こんにちは、
岡田です。


今回は、わかさ出版の月刊誌、
明日の健康は今日作られる「夢21」12月号に載った、

・首が上がらず前を向けなくなる「首下がり症候群」が3ヶ月で解消!首の筋肉のセルフケア「首リハビリ」
         (健康科学整体研究所 岡田宰治)





この記事を読んだ人たちからの問い合わせがあったので、
それらにも答える感じでお話しします。


身近には少ないが、
全国レベルでは首下がりでお悩みの方は、
けっこういらっしゃる様子です。


お問い合わせの内容をまとめると、

「私の首下がりは直りますか」
「近くの治療院を紹介して下さい」
という類いのものと、

「毎日全部やるのですか」
「どのぐらいやれば効果が出ますか」など、
掲載の運動に対しての質問に分かれました。


一概に首下がりといっても、
中身は一人一人違い個別対応が必要ですが、
ここでは参考になりそうな情報をお伝えしましょう。


首下がりで悩む本人や家族が知りたいことは、
「首下がりは直るのか」ということか、
「どうやったら直るのか」という方法のどちらかです。


・程度問題について

日常の臨床観察をもとにお話しします。

まず、どの程度なら直るのかですが、
年齢、気力、性別、筋力、背骨の硬さ、病気の有無、
そして、子供の頃の姿勢などが関与しています。





・年齢

80代以上で真っ直ぐになる人は少ないので、
若ければ若い方が可能性は高いといえます。

・気力

気力が低下していると難しいです。
依存して動かないような人やうつなど、
「直してもらおう」という気力では難しいです。

自分で何とか脱出するぞというレベルが好ましいです。

・性別

首下がりは女性の方が圧倒的に多いのですが、
体力の影響だと思いますが、
回復力は男性の方が良い傾向があります。

・筋力

仰向けで首を持ち上げられないレベルでは、
筋肉が弱すぎてリハビリが出来ません。

座位で頭が前にぶら下がっているような状態で、
自力で首を持ち上げられない場合も、
同様のことがいえます。

・背骨の硬さ

背骨の柔軟性が失われると困難になります。

せめて、程度の差はあれ、
体幹の前後屈、捻転などができる状態が必要です。

・病気の有無

膠原病や内科疾患、精神病などがある場合は、
リハビリが困難となります。

それらがある場合とない場合では、
可能性が全く変わります。

・若い頃の姿勢

子供の頃から姿勢を注意されていた、
若い頃から猫背だったという場合が多く、
長年の姿勢の影響が強いと考えられます。

猫背、巻き肩、前のめりの姿勢は、
将来の首下がりの予備軍となり得ます。


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(可能性を考えると)


これらをまとめて、
可能性を考えてみましょう。


まず、予防という観点からいうと、

子供の頃から、
親に姿勢が悪いとしかられていたという人の割合が高く、
長年の姿勢の影響が大だと思われます。

特に、猫背、巻き肩、前のめりの3点セットは要注意。


その他では、やっぱり体力が関係しています。


可能性ということで考えると、
体力がある人はリハビリも順調に進み、
姿勢の改善が進む傾向にあります。

さらにいえば、
インナーマッスルの強弱が深く関係しています。


体の芯である背骨とインナーマッスルは、
ほぼ一体の関係です。

インナーマッスルが弱ると背骨が硬くなる、
背骨が硬くなるとインナーマッスルは弱る、
そんな関係なので、
インナーマッスルの体操が出来るレベルならば、
おおいに回復の可能性があります。


あとは、気力がともなっていれば、
さらに可能性が高まることは間違いなしです。


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