こんにちは、
岡田です。


日常、治療や健康指導、トレーニングなどを通じて、
食生活についてもアドバイスする機会が増えています。

近年、特に気になることは、
糖質制限を勘違いして体調を崩す人が多いこと。

なので、過ぎた糖質制限には危機感を持っています。


そこで、健康食生活の専門家、
船田先生のブログを参考に、
糖質制限の誤解を少しでも減らしたいと思います。


今回、リブログのタイトルは少し過激ですが、
地球的で非常に大局的な観点からの話なので、
そのスケール感に感銘し内容には共鳴しました。


このブログを読めば分かりますが、
ふつう数本の内容をぎゅっと詰め込んだような濃い中身です。


ですが濃すぎて読みにくいかもしれないので、
私が感じたポイントを抜き出してお伝えします。



以下、原文は青色で示しますね。


もちろん糖質を制限することは大事な考え方です。
しかし、「制限する」のはいいですが、
糖質を食事から「排除する」のは間違いです。



この勘違いが多いのですね。
ご飯を食べないとか極端な場合がけっこうあります。

食べ過ぎを制限することと、
排除することは全く違いますからね。

特に主食を排除するのはキケンです。

これで、体調の悪化をはじめ、
内臓を悪くしたり、精神に異常を来したり、
ダイエットのリバウンドが強烈だったりと、
うまくいった例を見たことがありません。

この共通項が糖質を排除しようとしているように見えました。


糖質を排除する考え方は、
現代文明の崩壊を意味することに繋がるのです。



これを世界中に広げて考えてみたらどうなるか、
というスケールの大きい話で興味深かったです。


しかしすべての食品の半分以上は、
お米と小麦とトウモロコシで作られているといっていいです。
豆やイモも合わせて、
現代の社会は糖質に支えられているのですね。



これも、世界中の食生活の現状を鳥瞰したうえで、
糖質がいかに重要な存在かという説得力ある話です。


たとえば、1キログラムの食料生産にどれだけ水が必要でしょうか?
お米3600キロ
小麦2000キロ
大豆2500キロ
鶏肉4500キロ
豚肉5900キロ
牛肉21,000キロ

牛肉だけ桁が違います。
これは、牛を育てるのに大量の穀物が必要だからです。
つまり人間が生きてゆくには食料が必要です。
しかし地球規模でみると食料と水は不足しているのです。


そして地球の人類は
穀物の糖質で生きているといっていいです。

その中で生きていながら、
糖質制限が健康やダイエットに良いというのはどうなんだろう?



日本は水資源が豊かな国で、
その経済力で豊かな食生活を送れていますが。
世界中で見ると水も食料も不足しています。

その現状を踏まえたうえで、
糖質制限に対して警鐘を鳴らしている、
地球も人類も愛する船田氏の姿勢に共鳴します。


やはり糖質を賢く食べながら健康になる方法がいいと思います。
実は日本人が美しかった理由がここにあります。
お米にもたんぱく質が含まれますが、
そのたんぱく質を分解すると必須アミノ酸の一部が不足しています。
それがリジンというアミノ酸で、
お米だけでは栄養バランスがいまひとつ悪いのです。
ところが、大豆にはリジンが豊富に含まれています。
これが昔の日本人の健康維持に役立っていると思うのです。
昔の日本人は「お米」「味噌」「野菜」で生きていたといっていいです。



私も、行き過ぎた食の欧米化が、
生活習慣病や未病の原因になっていると考えているので、
この話には「なるほど」とうなりました。


ご存知のように味噌の原料は大豆です。
そのため、味噌汁にはたんぱく質が多く含まれるのです。
ご飯とみそ汁と野菜。
そこに、お魚やお肉が加わればさらにいいですね。
やはりこれが人類の目指す食糧事情ではないかなと思います。

ただ、問題はお米が精製炭水化物になっていることです。
白米になると栄養価がガタ落ちですから、そこが問題点なのだと思います。
つまり、
玄米ご飯とみそ汁と野菜類。
この基本にお魚やお肉を加える食生活。
クールジャパンと言われて久しいですが、
これが、人類の目指す食事の方向性ではないかと思います。



私は玄米はたまにしか食べていませんが、
毎日、精米機で5分づき程度のご飯を食べています。

これを食べるようになってからは、
外食で白米を食べると「出し殻」のような頼りなさを感じます。

そして、何より美味しい。

世界中の各地域では、
その土地に合う穀類が主食となっています。

この主食と、ジャンクフードの糖質では全く違うもの、
天国と地獄のような差を感じてしまいます。


たびたび船田氏のブログを読んで思うことがあります。
おそらく食生活を通じた
「人類の健康の為に活動されているのだろうなぁ」と。


今回のブログも、いい学びになったので、
シェアを兼ねて紹介しました。(^^)/



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