
自分の中に潜む無限のエネルギーに
どれだけ触れられるかにかかっています。
というのも、
わたしたちはそのエネルギーの多様な顕れに過ぎないからです。
この真理をどの程度認識するかによって、
個人の人生における顕れ方が違ってくるのです。
学べば学ぶほどに、
思考がエネルギーだということがわかり、
試していくうちにそれが実感できるようになります。
エネルギーというのは、
目に見えない仕事をなし得る能力のことです。
この能力を使うためには、
まずその存在を認めることから始まり、
その特徴を理解し、
使いこなせるまでトレーニングする必要があります。
そのために本書が役立ちました。
特に、明確な目標に焦点を当てた思考はパワーになる、
これは目標、集中、イメージを固める、
こういうプロセスが絶対に必要だということですが、
これが出来ないと残念ながらこの力は使えません。
逆に言えば、
ここでつまずく人が多いので、
ここさえ突破できれば面白い現実が顕れます。
5.物事をやすやすと完璧にやり遂げられるかどうかは、
どの程度潜在意識に任せられるかにかかっています。
ピアノの演奏、スケート、タイプの打ち込み、巧みな取引－すべて完璧にこなすには潜在意識の助けを借りなければなりません。
これは誰でも経験があると思います。
「頭は真っ白けなのにすべてうまくいった。」
「まるで誰かが力を貸してくれているような流れだった」
こんな感じでしょうか。
22．潜在意識はわたしたちの生命を維持する働きをするだけではなく、願望実現の源でもあります。
それは芸術的な理想や愛他主義的な理想の源なのです。
この本能の力なくして、わたしたちはまともな人生を送ることができません。
願望実現の源にするには、日頃から「何を考えているか」ということが問われます。
いつも「夢」「理想」「なりたい自分」について考えているのか、それとも「過去の失敗」「現在の不足」「未来の不安」などを考えているのかでは、天と地ほどの差があります。
思考の力によって未来が創られていくという現実を知れば、何が得で何が損かは一目瞭然です。
23．潜在意識は反論することができません。
それゆえ、暗示を受けることがあります。
間違った暗示を取り除くには、正反対の強力な暗示を繰り返し、古い暗示に取って代わらせるのが一番確実です。そうすれば、新しい健全な思考や人生の習慣が形成されます。というのも、潜在意識は習慣の拠点だからです。わたしたちが何度も繰り返すものが習慣になるのです。
間違った暗示というのは「これからどんどん貧乏になる」とか「病気になるのでは……」などですが、これらは暗い感情に結びつき、その暗示を潜在意識に送り続けます。
こういうことが繰り返しになれば習慣となり現実を引き寄せます。
そうならないためには、前向きで建設的な人達と交わる、そういう人が集まるところに出入りするなどして、マイナスの暗示を打ち消す努力が必要です。目の前が真っ暗なときにこれが必要ですが、ここをクリアーすれば数ヶ月以内に現実は変わり始めます。
27．こう尋ねる人がいるかもしれません。
「潜在意識はどうして状況を返ることができるのですか？」答えは、「宇宙精神の一部だから」です。
部分は質的に全体と同じでなければなりません。
唯一の違いは程度の違いです。
ご存知のように、宇宙精神は創造的です。
実際、それは存在する唯一の創造者です。
したがって、心も創造的です。
そして、心の唯一の活動は思考することなので、
思考も必然的に創造的でなければなりません。
宇宙の根源の意識があることを感じられた瞬間に、これが腑に落ちました。わたしたちは宇宙意識の末端に過ぎませんが、認識力が上がるに比例してその全貌を感じられるようになります。
力は比べようもありませんが宇宙意識が持つ力は私たちにも備わっていることは間違いありません。
29．では、先週紹介したやり方で心を完全に鎮めてください。一切の思考を締めだしてください。
そうすれば、心配や不安や恐れを生み出す思考をコントロールし、自分の望む思考だけを心に抱けるようになります。
テレビや雑音から離れ心を鎮める練習をすれば、感情はおとなしくなり想念の暴走も減ることで、徐々に心の波立ちは消えていきます。そのときにこれは準備だということが分かります。
ここからが心の探究の始まりなのです。
響いたところがあなたの開運に繋がりますように。合掌
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