こんにちは、
岡田です。
最近この肩こりシリーズは、
内臓機能を整える方法を順次紹介しています。
前回は『血液をキレイにする吸玉療法』でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12454820357.html
今回は『鍼灸療法』です。
ふだんは話題に上りにくい大昔の話ですが、
訳ありで高校を卒業してすぐに鍼灸学校に進学しました。
18歳から関わっている療法なので、
もう40年以上鍼を使っていることになります。
初めは、中医の先生から眼科の中国鍼を学び、
眼底鏡を覗いてから眼球の周辺など、
関連のツボに長いハリを刺入していました。
つづいて経絡療法としての鍼を学びました。
つまり、治療家の原点は鍼灸なのです。
いまでも、鍼は毎日の施術の中で使っている、
指の延長のようなとても身近な道具です。
今日は、専門家向きではなく、
普通の人向きの鍼灸のお話です。
(鍼灸とは)
鍼灸は説明が不要なほどに広く浸透しています。
それもそのはず、鍼灸の歴史は古く、
中国は前漢の時代の書「黄帝内経」にまで遡ります。
その後も脈々と受け継がれて現在に至り、
日本では国家資格としての鍼灸師があり、
鍼灸医学は医師と鍼灸師を中心に研究されています。
ハリは注射針に比べ遙かに細く、
ほとんど痛みを感じることなく刺入できます。
一方の灸は、
長らく皮膚上のもぐさに点火していましたが、
近年は、間接灸である温灸が中心になっています。
私は長寿研究所を営んでいた祖父から引き継いで、
40年近く鍼灸療法を行っていますが、
いろいろな症状に使えるのでとても重宝しています。
五十肩をはじめとした関節の痛み、
肩や腰の張りや痛み、
神経痛、リウマチなどに有効とされていますが、
内臓機能の調整にも適しています。
(なぜ内臓によいのか)
鍼灸は内臓の慢性症によく使われています。
経験則としては、
心臓、肺、血管などの循環器系、
胃や腸などの消化器系、
腎臓や膀胱などの泌尿器系に実績があります。
では、なぜ鍼灸は内臓機能に使えるのでしょうか。
それは、自律神経を介して内臓機能に作用すること、
内臓に関連したツボが全身にあること、
鍼灸は気の流れの調整に適していることです。
気とは、肉体に宿るエネルギーです。
霊や魂とほぼ同じものを指していますが、
気という場合は血液の循環のように、
循環するエネルギーを指しています。
電気や磁気を思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。
日常生活の中で、肉体的、精神的ストレスを受けたり、
また、ケガや不摂生などで気の流れに乱れが生じると、
気のめぐりが悪い部分が発生し、
関連する組織や臓器の機能が低下します。
たとえば、心労が続いて胃潰瘍になったりしますね。
こんな場合に、胃に関連するツボに鍼や灸を行うと、
気の流れが良くなり、
胃の機能が正常化することがあります。
他の臓器の場合でも同様で、
臓器に関連したツボは全身に数多くあるので、
それらを組み合わせて、
症状によって鍼や灸を使い分けるわけです。
(肩首こりの場合)
このように鍼灸は、
内臓の機能低下によって起こる肩首のこり、
腰痛に対しても効果があるわけです。
たとえば胃の調子が悪くなると、
背中の真ん中あたりがこってきますので、
そこと胃の機能に関連するツボに鍼灸を行います。
こんな感じで、こりの原因の内臓機能を調整し、
同時にこっている筋肉も軟らかくなるので、
3次元と4次元の両面からアプローチできる方法です。
つまり、伝統的な療法でありながら
一歩先を行く療法でもあるのです。
即効性があり副作用はほとんどないこともあり、
多くの人に支持されていますが、
霊界科学の解明が進めば、
もっと普及してもおかしくないでしょう。
---------------------------------------
(筋肉絞り体操/姿勢改善編・実技セミナー)
・5月13日(月)18~20時(天六)
・5月18日(土)18~20時(天王寺)
・5月31日(金)14~16時(天王寺)
・6月 5日(水)18~20時(天六)
新発想!立ったまま行える体幹トレーニング
【セミナーの詳細はこちら】

--------------------------------------

--------------------------------------
プライベートやブログに書けないことはメルマガで。

![]()
岡田です。
最近この肩こりシリーズは、
内臓機能を整える方法を順次紹介しています。
前回は『血液をキレイにする吸玉療法』でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12454820357.html
今回は『鍼灸療法』です。
ふだんは話題に上りにくい大昔の話ですが、
訳ありで高校を卒業してすぐに鍼灸学校に進学しました。
18歳から関わっている療法なので、
もう40年以上鍼を使っていることになります。
初めは、中医の先生から眼科の中国鍼を学び、
眼底鏡を覗いてから眼球の周辺など、
関連のツボに長いハリを刺入していました。
つづいて経絡療法としての鍼を学びました。
つまり、治療家の原点は鍼灸なのです。
いまでも、鍼は毎日の施術の中で使っている、
指の延長のようなとても身近な道具です。
今日は、専門家向きではなく、
普通の人向きの鍼灸のお話です。
(鍼灸とは)
鍼灸は説明が不要なほどに広く浸透しています。
それもそのはず、鍼灸の歴史は古く、
中国は前漢の時代の書「黄帝内経」にまで遡ります。
その後も脈々と受け継がれて現在に至り、
日本では国家資格としての鍼灸師があり、
鍼灸医学は医師と鍼灸師を中心に研究されています。
ハリは注射針に比べ遙かに細く、
ほとんど痛みを感じることなく刺入できます。
一方の灸は、
長らく皮膚上のもぐさに点火していましたが、
近年は、間接灸である温灸が中心になっています。
私は長寿研究所を営んでいた祖父から引き継いで、
40年近く鍼灸療法を行っていますが、
いろいろな症状に使えるのでとても重宝しています。
五十肩をはじめとした関節の痛み、
肩や腰の張りや痛み、
神経痛、リウマチなどに有効とされていますが、
内臓機能の調整にも適しています。
(なぜ内臓によいのか)
鍼灸は内臓の慢性症によく使われています。
経験則としては、
心臓、肺、血管などの循環器系、
胃や腸などの消化器系、
腎臓や膀胱などの泌尿器系に実績があります。
では、なぜ鍼灸は内臓機能に使えるのでしょうか。
それは、自律神経を介して内臓機能に作用すること、
内臓に関連したツボが全身にあること、
鍼灸は気の流れの調整に適していることです。
気とは、肉体に宿るエネルギーです。
霊や魂とほぼ同じものを指していますが、
気という場合は血液の循環のように、
循環するエネルギーを指しています。
電気や磁気を思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。
日常生活の中で、肉体的、精神的ストレスを受けたり、
また、ケガや不摂生などで気の流れに乱れが生じると、
気のめぐりが悪い部分が発生し、
関連する組織や臓器の機能が低下します。
たとえば、心労が続いて胃潰瘍になったりしますね。
こんな場合に、胃に関連するツボに鍼や灸を行うと、
気の流れが良くなり、
胃の機能が正常化することがあります。
他の臓器の場合でも同様で、
臓器に関連したツボは全身に数多くあるので、
それらを組み合わせて、
症状によって鍼や灸を使い分けるわけです。
(肩首こりの場合)
このように鍼灸は、
内臓の機能低下によって起こる肩首のこり、
腰痛に対しても効果があるわけです。
たとえば胃の調子が悪くなると、
背中の真ん中あたりがこってきますので、
そこと胃の機能に関連するツボに鍼灸を行います。
こんな感じで、こりの原因の内臓機能を調整し、
同時にこっている筋肉も軟らかくなるので、
3次元と4次元の両面からアプローチできる方法です。
つまり、伝統的な療法でありながら
一歩先を行く療法でもあるのです。
即効性があり副作用はほとんどないこともあり、
多くの人に支持されていますが、
霊界科学の解明が進めば、
もっと普及してもおかしくないでしょう。
---------------------------------------
(筋肉絞り体操/姿勢改善編・実技セミナー)
・5月13日(月)18~20時(天六)
・5月18日(土)18~20時(天王寺)
・5月31日(金)14~16時(天王寺)
・6月 5日(水)18~20時(天六)
新発想!立ったまま行える体幹トレーニング
【セミナーの詳細はこちら】

--------------------------------------

--------------------------------------
プライベートやブログに書けないことはメルマガで。
