こんにちは、
岡田です。


前回は『夏の疲れによる肩こり他力解消法』でした。
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12406637331.html

この手の肩こりに結果が出ている施術を中心に、
骨格、筋肉、皮膚の整復術や高気圧、鍼灸など紹介しました。



いろんなエクササイズを紹介している間に、
首肩こりシリーズは1ヶ月以上開いてしまいました。

「肩こり研究が情報発信の原点、1995~」なのに、
進化、多角化して最近は影が薄れてきましたね。


とはいえ、原点は大切にしたいし、
まだまだ時代遅れではない内容なので再開。


これは、自律神経と肩こりの関係という内容ですが、
肩こりと自律神経さらに霊体までフォーカスしてみましょう。


(自律神経と肩こりの関係)


精神ストレスが溜まると、
自律神経のうち交感神経が優位になります。


では、交感神経が優位になるとどうなるのでしょうか。


安保免疫学によると、血液中の白血球、
中でも顆粒球が増えることが分かっています。

顆粒球は白血球中の54~60%を占めていますが、
これが増えると活性酸素が大量に発生します。

また、組織破壊や血流障害がおこり疲労物質が溜まります。


活性酸素の害については、ここでは省略しますが、
局所の血流が悪く疲労物質が溜まることで、
首こり肩こりや痛みが出るわけです。

これが、ストレスが溜まって肩・首こりになるケースです。


一方、精神ストレスがほとんどない環境では、
肩・首のこりは起こらないかというと、
そんなことはありません。

この場合でも、首こり肩こりは起きます。


精神ストレスが少なすぎる環境では、
自律神経のうち副交感神経が優位になりますが、
副交感神経が優位になると白血球の中のリンパ球が増えます。

ふつう、リンパ球は白血球の中で25~41%を占めています。


リンパ球の数が増えすぎると何が起こるのかというと、
異物に対して過剰反応をおこしたり、
過度の血管拡張によりうっ血します。

その結果、結局血行が悪くなり、
知覚過敏や肩・首のこりが発生するのです。


つまり、精神ストレスは、
多すぎても、少なすぎても体に悪いということです。


緊張が続く日常では交感神経が優位となり、
緊張感がない日々が続けば副交感神経が優位となる。

このどちらに傾きすぎても、
首こり、肩こりとなるというわけですね。


解消法は、ストレスと上手に付き合うこと。

「適度な刺激としての精神ストレスは必要」
ようはバランスが大切という結論になります。


どうしても、ストレスマネージメントが必要になります。

参照「ストレスマネージメント」
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12413049028.html


その方法は、十人十色、
ようは、緊張とリラックスのバランスを取ること。


緊張が続いている場合は、リラクゼーションを。
怠惰に流れている場合は、刺激をみたいな感じでしょうか。


仏教でいう「苦楽の中道」にあるように、
安楽な生活の中には正しさはなく、
苦行の中にも正しさはないというアレですね。


自律神経の話もこれに相通ずるものを感じますが、
左右の両極端を否定してバランスを取る。


これって、簡単なようでとても難しいですね。(^.^)


解消法2は、整体歩行。


整体歩行は体幹を使った全身運動の歩行です。

参照「正しい歩行姿勢を作るには」
https://ameblo.jp/baffaro7/entry-12402223480.html



自律神経は背骨の両横を縦に走っているので、
ココの刺激が自律神経のバランスを取るツボ。

整体歩行は、骨盤股関節と肩甲骨を積極的に使うことで、
リズム運動としての歩行動作を通じて背骨に揺らぎを与え、
自律神経に適度な刺激を与えます。


なので、ストレス肩こりの対策法といえるでしょう。

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