こんにちは、
岡田です。


前回は「ハイヒールでも健康的に歩ける」でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12539938597.html

インナーマッスルを使えない歩行では足が曲がり、
インナーマッスルが使えると姿勢が整うという内容でした。


今回は、歩行整体メソッド/第三の矢のお話、

「ゆがみを作る歩行とゆがみを整える歩行」です。

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『歩行整体メソッド』とは、

三本の矢による、
回復から若返りまでの整体システム。

第一の矢 ゆがみの潤滑整復術
第二の矢 ゆがみのトレーニング
第三の矢 ゆがまないセルフ整体

現在、見える化を図っています。




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今回は、第三の矢/整体歩行と直結の重要なお話です。


このポイントが腑に落ちれば、

なぜ、整体歩行が必要なのか、

その理由がはっきりと分かります。


ゆがみとは潤滑不全のことですが、

潤滑不全とは、つながりが悪い状態を指します。


たとえば、ひざのゆがみを例にとると、

軽い場合は「ひざがしっくりこない」という感じで、

進行すると「ひざが痛む」「歩きにくい」となり、

ゆがみがもっと進行すると、炎症症状が発生します。


炎症が発生すると医学的な処置が必要となります。


●どんな歩き方がゆがみを作るのか


いま、ひざを例にゆがみを解説しましたが、

実際、歩いて膝が痛くなるケースはとても多いです。


では、なぜ、そうなってしまうのでしょうか。


その理由を解説しましょう。


1.脚力に比べて歩く量が多すぎる


一日一万歩を歩けば健康になると思って、

ガンガン歩いている高齢者は山のようにいますが、

ひざの変形で曲がっている場合はいずれ破綻します。


このワナにはまっている人を数多く見てきました。


2.体力自体が弱い


体力自体が弱っているときは、

気力も弱るので伸びやかに歩くことができません。


こういうときは、

体力に見合った歩行量で調整すべきですが、

関節強度も落ちているのでやり過ぎると破綻します。


スピードと歩行量のコントロールが大切です。


3.履き物が合っていない


すり減った靴で歩いていたり、

大きすぎる、硬すぎる、軟らかすぎるなど、

足の機能を生かせない靴を履いて歩くと、

生理的な歩き方を阻害するので破綻します。


4.骨盤や股関節にゆがみがある


骨盤や股関節にゆがみがある場合は、

靴が良くても、スピードや量が適正でも、

身体のゆがみによって歩き方がゆがむことで、

歩いているうちに破綻することがあります。


5.歩く姿勢に問題がある


もし上の1~4までが正常であっても、

歩く姿勢が正しくないと本来の健康効果は出ません。


ましてや、1~4までのどこかに問題があれば、

歩けば歩くほどに破綻する方向へ進んでいきます。


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●全身を整える歩き方とは


では、どうしたらいいのでしょうか。


1.脚力に比べて歩く量が多すぎる場合は、

歩く量は10分ぐらいからはじめ徐々に増やしながら、

足腰の柔軟性と筋力アップを図ることが大切です。


2.体力自体が弱い場合は、

ゆっくりしたスピードから始め、

気持ちよく歩ける範囲で速度と量をコントロールし、

体力回復に従って、

全身の筋力を鍛えることで体力アップを図ります。


3.履き物が合っていない場合は専門家に相談し、

脚にフィットした靴を選ぶことから始めることです。


1万円以下の靴で機能が充実していることはまれなので、

専門家がすすめる靴を選ぶのが得策かと思います。


4.骨盤や股関節にゆがみがある場合は、

ゆがみを直すことから始めるべきです。


特に骨盤や股関節にゆがみがあれば、

100%ひざに影響が出るのは検証済みなので、

まず、治療から入るのが近道といえます。


これは第一の矢/潤滑整復術が必要な段階でもあります。


5.歩く姿勢に問題がある場合は、


上のすべてを見直して問題が解消していれば、

歩く姿勢を整える段階です。


上のどこかに問題があれば、

いくら歩き方を習っても正しく歩けません。

これは、過去、多数の症例を見てきた結論です。


正しい姿勢とは、

インナーマッスル(大腰筋)が機能した歩き方です。


足だけで歩くのではなく、

みぞおちの奥、背骨の両横を脚の付け根として起動し、

骨盤が連動して長い足を使って地面をつかんで歩く、

脚を前に出すというより脚でしっかりと蹴る歩行です。


これは、形では無く、

インナーマッスルが働くようになれば誰でも出来ます。




●そのためにやるべきこと


上のすべてをカバーできる方法は、

そして、最短コースは、

インナーマッスルを鍛えることです。


もし、骨盤や股関節のゆがみが大きい場合は、

左右対称の運動ができないので、

その場合は、潤滑整復術から入るべきですが、

それ以外は、インナーマッスルを鍛えるのが優先です。


現状、残念なことは、

インナーマッスルの運動が習えるところが少ないこと。


だから、少しでもお役に立ちたいと思い、

微力ながらセミナーを開催しています。


今日は第三の矢/整体歩行の神髄のお話でした。

この真理が、あなたのお役に立てば幸いです。


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歩行整体メソッド講義&インナーマッスル体操実技セミナー

・11月9日(土)18~20時(天王寺)
・11月22日(金)14~16時(天王寺)
・12月7日(土)18~20時(天王寺)
・12月20日(金)14~16時(天王寺)

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